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家紋についてのお話
更新:2015/11/29 10:00
皆様こんにちは。
本日もソシア21スタッフブログをご覧頂き誠に有難う御座います。
今日は11/29 「いい肉の日」ですね。
こんな寒い日は、横浜名物 牛鍋が食べたい・・・と思います。
さて、今日は家紋についてお話致します。
先日お母様の留袖のご試着の際に家紋についての
ご質問を頂きました。
「自分の紋に替えられるのか?
実家と嫁ぎ先の家紋どちらを入れたほうがよいのか?」
というご質問でした。
留袖を例にとってお話いたします。
“一般的には”
『嫁入り道具などとしてご用意される場合はご実家の紋』
『嫁がれて年月が経っているならば嫁ぎ先の紋』
とされていますが、本来は地域によって風習が異なります。
例えば関西地域の「女紋」という風習があります。
これは商人の家柄など婿を取っていた家系で、
女系が代々家紋を受け継ぐというものです。
「嫁いでも実家の家紋を入れる」
というのはこの風習の影響も考えられます。
関西から他の地域に嫁いだ際には
この事が理解されないケースも多かったそうです。
その様なことから、お家によってケースが異なるので
よくご実家の風習などをご確認下さいませ。
レンタルの留袖や紋服には一般的な紋がいれて有りますが、
貼り付け紋という簡単に着脱出来る物が有ります、
オプションにて手配させて頂けますので、衣裳部スタッフまでご用命下さい。
着物には格があり、最上級のものは
5つ紋(五ヶ所に家紋)の入った着物です。
それぞれ家紋の位置には意味があり
背中の一つ紋はご先祖様
胸の二つはご両親
袖の二つは兄弟・親戚縁者
を意味しているとされます。
結婚式の黒留袖や紋服で
家紋を身にまとう事で、家の代表としての立場を表し
お世話になった方達を最上級の装いでお迎えします。
因みに、一般家庭まで家紋があるのは世界で日本だけです
(ヨーロッパなどは貴族のみ許されます)
皆様ご自分の家紋はご存知ですか?
紋服・留袖のご用命と合わせてご確認をお願いいたします。
Beauty&Costume 平古
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営業時間/10:00~20:00(水曜定休)
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