インペリアルウィング富山迎賓館 ●ベルセレマグループ
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~ ★★★の起源 第一章 ~
更新:2011/5/5 19:21
こんにちは またまた 登場してきました
豆知識博士 よっちゃんで~す。
毎回 いろんなことを
皆さんに お伝えしたいんですが、
伝えることが たくさんあって
いつも どんなことから
伝えようか 悩むんですよね。
今回のテーマは 起源
これは シリーズ化していこうと 思っています。
結婚式に関しての 起源 というのは
本当に たくさんあるのですが
まずは 白無垢の起源 から お話しいたしましょう。
古代から 中国思想の影響を受けた
"陰陽五行説"から"白"という色は
北方位の表示であり 暦法では
12月から1月にあたり
ことの初めを表す とされています。
奈良時代の服飾令においても
その階級における色として
指定されていたように
色の持つ意味は重んじられています。
日本では 白は『清浄な神の世界の色』
白色を『神の清浄を表す最高の色』としています。
『古事記』に記されている
伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の
両神の結婚の儀も 陰ー陽ー陰の三度に
分けていたことになぞらえて
3日間かけての婚礼儀式や
三三九度の儀式も すべて関連しているといわれています。
古代ではまず
陰の式は初日
2日目まで白装束で『神の嫁』と なり
3日目は陽の式で 色物の衣裳に着替えて
『人間の嫁』に なると 言い伝えられていることもあります。
また 平安朝時代でも
白は婚礼・生誕(出産)にも基調としており
平清盛夫人時子が白装束を着て
徳子を生んだとも伝えられています。
花嫁の白は 花嫁の『清浄無垢』と
嫁いで『何色にも染まります』という
心を表すとしているのは
日本の武家社会からの独特の考え方が
西洋文化のウエディングドレスにも 共通されているようですね。
あと白無垢には 綿帽子が付き物ですが
一緒に角隠しに関しても お話しましょう。
まずは 綿帽子
中世までの女性は外出時
かぶりもの(被衣)で顔や頭を隠して出掛けていました。
その影響により 室町時代の真綿で作られた防寒用のかぶりものがありますが
これが 綿帽子のルーツとされています。
江戸時代に婚礼用として綿帽子は白無垢の時だけとなりました。
角隠し のルーツは
江戸時代の武家女性が外出時に
ホコリよけとして付けていた 『揚帽子』 と思われます。
明治維新とともに使われなくなりましたが 明治の中期から あこがれだった
武家女性(御殿女中)を真似て花嫁が用いるようになり復活しました。
角隠しは 女性の嫉妬心を戒めるために 被せられるとも言われています。
明治以降 色打掛での挙式は角隠しで行い 披露宴では はずしています。
これから 新婚家庭を築く 新郎・新婦の
お二人の幸せを祈る気持ちが こめられた
言い伝えや 慣習は 昔も今も延々と
語り継がれているんですね・・・・・
私たちも 皆さんに いつまでも
語り継がれる 結婚式であるように
楽しく 明るく 元気よく
頑張ります。
まだまだ お話したいのですが
次回に しておきましょうね。
また お会いできるのを 楽しみにしています。
それでは
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