「結婚の決め手」を既婚男女に調査!事前に確認しておくべきことは?
Index
20〜30代の既婚男女に聞いた、結婚を決めた理由やリアルエピソードを紹介。また、心理カウンセラーの小日向るり子さん監修の下、結婚を決める前に確認しておくべきポイントも解説します。

人生の大きな決断である結婚。世の中の既婚男女は、相手のどこに惹かれ、何を決め手として結婚したのでしょうか。
20〜30代の既婚男女104人に「結婚を決めた理由」を聞いたところ、下記のような結果となりました。
1位:相手といると居心地がよいから(67.3%)
2位:価値観が合うから(44.2%)
3位:頼りになるから(32.7%)
4位:直感的に結婚相手と感じたから(26.0%)
5位:家族が欲しかったから(24.0%)
6位:年齢・仕事のタイミングが合ったから(22.1%)
7位:子どもができたから(11.5%)
8位:親を大切にしてくれるから(10.6%)
9位:親に勧められたから/経済的に安定するから(8.7%)
10位:世間体が気になったから(5.8%)
※データ出典:マクロミルアンケート(複数回答可)
「同じタイミングで笑い、同じタイミングで悲しむ。お互いの価値観が合っていた」(27歳/男性)
「一緒にいてストレスがなかった。いつの間にか、いることが当たり前になっていた」(27歳/男性)
「週末たまに泊まったりしても生活のペースが合うし、穏やかで口調が優しい人だから結婚したいと思った」(29歳/女性)
「仕事が忙しく落ち込んでいた時に、何も言わずそばにいて支えてくれたことが結婚の決め手になった。無理に励まさず、自然体で寄り添ってくれる姿に安心感と信頼を強く感じ、この人とならこれから先も一緒に歩んでいけると思った」(25歳/女性)
「体調不良の時自宅まで駆け付けて受診など付き添ってくれた。コロナ下かつ親族が遠方にいたのでとても頼りになった」(26歳/女性)
「子どもが欲しかったため、付き合う前に告白された時から結婚の話をしていました」(28歳/女性)
「次の転勤が決まったら一緒に住もうと話が出ていた中、転勤地が思っていたより遠方だったため、仕事を辞めてついていくなら婚姻届を提出しようとなった」(29歳/女性)
アンケートでは、多くの人が「居心地のよさ」や「価値観の一致」といった、感覚的にフィットしていることを大切にしている人が多数でした。また、精神面や体調面で不安がある時に支えてくれた体験がきっかけとなったという声も。
一方で、フィーリングだけでなく「子ども・家族が欲しかった」「転勤などの仕事の影響から結婚することに決めた」という現実的な理由が決め手となったカップルも少なくないようです。
自分たちの気持ちだけでなく、将来を考えるタイミングで結婚という選択肢を視野に入れることもあるでしょう。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024(全国推計値)」では、付き合い始めてから結婚するまでの平均交際期間は3年4カ月です。
データの詳細を見てみると、1年未満で結婚した人から10年以上じっくりお付き合いをして結婚を決めた人まで、その道のりはカップルによってさまざま。
しかし、全体の約半数(48.2%)が交際3年以内に結婚を決めており、多くのカップルにとって「3年」が一つの大きな区切りとなっていることがうかがえます。
※データ出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ

大好きな相手であっても、結婚となれば日常を共にするパートナーとしてより深い関わりを持つことになります。
結婚してから戸惑うことがないよう、結婚を決める前に何を確認しておくとよいのでしょうか。
多くの夫婦関係の相談に乗ってきた小日向さんに聞いた5つのポイントを見ていきましょう。
ふたりで過ごす時間に心から安心できているかを自分の心に問いかけてみましょう。
具体的には、「沈黙が苦にならない」「背伸びせず自然体でいられる」「相手に否定やジャッジをされる不安がない」といった感覚です。
喜怒哀楽の激しいドラマチックな恋愛は刺激的ですが、日常生活の積み重ねである結婚においてはホッとするような安心感が重要となってきます。
趣味などの楽しいことを共有できるのも素敵ですが、結婚生活においては「何に不快感を抱くか」という感覚の不一致がないことの方も重要です。
例えば、「部屋の散らかり具合をどこまで許容できるか」「どのような生活音をストレスに感じるか」といった、不快のボーダーラインが近いかどうかを確認してみましょう。
また、広義の「不快」という意味では、けんかというネガティブな状況への向き合い方もポイントです。
お互いに歩み寄る姿勢があるか、素直に謝罪ができるか。こうした負の状態を解消するプロセスが共通していることは、穏やかな関係を続ける鍵になります。
「あなたの味方は誰ですか?」と聞かれた際、真っ先にパートナーの顔が浮かぶかどうかを確認してみましょう。
親、仕事など、人生において大切なものは人それぞれにあります。
しかし、困難に直面した時や心が弱ってしまった時に、「この人は絶対に自分の味方でいてくれる」という精神的なよりどころがあるかどうかは、長い結婚生活を維持する上で大切です。
人生には予想外の出来事がつきものなので、すべての計画が一致している必要はありませんが、人生設計の方向性が近しいかどうかは事前に確認しておきたいポイントです。
特に意識したいポイントは3つあります。
まずは住む場所です。都会がいいのか地元がいいのか、あるいは転勤には同行できるのかを話し合っておくとよいでしょう。
次に働き方。共働きを前提とするのか、専業主婦・主夫を希望するのかといったキャリアのあり方です。
そして最後に子どもについてです。希望の有無や時期、人数など、家族の形に関して、どんなイメージを持っているかを確認しましょう。
交際中は、お金の話をすることを避ける人もいるかもしれませんが、結婚を考えるのであれば経済的な価値観の共有は避けて通れません。
例えば、「毎月いくら貯蓄したいか」という貯蓄への意識、借金やローンに対する考え方、さらには家計をふたりで管理するのか分担するのかといった部分まで、一度擦り合わせをしてみましょう。
お金の感覚のずれは、日々の暮らしの中で直接的なストレスになりやすいため、少しずつお金について話し合える関係を築いていきましょう。

結婚を決めるタイミングやその理由に、正解はありません。周りのスピードや世間一般のデータと比べて焦る必要はなく、ふたりにとってのその時が訪れた時こそが、最良のタイミングといえます。
また、今回紹介したチェックポイントも、すべてが一致している必要はありません。大切なのは、違いに直面した時に相手と話し合っていけるかどうかです。
もし今、結婚に対して迷いや不安を感じているのなら、まずは隣にいるパートナーに心の中で考えていることを分かち合うことから始めてみるといいですね。
取材・文/NANA
【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。(社)日本産業カウンセラー協会産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。個人カウンセリングの他、心理・恋愛関連の執筆活動やメディア出演、企業に対するメンタルヘルス講義を行う。2026年1月現在の相談受付件数は約7000件。著書『何でもまわりのせいにする人たち』。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/
結婚を決めた理由と決め手になったエピソード

人生の大きな決断である結婚。世の中の既婚男女は、相手のどこに惹かれ、何を決め手として結婚したのでしょうか。
20〜30代の既婚男女104人に「結婚を決めた理由」を聞いたところ、下記のような結果となりました。
Q.パートナーとの結婚を決めた理由は?
1位:相手といると居心地がよいから(67.3%)
2位:価値観が合うから(44.2%)
3位:頼りになるから(32.7%)
4位:直感的に結婚相手と感じたから(26.0%)
5位:家族が欲しかったから(24.0%)
6位:年齢・仕事のタイミングが合ったから(22.1%)
7位:子どもができたから(11.5%)
8位:親を大切にしてくれるから(10.6%)
9位:親に勧められたから/経済的に安定するから(8.7%)
10位:世間体が気になったから(5.8%)
※データ出典:マクロミルアンケート(複数回答可)
パートナーとの結婚を決めたエピソード
「同じタイミングで笑い、同じタイミングで悲しむ。お互いの価値観が合っていた」(27歳/男性)
「一緒にいてストレスがなかった。いつの間にか、いることが当たり前になっていた」(27歳/男性)
「週末たまに泊まったりしても生活のペースが合うし、穏やかで口調が優しい人だから結婚したいと思った」(29歳/女性)
「仕事が忙しく落ち込んでいた時に、何も言わずそばにいて支えてくれたことが結婚の決め手になった。無理に励まさず、自然体で寄り添ってくれる姿に安心感と信頼を強く感じ、この人とならこれから先も一緒に歩んでいけると思った」(25歳/女性)
「体調不良の時自宅まで駆け付けて受診など付き添ってくれた。コロナ下かつ親族が遠方にいたのでとても頼りになった」(26歳/女性)
「子どもが欲しかったため、付き合う前に告白された時から結婚の話をしていました」(28歳/女性)
「次の転勤が決まったら一緒に住もうと話が出ていた中、転勤地が思っていたより遠方だったため、仕事を辞めてついていくなら婚姻届を提出しようとなった」(29歳/女性)
アンケートでは、多くの人が「居心地のよさ」や「価値観の一致」といった、感覚的にフィットしていることを大切にしている人が多数でした。また、精神面や体調面で不安がある時に支えてくれた体験がきっかけとなったという声も。
一方で、フィーリングだけでなく「子ども・家族が欲しかった」「転勤などの仕事の影響から結婚することに決めた」という現実的な理由が決め手となったカップルも少なくないようです。
自分たちの気持ちだけでなく、将来を考えるタイミングで結婚という選択肢を視野に入れることもあるでしょう。
結婚までの平均交際期間は3年4カ月

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024(全国推計値)」では、付き合い始めてから結婚するまでの平均交際期間は3年4カ月です。
データの詳細を見てみると、1年未満で結婚した人から10年以上じっくりお付き合いをして結婚を決めた人まで、その道のりはカップルによってさまざま。
しかし、全体の約半数(48.2%)が交際3年以内に結婚を決めており、多くのカップルにとって「3年」が一つの大きな区切りとなっていることがうかがえます。
※データ出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
結婚を決める前に確認しておきたい5つのこと

大好きな相手であっても、結婚となれば日常を共にするパートナーとしてより深い関わりを持つことになります。
結婚してから戸惑うことがないよう、結婚を決める前に何を確認しておくとよいのでしょうか。
多くの夫婦関係の相談に乗ってきた小日向さんに聞いた5つのポイントを見ていきましょう。
ふたりでいる時に安心できるか
ふたりで過ごす時間に心から安心できているかを自分の心に問いかけてみましょう。
具体的には、「沈黙が苦にならない」「背伸びせず自然体でいられる」「相手に否定やジャッジをされる不安がない」といった感覚です。
喜怒哀楽の激しいドラマチックな恋愛は刺激的ですが、日常生活の積み重ねである結婚においてはホッとするような安心感が重要となってきます。
不快と感じることを共有できるか
趣味などの楽しいことを共有できるのも素敵ですが、結婚生活においては「何に不快感を抱くか」という感覚の不一致がないことの方も重要です。
例えば、「部屋の散らかり具合をどこまで許容できるか」「どのような生活音をストレスに感じるか」といった、不快のボーダーラインが近いかどうかを確認してみましょう。
また、広義の「不快」という意味では、けんかというネガティブな状況への向き合い方もポイントです。
お互いに歩み寄る姿勢があるか、素直に謝罪ができるか。こうした負の状態を解消するプロセスが共通していることは、穏やかな関係を続ける鍵になります。
困った時に味方でいてくれるか
「あなたの味方は誰ですか?」と聞かれた際、真っ先にパートナーの顔が浮かぶかどうかを確認してみましょう。
親、仕事など、人生において大切なものは人それぞれにあります。
しかし、困難に直面した時や心が弱ってしまった時に、「この人は絶対に自分の味方でいてくれる」という精神的なよりどころがあるかどうかは、長い結婚生活を維持する上で大切です。
人生設計の価値観が合うか
人生には予想外の出来事がつきものなので、すべての計画が一致している必要はありませんが、人生設計の方向性が近しいかどうかは事前に確認しておきたいポイントです。
特に意識したいポイントは3つあります。
まずは住む場所です。都会がいいのか地元がいいのか、あるいは転勤には同行できるのかを話し合っておくとよいでしょう。
次に働き方。共働きを前提とするのか、専業主婦・主夫を希望するのかといったキャリアのあり方です。
そして最後に子どもについてです。希望の有無や時期、人数など、家族の形に関して、どんなイメージを持っているかを確認しましょう。
経済的な価値観が合うか
交際中は、お金の話をすることを避ける人もいるかもしれませんが、結婚を考えるのであれば経済的な価値観の共有は避けて通れません。
例えば、「毎月いくら貯蓄したいか」という貯蓄への意識、借金やローンに対する考え方、さらには家計をふたりで管理するのか分担するのかといった部分まで、一度擦り合わせをしてみましょう。
お金の感覚のずれは、日々の暮らしの中で直接的なストレスになりやすいため、少しずつお金について話し合える関係を築いていきましょう。
ふたりなりの納得できるタイミングを大切にしよう

結婚を決めるタイミングやその理由に、正解はありません。周りのスピードや世間一般のデータと比べて焦る必要はなく、ふたりにとってのその時が訪れた時こそが、最良のタイミングといえます。
また、今回紹介したチェックポイントも、すべてが一致している必要はありません。大切なのは、違いに直面した時に相手と話し合っていけるかどうかです。
もし今、結婚に対して迷いや不安を感じているのなら、まずは隣にいるパートナーに心の中で考えていることを分かち合うことから始めてみるといいですね。
取材・文/NANA
【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。(社)日本産業カウンセラー協会産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。個人カウンセリングの他、心理・恋愛関連の執筆活動やメディア出演、企業に対するメンタルヘルス講義を行う。2026年1月現在の相談受付件数は約7000件。著書『何でもまわりのせいにする人たち』。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/


