敏腕ウエディングプランナーのつぶやき

こんにちは
こちらもご無沙汰しております。

ウエディングプランナーの田宮です


今日は少ししっとりしたお話。




先日、友人が結婚式場を見学に来ました。
友人の結婚式を担当できるなんて、私たちウエディングプランナーにとっては大きな夢です。
友人は現在、おめでた2ヶ月半。

「結婚式はあこがれるんだけど、やっぱり予算も...」

もちろんです。
そこは田宮の腕の見せ所。




ところが、初回打ち合わせの時に友人の口からは

「写真だけ撮ることもできる？」

どうしたんだろうと心配になり、話を聞いてみると


お母さんに反対されたと。


「これから出産の方がお金かかるんだから、結婚式はやめなさい」

そこからふたりは大喧嘩。
友人はとても悩んだ様子でした。

でもそこには、友人の思いもたくさんこもっていました。


「私、お父さんとバージンロードを歩くのがずっと夢だったの。
　それにね、結婚式やるならお父さんにもお母さんにも一番良い席でくつろいでもらいたい。」


でも、お母さんの気持ちもわかるんです。
娘さんが大切だからこその言葉。
お互いがお互いを思っているからこその意見なんだよね。

友人はとにかく、豪華な結婚式がしたいわけじゃない。
ただ、みんなに楽しんでもらいたい。
その一心なんです。



結婚って、私はすごく素敵だと思っています。

他人が家族になれる唯一の方法。

全く違う家で育ったふたりが家族になる。
そして、新しい親戚ができる。

こんな素敵なときだからこそ、大切な人たちに大切な人を紹介したい。

家族の絆っていうのを改めて感じてもらえる。




彼女は、日に日にお母さんの顔になってきました。

打ち合わせでは、無意識に我が子を守ろうとしているのか
お腹に手が添えられています。

幸せそうな、柔らかい笑顔。
ママってすごいなって思います。


今になって彼女は、きっとお母さんの気持ちもわかってるんでしょうね。

帰りには
「今度の打ち合わせまでにはお母さんとも仲直りしてるからね！」

と、元気に帰って行きました。



最高の結婚式にしようね！
そして、生まれてきたお子さんにも自慢してしまおう

お父さん、お母さんに、ふたりの思いが伝わりますように...

　

ウエディングプランナー
田宮　有賀