【 和婚をもっと盛り上げ隊♡ 】 奥ゆかしい花嫁姿。白無垢 × 綿帽子の意味

日本の花嫁の象徴
奥ゆかしい白無垢姿。


ウェディングドレスもいいけれど、
日本古来の伝統的な和装も素敵・・。


結婚式が決まった花嫁様の中には
こんな風に衣裳選びにお悩みの方も
きっとたくさんいらっしゃるはず。


本日のブログでは
和装の花嫁衣裳についての
基礎知識をご紹介いたします ✿







和装の花嫁衣裳は大きく3つの種類があるのをご存知ですか？


・白無垢
・色打掛
・花嫁振袖（ 引き振袖 ）


そして、婚礼の3原色といわれているのがこちらの3色。


白色　＝　「 清浄潔白 」 「 嫁ぎ先の家風に染まる 」
赤色　＝　「 内に秘める情熱 」 「 一生懸命にお仕えする決意 」
黒色　＝　「 嫁いだ後に他の色に染まらない 」


和装の花嫁衣裳の中でも
一番格上とされるのが ＜ 白無垢 ＞ です 。


白無垢とは、打掛・掛下はもちろんのこと
頭からつま先に至るまで白色を纏った衣裳のこと。


婚礼衣装における白無垢のはじまりは室町時代の頃。
それよりもはるか昔から、白色は神聖な色として重用されてきました。





白無垢姿と合わせて身に着けるのが ＜ 綿帽子 ＞ 。


綿帽子には、
「 挙式が済むまで新郎以外の人に顔を見られないようにする 」
という意味合いがあります。





全身を白色で統一した白無垢の中にも、
裏地が緋色（ ＝ 赤 ）のデザインのものがあります。


先ほどご紹介した婚礼の3原色のひとつ 「 赤色 」 は、
「 内に秘める情熱 」 「 一生懸命にお仕えする決意 」
という意味を持つと同時に、「 血の色 」 を表しています。


嫁ぐことへの並々ならぬ強い決意が
こめられていることが伝わりますね。





花嫁にとって白無垢を纏うことは
“ 結婚に対する決意 ” を大勢の前で披露するということ。


まっさらな気持ちで新しい人生の門出に立つ日にふさわしい
嫁ぐ決意を表す ＜ 白無垢 ＞ 。


神前式を予定されている方はもちろん、
ドレスのみをお考えの方も
衣裳選びの際には是非一度、
白無垢にも袖を通してみてはいかがでしょうか。