Wedding Manual
金額、ご祝儀袋の選び方、包み方まで【結婚式のご祝儀】まるっとマニュアル
結婚式に招待されたら、お祝いの気持ちを込めて「ご祝儀」を持参しますが、実は金額だけでなく、ご祝儀袋の選び方や書き方、受付での渡し方などにもルールがあることをご存じですか?ゲストとして知っておきたいさまざまなご祝儀のマナーをぜひご参考に!
#01|ご祝儀とは?(意味)
婚礼などの祝福として、
金銭や品物を送ること
本来のご祝儀(御祝儀)の意味とは、「お祝いの儀式、とくに婚礼(結婚式)」「誕生・入学・就職・婚礼などに対して祝意を表すために贈る金銭や品物」「お祝いのあいさつ」「芸人・芸者・職人やその他サービスをしてくれた人に与える心づけ」などを指します。
現在では、「お祝いの儀式、とくに婚礼(結婚式)に対して祝意を表し、金銭や品物を送る」という意味で使われています。ご祝儀を贈る際には、金額や文字の書き方など、マナーとして気を付けなければならない事項がいくつかあるので、注意しましょう。
#02|いくら包めばいいの?
友人なら「3万円」を目安に
相手との関係性で包む金額は変化
データ出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)
金額は昔から奇数が良いとされており、##s##ゲストであるあなたが友人・同僚なら、包む金額の相場は「3万円」##e##。
これが親族になると目安も平均額もアップしますが、実際には「兄弟姉妹に渡す場合は少し多めに包み、同年代のいとこには自分がもらったときと同じ金額の3万円にする」など、##s##間柄や状況によって変わる##e##もの。あくまでも目安として、迷ったときには親や周囲に相談しながら決めましょう。
#03|ご祝儀袋は何を選んだらいい?
水引と熨斗(のし)に気を付けながら
包む金額にふさわしいご祝儀袋を選ぼう
店頭にはいろんな種類のご祝儀袋が並んでいますが、間違ってはいけないのが水引の種類。結婚のお祝いには##s##“一度きり”という願いを込めた「結び切り」や、同じく結び切りの仲間で、“結んだらほどけない”「あわじ結び(あわび結び)」や、「輪結び(日の出結び)」などの水引の付いたご祝儀袋を使うのがマナー##e##です。色は赤白や金銀のものを選びましょう。
また、##s##ご祝儀袋は包む金額にふさわしいもの##e##であることも大切。一般的には金額が上がるほど、ご祝儀袋も豪華な装飾が施されたものを使用します
#04|袱紗(ふくさ)は必要?
袱紗(ふくさ)に包むのがマナー
ご祝儀袋をきれいなまま、スマートに!
##s##ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包むのがマナ##e##ー。むき出しのままバッグに入れていては袋の端が折れたりすることもあるので、せっかくのお祝いをきれいな状態で渡せるようにという心配りの意味もあります。なお、##s##結婚式にふさわしい袱紗は赤やオレンジ、ピンク、赤紫などの暖色系##e##。慶弔どちらにも使える紫の袱紗(ふくさ)もありますが、中の台が慶弔リバーシブルになっている場合は、必ず慶事用の赤を表に。その上にご祝儀袋を乗せましょう。
最近よく見かける「はさみ袱紗(ふくさ)」はそのまま差し込むだけで大丈夫ですが、包むタイプのものは注意が必要。##s##お祝いの際には左→上→下の順で畳むのがマナー##e##で、逆から畳むと弔事の際の包み方になるので気を付けましょう。
構成・文/南 慈子 イラスト/itabamoe 監修/岩下宣子(現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によるものです