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スタインウェイピアノ 世紀の大修復
更新:2017/5/29 18:00
世紀の大改修を終えたピアノ、「ゴールデンスタインウェイ」をご紹介させて頂きます!
世界のピアニストが一度は弾いてみたいと言われる、スタインウェイ社のピアノ
その歴史は1853年にさかのぼります。
160年以上にわたって、世界最高峰のピアノを作り続けてきたスタインウェイ社は
当時からピアノの特許技術をたくさん持ち、ニューヨークで数々のピアノコンテストで
受賞し名実ともに世界最高峰のピアノを作るピアノ会社となりました。
ピアノ業界の先駆けとなった手作業による工程は、現在にも受け継がれているそうです。
さて、エスタシオン・デ・神戸に保存されている「ゴールデン・スタインウェイ」は、
フランスの富豪が1893年初め、スタインウエイ社ロンドン支店に注文し、
つねづね自分が後援している(画家)リュシアン・シモネと(彫刻師)G・ブランニングハウゼンに
アートを依頼しました。
1894年7月27日スタインウエイ社ハンブルグ工場において完成(製造番号
78509)。今年の7月27日で123年歳になる現役のピアノなのです。
その後家族と共にこのピアノを携えてアメリカに移り住み、子、孫と大
切に受け継ぐも近年使う人が居なくなり、このままではピアノが可愛想だから
愛好する人に譲りたいという思いから、100年以上もの間受け継がれた名器を、
エスタシオン・デ・神戸が譲り受け、エントランスホールの顔として、また
現役の楽器として今も輝き続けてます。
そのピアノの大修復を行っていたのですが、今回紹介するのは(彫刻師)G・ブランニングハウゼンが手がけたアートの修復のお話。
120年以上の時が建った影響で、彫刻部分に塗装した色も薄くなり、中には
細かい彫刻を貼り合せた細工部分は、剥がれ落ちる事もしばしばありました。
この修復は日本でも著名な美術品修復師によって、京都の工房で3ヵ月間の月日を
掛けて一つ一つ手作業で修復されることになりました。
剥げ落ちた、彫刻部分は
彫刻の風合い・形・などを再現する為に、彫刻しなおす工法をとらず
すべての彫刻部分を石膏で型をとり、特殊な溶材を使って整形して当時と
同じ風合いを再現しております。
色も、120年間で日焼けをしており当時と同じ色を塗るとその部分だけが
浮いてしまうので、日焼けした感じを再現する為に、色も調合してピアノ本体
とのバランスを見ながら少しずつ塗り直されました。
また、座面も見事に修復されております。
修復して分かった事なのですが、座面には藁が
たくさん敷き詰められており、その藁を覆うように
座面の張地が貼られていました。当時は藁を使って
クッションの代わりしていたのですね。
ぜひ、当時のピアノを現代の最高技術で修復されたピアノと椅子を
エスタシオン・デ・神戸にお越しの際はご覧ください。
世界のピアニストが一度は弾いてみたいと言われる、スタインウェイ社のピアノ
その歴史は1853年にさかのぼります。
160年以上にわたって、世界最高峰のピアノを作り続けてきたスタインウェイ社は
当時からピアノの特許技術をたくさん持ち、ニューヨークで数々のピアノコンテストで
受賞し名実ともに世界最高峰のピアノを作るピアノ会社となりました。
ピアノ業界の先駆けとなった手作業による工程は、現在にも受け継がれているそうです。
さて、エスタシオン・デ・神戸に保存されている「ゴールデン・スタインウェイ」は、
フランスの富豪が1893年初め、スタインウエイ社ロンドン支店に注文し、
つねづね自分が後援している(画家)リュシアン・シモネと(彫刻師)G・ブランニングハウゼンに
アートを依頼しました。
1894年7月27日スタインウエイ社ハンブルグ工場において完成(製造番号
78509)。今年の7月27日で123年歳になる現役のピアノなのです。
その後家族と共にこのピアノを携えてアメリカに移り住み、子、孫と大
切に受け継ぐも近年使う人が居なくなり、このままではピアノが可愛想だから
愛好する人に譲りたいという思いから、100年以上もの間受け継がれた名器を、
エスタシオン・デ・神戸が譲り受け、エントランスホールの顔として、また
現役の楽器として今も輝き続けてます。
そのピアノの大修復を行っていたのですが、今回紹介するのは(彫刻師)G・ブランニングハウゼンが手がけたアートの修復のお話。
120年以上の時が建った影響で、彫刻部分に塗装した色も薄くなり、中には
細かい彫刻を貼り合せた細工部分は、剥がれ落ちる事もしばしばありました。
この修復は日本でも著名な美術品修復師によって、京都の工房で3ヵ月間の月日を
掛けて一つ一つ手作業で修復されることになりました。
剥げ落ちた、彫刻部分は
彫刻の風合い・形・などを再現する為に、彫刻しなおす工法をとらず
すべての彫刻部分を石膏で型をとり、特殊な溶材を使って整形して当時と
同じ風合いを再現しております。
色も、120年間で日焼けをしており当時と同じ色を塗るとその部分だけが
浮いてしまうので、日焼けした感じを再現する為に、色も調合してピアノ本体
とのバランスを見ながら少しずつ塗り直されました。
また、座面も見事に修復されております。
修復して分かった事なのですが、座面には藁が
たくさん敷き詰められており、その藁を覆うように
座面の張地が貼られていました。当時は藁を使って
クッションの代わりしていたのですね。
ぜひ、当時のピアノを現代の最高技術で修復されたピアノと椅子を
エスタシオン・デ・神戸にお越しの際はご覧ください。
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