プロポーズにバラの花束を贈るなら?本数・色別の花言葉の意味

花には花言葉があり、プロポーズの定番でもあるバラは本数や色によって花言葉が違います。例えば、108本のバラには「結婚してください」という花言葉があり、赤いバラには「あなたを愛しています」という意味があります。プロポーズにぴったりな花言葉を持つ本数や色を、第一園芸株式会社クリエイティブ・ディレクターの石川恵子さんに伺いました。

プロポーズにおすすめなバラの本数



プロポーズにおすすめなバラの本数

バラの花言葉は本数によって意味が異なります。「愛しています」「結婚してください」などといった、プロポーズにぴったりな花言葉を持つ本数を紹介します。

1本のバラの意味


「ひと目ぼれ」

「ひと目ぼれ」という意味の1本のバラ。花束ではなく、1本のバラをシンプルに贈るプロポーズも粋です。

2本のバラの意味


「あなたを深く愛しています」「この世界にふたりだけ」

2本のバラは、2本をふたりにかけて、「この世界にふたりだけ」という、なんともロマンチックな意味を持っています。

3本のバラの意味


「愛しています」

ストレートな愛の言葉が込められています。シンプルに自分の気持ちを伝えたいときは3本のバラがおすすめです。

5本のバラの意味


「あなたに出会えて本当に嬉しい」

出会えたことが嬉しいという、純粋な気持ちが込められた5本のバラ。「私もです!」と、つい答えてしまいそうな、明るくハッピーなプロポーズになりそうです。

5本のバラの意味

6本のバラの意味


「あなたのものになりたい」

逆プロポーズにも使えそうなフレーズです。あなたと一緒に生きていきたいという意志が伝わる花言葉です。

7本のバラの意味


「熱愛」「あなたに夢中」

口では伝えられないような気恥ずかしい言葉でも、花言葉なら素直に伝えられるかもしれません。

9本のバラの意味


「いつもあなたを思っています」

誠実で真剣な思いが伝わってくるような花言葉です。こんな言葉をもらったら、「ありがとう」と感謝の気持ちを返したくなりそうです。

10本のバラの意味


「あなたは完璧」

褒められて嬉しくない人はいないでしょう。プロポーズをされて嬉しいだけでなく、自分に自信も付きそうな花言葉です。

11本のバラの意味


「最愛の人」「あなたは私の大切な人」

最愛や大切な人という意味がある11本のバラ。これから家族になる相手に、大切な存在であることを伝えられる花言葉です。

12本のバラの意味


「私と付き合ってください」

花言葉は告白のシーンに合う意味ですが、「これからの人生を私に付き合ってください」という思いを込めてプロポーズにも使えます。

また、12本のバラは、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠という12の意味を込める場合があります。このすべての意味を12本のバラに託して、プロポーズしてみてはいかがでしょうか。

5本のバラの意味

14本のバラの意味


「あなたを誇りに思います」

結婚生活には相手を尊敬する気持ちも必要です。これからの人生を共にする相手に、「自慢のパートナーです」という思いを込めて贈ってみてはいかがでしょう。

17本のバラの意味


「愛する妻へ」

きちんとしたプロポーズがないまま結婚した場合、「愛する妻へ」と改めてプロポーズすることもありです。

18本のバラの意味


「いつまでも若々しさと美しさを」

一緒に楽しい毎日を過ごすことで、「いつまでも若々しいふたりでいよう」という願いを込めて贈れます。

19本のバラの意味


「あなたを待っています」

逆プロポーズやスピード婚の場合に使えそうなフレーズです。「私はいつでもOK」「ふたりの関係をゆっくり温めていきましょう」という思いが伝わります。

20本のバラの意味


「私を信じてください」「私はあなたに誠実です」

相手への真剣な気持ちを伝えたいときは、誠実という意味を持つ本数で伝えるのも一つの方法です。


20本のバラの意味

21本のバラの意味


「あなたに誓います」

相手への愛を誓うという気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。

24本のバラの意味


「24時間あなたを思っています」

24のバラの本数にかけて、24時間あなたのことを思っているという意味です。相手へのありったけの思いを24本のバラに託して贈れます。

33本のバラの意味


「あなたに愛を告げる」

小説や映画の主人公になったような気分になる、ロマンチックなフレーズです。33本のバラを贈るときは、花言葉を記したメモも添えて贈りましょう。

36本のバラの意味


「あの頃の愛を思い出して」

関係がマンネリ化してきているカップルには、36本のバラがおすすめです。改めて相手の大切さに気付いたり、新鮮な気持ちを取り戻したりするかもしれません。

37本のバラの意味


「心からあなたを愛しています」

37本のバラの意味は、プロポーズの言葉にも使えそうな「心からあなたを愛しています」。ストレートに思いを伝えたいときはおすすめです。

108本のバラの意味

40本のバラの意味


「あなたへの愛は本物です」

相手への愛は本物という、プロポーズにぴったりの意味を持つ40本のバラ。うそ偽りのない相手を思っている気持ちが伝えられます。

44本のバラの意味


「変わらぬ愛を誓います」

これから時を経ても変わらぬ愛なのか、出会った時から変わらぬ愛なのか、潔くかっこいいフレーズです。

47本のバラの意味


「あなたは私の唯一の人」

あなたは私にとってかけがえのない人という気持ちが伝わる花言葉です。「あなたしかいない」という思いを伝えたいときは、47本のバラがおすすめです。

48本のバラの意味


「変わらぬ愛」

ふたりが出会った時からはもちろん今後の未来も、「あなたを思う気持ちは変わらない」という固い決意が感じられる花言葉です。

50本のバラの意味


「結婚してください」「無条件の愛」「永遠」

わかりやすくストレートにプロポーズをしたいなら、50本のバラはいかがでしょうか。まさに、プロポーズにぴったりの花言葉を持つ本数です。

50本のバラの意味

51本のバラの意味


「私の心の中にはあなただけがいます」

こんな言葉を掛けられたら、ラブストーリーの主人公になった気分になれそうです。

99本のバラの意味


「永遠の愛」

99本のバラと共に永遠の愛を。相手への大きな愛を伝えられます。

101本のバラの意味


「あなたは私の唯一無二の存在です」

私にとって唯一無二な大切な人という意味が込められています。深い愛情が伝わる花言葉です。

108本のバラの意味


「結婚してください」

プロポーズのフレーズそのままが花言葉になった108本のバラ。「108=とわ(永遠)に」と読めることから、プロポーズの意味が込められています。

▼108本のバラや花言葉についてもっと知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
「108本のバラ」の花言葉&意味!プロポーズの花束にぴったり

144本のバラの意味


「昼も夜も永遠にあなたを愛しています」

ラブソングに出てきそうな印象的なフレーズです。言葉で伝えるのが恥ずかしい人は、ありったけの思いを花言葉で伝えるのもありです。

365本のバラの意味


「あなたが毎日恋しい」

1年と同じ日数の365本のバラ。「365日毎日あなたのことを思っています」という思いが伝えられます。

999本のバラの意味


「私の愛は時の終わりまで続きます」

部屋がバラで埋まってしまうほどの999本のバラは、なんてロマンチックな花言葉なのでしょう。今まで見たことがないであろう大量のバラと甘美な花言葉が、記憶に残るプロポーズを演出してくれるはずです。

1000本のバラの意味


「無限の愛」

豪華に華やかにプロポーズを盛り上げられる1000本のバラ。大迫力のバラと、この上ない深い愛情が込められた花言葉で思いが伝えられます。


プロポーズにおすすめなバラの色



プロポーズにおすすめなバラの色

バラは色によっても意味が異なります。色にこだわってバラの花束を選んでみるのもおすすめです。自分の気持ちにぴったりな色のバラを選んでみてください。

赤いバラの意味


「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」

プロポーズのシーンに定番の赤いバラ。そのイメージ通り、赤いバラはプロポーズにぴったりの花言葉を持っています。この花言葉から、プロポーズ=赤いバラの花束というイメージが付いたのかもしれません。

淡いピンク色のバラの意味


「幸福」「恵み」

ふんわりとした温かみのある淡いピンク色の印象にぴったりの花言葉です。「ふたりで温かい家庭を築いていきたい」という気持ちが込められています。

淡いピンクの薔薇の意味

濃いピンク色のバラの意味


「感謝」「称賛」

ビビッドなピンク色のバラは、相手への感謝の気持ちを表す意味です。プロポーズで改めて感謝を伝えたいときにおすすめです。

濃いピンク色のバラの意味

ピーチ色のバラの意味


「誠意」

相手への誠意を見せたいときは、ピーチ色のバラはいかがでしょう。「あなたを幸せにします」という誠実な思いを贈ることができます。

淡い紫色のバラの意味


「ひと目ぼれ」

ひと目ぼれをした相手へのプロポーズなら、淡い紫色のバラがおすすめです。ひと目ぼれをしたときの恋に落ちた気持ちを淡い紫色のバラに託して贈ってみてはいかがでしょうか。

淡い紫色のバラの意味

白いバラの意味


「純真」「新たな始まり」

白いバラは純粋な色のイメージ通り、無垢という意味があります。また、新たな人生のスタートを切るプロポーズにぴったりの意味も持っています。

白いバラの意味

黄色のバラの意味


「幸運」「幸せ」

黄色の元気なムードで、明るく華やかな花束になるでしょう。明るく幸せなふたりの未来が見えてきそうです。黄色のバラは「嫉妬」という花言葉もあるので、明るい花言葉を添えて贈るとよいでしょう。

オレンジ色のバラの意味


「絆」「情熱」

相手との絆や、熱い思いが感じられるオレンジ色のバラの花言葉。熱く決して揺るがないふたりの関係性が感じられます。

白いバラの意味

青いバラの意味


「夢がかなう」「奇跡」

青いバラは、ごく一部の品種を除いては、青や水色に染めたバラになります。珍しい色のバラなので、このような花言葉が付いたのかもしれません。

青いバラの意味

緑色のバラの意味


「希望」「再生」

緑色のクリーンなイメージにぴったりな花言葉です。写真は染めたバラではありませんが、緑色のバラも染めたものがあります。

緑色のバラの意味

▼バラの色別の花言葉を詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみてください。

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黄色いバラの花言葉!バラや黄色の花に込められた意味を徹底解説

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白いバラの花言葉!贈り物におすすめのバラの本数や色も解説

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プロポーズで避けた方がいい本数や色は?



プロポーズで避けた方がいい本数や色は?

バラには、贈り物に適さないネガティブな意味を持つ本数や色もあります。プロポーズでバラの花束を贈るとき、注意が必要な本数と色を挙げてみました。

プロポーズで避けた方がいいバラの本数


4本のバラ
「私たちの間には何もない」

13本のバラ
「永遠の友情」

15本のバラ
「本当にごめんなさい」

88本のバラ
「心の底からごめんなさい」

贈られた相手がこのバラの本数の意味を知ってしまったら、ショックを受けてしまう可能性があります。できれば避けた方がよいかもしれません。

プロポーズで避けた方がいいバラの色


茶色のバラ
茶色の花は枯れていると思ってしまう人もいます。特別なプロポーズのシーンに、良くない印象を与える可能性がある色は、できれば避けた方がよいかもしれません。

染色したバラ
染めた花は人工的で苦手な人や、花瓶などの水に染料の色が出ることがあります。驚く人もいるので、特別思い入れがあったり、贈られる人の好きな色でない限り、避けた方がよいでしょう。


バラの本数や色に思いを込めて愛を伝えよう



バラの本数や色に思いを込めて愛を伝えよう

華やかな見た目や香りから、贈り物にぴったりのバラの花。告白やプロポーズをする時にバラの花束を贈れば、素敵な雰囲気がさらに盛り上がることでしょう。

愛情や恋の花言葉を持つバラの中から、自分の気持ちにフィットする本数や色のバラを選んで、大切な人に気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。


取材・文/坂田圭永
画像提供/第一園芸株式会社


【監修】
第一園芸株式会社 クリエイティブ・ディレクター 石川恵子さん
「プラスONEの感動」をモットーに、花と緑でお客さまに感動を届けている第一園芸。花束やアレンジメントなどの花の販売に加え、ウエディングパーティやイベント会場での装花事業、オフィスや商業施設などの空間デザイン、環境緑化事業と、花と緑に関する多くの事業を展開する。特別な数で贈るローズブーケが好評のオンラインショップや、バラにまつわる話も出てくる暮らしの楽しみ方を提案するサイト『花毎(はなごと)』も公開中。
公式オンラインショップ:https://www.daiichi-engei.co.jp/ec/