赤い薔薇の花言葉は?特別な日に贈りたい薔薇の本数・色別の意味

2023/9/19 11:00

花束のプレゼントには、赤い薔薇をイメージする人も多いかもしれません。赤い薔薇の相場や花言葉を知っていますか?この記事では、薔薇の花の特徴や相場、赤い薔薇の花言葉、贈り物としてのおすすめの本数を、第一園芸株式会社クリエイティブ・ディレクターの石川恵子さんに伺いました。また、赤い薔薇以外の贈り物に適した薔薇の花や、薔薇を贈るのにおすすめのシーンも解説します。

薔薇の花の特徴



薔薇の花の特徴

気品があり華やかな印象の薔薇は、「花の女王」といわれ、古くから多くの人に愛されてきた花です。そのため、花の色や形のバリエーションも豊富で、薔薇の種類は3万種以上もあるといわれています。

薔薇は花の中でも香りが豊かな花で、強香、中香、微香、無香といった香りの強度があります。また、薔薇の香りは、種類や成分によって、ダマスク・クラシックの香り、ダマスク・モダンの香り、ティーの香り、フルーティーの香り、スパイシーの香り、ブルーの香り、ミルラの香りの7つのタイプに分類されます。

一年中入手できることも魅力の一つです。庭に咲く薔薇は春と秋が旬ですが、切り花は一年を通して生花店で見ることができます。「愛情」や「美」などの花言葉を持ち、プロポーズの定番の花でもあります。

薔薇の花の1本当たりの相場は、種類や時期によって異なりますが、1本600〜1000円程度です。高級な花ですが、華やかな見た目や香り、花言葉などから、大切な人へのギフトに適しているといえるでしょう。


赤い薔薇の花言葉



赤い薔薇の花言葉

赤い薔薇の花言葉は「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」です。

「あなたを愛しています」「愛情」「熱烈な恋」といった花言葉と一緒にプロポーズに贈ったり、大切な人や素敵な人、尊敬する人などにも、「美」「情熱」などの意味を託して、赤い薔薇を贈ることができるでしょう。


贈り物の赤い薔薇。おすすめの本数は?



贈り物の赤い薔薇。おすすめの本数は?

薔薇は本数によって花言葉が異なります。

ここでは、贈り物として代表的な本数を紹介します。また、花言葉だけでなく、贈る相手の年や記念日の日付と同じ本数にするなど、数にこだわってみるのもおすすめです。贈る薔薇に花言葉や本数で意味を加えると、記憶に残るプレゼントになるはずです。

1本の薔薇


「ひと目ぼれ」
ひと目ぼれをした相手に、「会った瞬間に恋に落ちた」という思いが伝えられる1本の薔薇。特別な1本に見えるように、ボックスなどに入れて贈ってみてはいかがでしょうか。コンパクトなので、花束の持ち運びが難しい状況にもおすすめです。

5本の薔薇


「あなたのことをとても大切に思っています」
恋人との記念日はもちろん、友人や家族の誕生日など、大切な相手に思いを込めて贈ることができます。贈る相手との関係性や状況を選ばない意味なので、比較的どんな相手にも贈れる本数です。

9本の薔薇


「永遠の愛」
「永遠の愛」というロマンチックなメッセージが込められた9本の薔薇。恋人への誕生日やふたりの記念日、プロポーズなど、愛を伝えたいときにおすすめの本数です。

12本の薔薇


「私と付き合ってください」
12本の薔薇は、ダズンローズとも呼ばれ、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠の、12の意味を込める場合もあります。

好きな相手への告白以外にも、12の意味を託して、恋人や友人に贈ることができます。

108本の薔薇


「結婚してください」
「108=とわ(永遠)に」と読めるため、プロポーズの意味が込められています。

108本の薔薇となると、両手で抱えるくらいのサイズ感になります。花束を贈った後の持ち運びなども考慮することをおすすめします。

薔薇の本数ごとの花言葉をもっと知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。
バラの花言葉!花束を贈る前に知りたい色別・本数の花言葉


赤い薔薇以外に贈り物に適した薔薇の花



赤い薔薇以外に贈り物に適した薔薇の花

薔薇は色によって花言葉が異なり、赤い薔薇以外にも贈り物に適した意味を持つものがたくさんあります。贈り物におすすめの色の薔薇とその花言葉を紹介します。

淡いピンクの薔薇


「優しさ」「恵み」
淡いピンクは、多くの人に好まれる薔薇の色なので、贈る相手の好みがわからないときは、淡いピンクの薔薇がおすすめです。また、「優しさ」「恵み」という花言葉も、関係性を選ばずに贈りやすい意味です。

ピンクの薔薇の花言葉について、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事をご参考ください!
ピンクのバラの花言葉!愛情の意味を込めたプレゼントにおすすめ

ピーチ・アプリコットの薔薇


「上品」「気品」
薔薇の色選びに迷ったときにおすすめなのは、ピーチ・アプリコットの薔薇。性別を問わず贈りやすい色で、花言葉も贈る人を選ばない意味です。友人の誕生日やお世話になった人へのお礼にも向いています。

ブラウンの薔薇

ブラウンの薔薇

「信頼」「謙虚」「品格」
おしゃれな印象を与えるブラウンの薔薇。性別を問わず喜ばれそうな色や花言葉なので、女性はもちろん男性への贈り物にもおすすめです。

店頭にない場合も多いので、ブラウンの薔薇が欲しい場合は、事前にオーダーした方がよいでしょう。


ネガティブな薔薇の花言葉には注意



ネガティブな薔薇の花言葉には注意

薔薇にはポジティブな意味の花言葉がたくさんありますが、中にはネガティブな意味を持つ色や本数もあります。注意が必要な色や本数について解説します。

黄色の薔薇


黄色の薔薇には「友情」「思いやり」などのポジティブな意味もありますが、「嫉妬」の意味もあります。薔薇の意味を気にしすぎる必要はありませんが、変に誤解をされることが心配であれば、恋人へのプレゼントや記念日の贈り物などには避けた方がよいかもしれません。

黄色い薔薇の花言葉について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
黄色いバラの花言葉!バラや黄色の花に込められた意味を徹底解説

4本の薔薇


数字の4は、「死」と同じ響きなので、日本では避けられる本数です。

また、西洋の特にキリスト教徒の多い国においては、13が忌み数とされています。ただ、英語圏の国では13本は「永遠の友情」という意味もあります。


赤い薔薇を贈るのにおすすめのシーン3選



赤い薔薇を贈るのにおすすめのシーン3選

花言葉を添えて赤い薔薇を贈るのにおすすめのシーンを挙げてみました。

プロポーズに赤い薔薇の花束を贈る


赤い薔薇の花言葉はプロポーズにぴったりです。「あなたを愛しています」「愛情」「熱烈な恋」といった花言葉を赤い薔薇に託して贈れば、きっと素敵なプロポーズになるでしょう。

また、9本や108本などのプロポーズに適した本数にこだわってみるのもおすすめです。

クリスマスに赤い薔薇の花束を贈る


赤はクリスマスカラーの一つでもあるので、赤い薔薇は恋人へのクリスマスプレゼントにもおすすめです。

赤い薔薇の華やかで上品な雰囲気と、花言葉と愛情たっぷりのメッセージで、思い出に残るクリスマスを演出してくれるはずです。

告白シーンに赤い薔薇の花束を贈る


赤い薔薇は告白シーンにもぴったりです。

12本の薔薇は「私と付き合ってください」という意味なので、赤い薔薇の花言葉に、12本の薔薇の意味が加われば、熱烈な告白のメッセージになるでしょう。


愛のメッセージを込めて赤い薔薇を贈ろう



愛のメッセージを込めて赤い薔薇を贈ろう

「あなたを愛しています」「愛情」「熱烈な恋」などの愛にまつわる花言葉がある赤い薔薇は、プロポーズや告白、記念日のプレゼントなどにおすすめです。どんな花束にすればいいのか、どれくらいの予算がいいのかなどと迷う場合は、フラワーショップの店員に相談しましょう。

贈る花束のイメージが固まっていれば、当日だと赤い薔薇の本数が揃わない可能性があるので、1週間くらい前に予約をしておくとよいでしょう。


取材・文/坂田圭永
画像提供/第一園芸株式会社


【監修】
第一園芸株式会社 クリエイティブ・ディレクター 石川恵子さん
「プラスONEの感動」をモットーに、花と緑でお客さまに感動を届けている第一園芸。花束やアレンジメントなどの花の販売に加え、ウエディングパーティやイベント会場での装花事業、オフィスや商業施設などの空間デザイン、環境緑化事業と、花と緑に関する多くの事業を展開する。特別な数で贈るローズブーケが好評のオンラインショップや、バラにまつわる話も出てくる暮らしの楽しみ方を提案するサイト『花毎(はなごと)』も公開中。
公式オンラインショップ:https://www.daiichi-engei.co.jp/ec/




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