結婚式に関するエピソードの記事一覧
お互いの思い
更新:2010/1/21 20:28
こんばんは。
今回も前回に引き続き「お手紙」についてのエピソードをご紹介させていただきます。
ある日、ご新婦様がとても神妙な面持ちで「相談があります。」と打ち明けてくれました。
お話しをおうかがいすると、弟さんがお二人いらっしゃって、幼い頃はとても仲が良く、とても楽しく過ごされていたにも係わらず、何となく口をきかなくなり、だんだんと疎遠になり、今では険悪なムードまで漂っているとの事でした。
このままお嫁に行ってしますのはとても心残りなので、何とか当日までに仲直りできるよう頑張るつもりです。でも、出来なかった時は披露宴で仲直りをしたいのでその時は手伝って欲しい。とのお話しでした。
それから、当日までのおよそ3ヶ月間ご新婦様はいろいろと考えてみたのですが、なかなか仲直りのチャンスを得ることが出来ず、いよいよ当日が近づいてきました。
二人で仲直りの方法を考え、やはり、今の気持ちを素直にお伝えするのが一番では?と言う事で、弟さんたちにお手紙を書くことになりました。
そんなある日、ご新婦様のお父様から、弟さんたちがご新婦様宛に手紙を書かれたので、読む時間が取れますか?とのご連絡があり、私はなんて素敵なご姉弟なのだろうととても感激してしまいました。
弟さんたちも何となく疎遠になってしまったご新婦様とお嫁に行ってしまう前に以前のような姉と弟に戻りたいと思っていたそうです。お互いが同じ思いで毎日を過ごされていたのですね。
そのお手紙は幼い頃の思い出や何となく気まずくなり、疎遠になってしまった事、気になりながらも今日まで何も言えないまま過ごしてきてしまった事・・・今までも、これからもずーっと姉や弟を大切に思っている事など今まで言えなかった思いが一杯詰まっていました。
お手紙に綴られた幼い頃のエピソードなど全く同じで、とてもあたたかなご家族なんだぁと、改めて姉弟の絆を感じ、思わず涙が溢れてしまいました。会場を見渡すとご列席の皆様も同じ思いだったのでしょうね、皆さんも涙で一杯でした。
幼い頃は素直に伝えられていたことが、大人になるにつれて、恥ずかしさや照れくささでお互いに言えなくなっていただけなのですね。
お色直し退場の際、大きな拍手に包まれながら、お二人の弟さんにエスコートされたご新婦様は満面の笑顔でとてもお幸せそうでした。
これからも、時には兄弟喧嘩もするかもしれません。でも、お手紙を読み返せば、きっとこれからは直ぐに仲直りできますよね!
ご披露宴という特別な時間だからこそ、いつもは言えなっかた思いも伝える事が出来たのでしょうね。
いつも、私はご新郎ご新婦のお二人やお二人に係わる全ての方との絆に感動してしまいます。これからもきっと感動し続ける事と思います。
そんなご披露宴のお手伝いをさせていただけてとても幸せです。
プランナーM
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新婦お母様からの手紙
更新:2010/1/12 18:46
昨年秋にご披露宴をされたお二人とお打合せをさせていただいていると、いつも会話の中にご新婦様のお母様のお話がありました。
とてもお母様の事が大好きで、お嫁に行ってしまう事がさみしくて仕方ないご様子で、これからご自分も母になる喜びと共に不安で一杯との事でした。
ある日、ご両家のお母様も一緒にご来館された時に思い切って、ご新婦様がお母様のことが大好きなこと、これから母になる不安などをお話しし、そんなご新婦様にお手紙を書いていただけませんか?と相談させていただきました。
お母様は始めはとても恥ずかしがられていらっしゃいましたが、お父様とご相談され、いつもは伝えられない思いを伝えられる良い機会なので、とお手紙を書いてくださいました。
当日は突然のお母様からのお手紙にご新婦様はとても感動され涙が止まらずに困られたそうです。
お母様の愛情あふれるお手紙にご列席の皆様も会場のスタッフも影から見守っていた私も思わず涙があふれてきてしまいました。
きっとそのお手紙はご新婦様の一生の宝物ですよね。
ご披露宴ではお二人とご家族、ご友人、ご列席くださった方々との絆をあらためて感じることが沢山あります。これからも、お二人がこれまで築かれた絆を大切に心温まるご披露宴を一緒に作れたら良いなぁと思っております。
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思いを形に
更新:2009/12/9 19:55
先月担当させていただいたお二人の素敵な披露宴を
ご紹介させていただきます
ほんわかした新婦さんと、
いつもそんな新婦をあたたかく見守る新郎さん
結婚式の打合せは、
正直決めなくてはならないことがたくさんあります。
お二人は、忙しいながら、
色々なことをいつも真剣に考え、
時間はかかりましたが、いつも二人で相談して一つ一つ決めていきました。
そして私が感じたこと。
それは、お二人の中には、常に"家族"というテーマがあったような気がします。
はじめから、お二人で決めていたことがありました。
それは、娘に和装を着てほしいと、強く望んでいた新婦両親
の思いを叶えてあげること。
お二人からご両親へ、素敵なサプライズです。
衣裳は、成人式の時に買ってもらった振袖を着ることにしました。
艶やかなピンクの振袖。
新婦さんのイメージにはぴったりです
着物姿をよく見てもらえるように、
そしてお二人の気持ちがご両親に届くように、
そんな思いを込めて。
そして、今度は逆に、お二人にサプライズを考えている方がいらっしゃいました。
それは、新婦妹さんでした。
新婦さんと妹さんは、とっても仲良しの姉妹でした。
悩んだりへこんだりするといつも話を聞いてくれ、
いつもそばにいてくれたお姉ちゃんに、
喜んでもらいたい、何かお手伝いがしたい、
ありがとうという気持ちを込めて。
そんな思いを、
妹さんは、振袖に似合う髪飾りに託しました。
妹さんが、内緒で作った髪飾りです。
当日。
お二人の挙式は、滞りなく進み、
振袖を着る時がきました。
新婦さんは、何も知らず
髪飾りをつけて入場。
ご両親は、どんなにびっくりしたことでしょう!!
でもそれよりもきっと、
嬉しさの方が大きかったのではないかと思います。
その後お二人がメイン席についてから、
今度は髪飾りのサプライズが
妹さんがどんな思いで作ったか、そして、
一緒にお手紙も披露されました。
大号泣、でも大成功でした
最後の最後にもう一つ。
今度は、新郎さんから新婦さんへ、
ピンキーリングの
約束事も小指でするように、
ピンキーリングには、
お守り・幸運を招く・願い事を成就させるなど、
たくさんの意味があります。
そんな思いを、
新郎は形にして贈りました。
結婚式は、お二人はもちろん、
たくさんの方々がいるおかげで成り立っています。
そんな感謝の気持ちを形にすること、
思いを伝えることができる場所なのだと、
改めて思います。
私はご縁でお二人を担当させていただくことができました。
そのことに心から感謝してます。
たくさんの思いを形にし、
たくさんのすばらしい瞬間に私も立ち合わせていただくことができました。
"ありがとう"
プランナー 塚本
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同じ地元がきっかけで
更新:2009/12/4 19:31
先日担当したお二人
資料請求があり、郵送の手続きをしようと思ったら、
私と同じ地元ですごく近い場所だったので、
すぐにご連絡してお届けすることに
それがご縁で、早速ホテルに来ていただき、
お申し込みしてくださいました
それからほんの2か月半ほどのおつきあいでしたが、
とっても明るいお二人で、
お腹にお子様がいらっしゃるにもかかわらず、
お母様と一緒によく通ってくださいました
結婚式準備期間が短かったにもかかわらず、
受付やサプライズやピローなど、手作りアイテムも
私がびっくりするくらいたくさんありました
当日は親しいご友人とご親戚が集まり、
とってもあたたかく和やかな雰囲気に包まれました
後日、新婦さんから感激のメールが
「出会えてよかったです」
の一言が、とても胸に染み入りました。
ほんの小さなことがきっかけで、
こんなにもつながっていけることの素晴らしさを、
また改めて感じました
今までつながることができたお二人はもちろん、
これからも、たくさんのお二人と出会い、つながっていけたら嬉しいです
プランナー 塚本
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クロカンブッシュ!
更新:2009/7/10 18:28
「クロカンブッシュ」
小さなシュークリームにカラメルをかけ積み上げた
フランスでは一般的なウエディングケーキです
"ごつごつした木" という意味で、高さが高ければ高いほど
結婚後の生活が豊かになると言われています
"シュー"は、フランス語でキャベツという意味で
西欧では赤ちゃんはキャベツ畑で生まれてくると言われているため
子孫繁栄や豊穣祈願を込め、キャベツを "シュー"に見立て
シュークリームを積み上げます。
先日、お客様から クロカンブッシュを作って欲しいとの
ご希望がございました。
料理長と相談したところ、この時期(夏季)の
カラメルで積み上げる作業はとても難しく、積み上げたとしても
途中で崩れてしまうことが多いとの事。
料理長と一緒に悩みました。
どうしても、ご希望を叶えて差し上げたいと思った料理長は、
秘密の作業を行い、クロカンブッシュを作り上げました。
新郎さま、新婦さまにも大変喜んでいただきました。
記念に私が撮った一枚です。
是非、お二人のご希望をお聞かせ下さい。
できる限りのご協力をさせていただきますよ。
プランナー 猪俣
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10年越しのプロポーズ!
更新:2009/7/4 20:05
最近、結婚式をお考えの新郎新婦とお話すると、
プロポーズをしていない、されていないという事をよく聞きます。
プロポーズがないのに、どうして結婚式場を探すことになるのでしょうか?
先日、私が担当させていただいた新郎も、プロポーズをしていませんでした。
10年お付き合いされて、なかなか「結婚」を口にしない新郎に
新婦から、結婚考えていないの?
切り出したそうです。
新郎に話を聞くと、新婦は小学校の先生で、新郎はサラリーマン。
なんとなく、つり合わない気がして自信がなかったとのこと。
もちろん、新婦はそんな事、ぜんぜん思っていなかったのに、
新郎は一人でそう思っていたようです。
それでは、せっかく人前式で挙式を考えていらっしゃるので、
挙式の中、皆さんの前でプロポーズしたらどうでしょう。
ご提案に、新郎さんもテレながら承諾。
新婦も楽しみに当日を迎えました。
当日、参列者に真っ赤なバラを一綸ずつお持ちいただき、
新郎がそのバラを受け取ります。
その真っ赤なバラをブーケにして壇上で新婦を待ちます。
新婦はお父様にエスコートされながら新郎のもとへ
壇上にお二人そろったところで、新郎が新婦にブーケを差し出し、
「けっ、結婚してください~」
新郎、緊張しながらのプロポーズ。
新婦は微笑みながら、
「はいっ。」っと、ブーケの中から赤いバラを一輪新郎の胸へと飾りました。
参列者からは、祝福の拍手と歓声が起こり、
新郎さんは、テレながら一礼。
新婦様は、目に涙を浮かべながら、微笑み一礼。
参列者の皆さんも幸せなお二人を見て涙されていました。
挙式後、新郎から嬉しそうに、
「プロポーズしました。今日から僕の奥さんです。」
私に、改めて新婦を紹介するように、誇らしげに言いました。
「素敵なプロポーズでした。」
私からもお祝いを申し上げ、お二人は楽しそうに披露宴に向いました。
プロポーズしていないご新郎様!一生一度の記念すべき日に、
日ごろお世話になっている皆さんの前で、プロポーズされてはいかがですか?
是非、プランナーにご相談ください。
喜んでお手伝いさせていただきます。
プランナー 猪俣
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父と娘の深い絆
更新:2009/7/3 17:22
昨日に続き、以前私が担当した結婚式のお話です。
心優しい新郎さんと、笑顔の素敵な新婦さん。
とってもさわやかなお二人でした。
お申込みいただいた時から、新婦さんのお父様は入院されていて、
体が思うように動かせず、
「父は結婚式に来れるかどうかわかりません。
でも体調がよくなれば、来てほしいと思ってます。」
と新婦さんからお話、ご相談がありました。
お父様の体調ばかりは、私の力ではどうにもならず、
聞いた時は何とももどかしい気持ちでいっぱいでした。
でも、明るくお話するお二人を見て、何とか来ていただけることを信じ、
当日に向けお二人と準備していきました。
車椅子の準備、車椅子のまま乗車できるバス、
バリアフリーの客室・・・・
そして、グラスが持てないだろうからと、お父様用取っ手付のマグカップ。
打合せをしていて、その一つ一つに新郎新婦お二人の心配りや優しさが伝わってきました。
お二人がそんな準備をしている間、
お父様はお父様で、リハビリに励んでいらっしゃいました。
(私も挙式後、お母様から聞きました)
娘の結婚式が決まってから、
その日をどんなに夢見ていらっしゃったのでしょう。
その努力と強い思いが後押しして、お父様はなんとか歩けるまで良くなりました。
「お父さんとバージンロードを歩くのは、当日体調次第でも大丈夫ですか?」
と最後まで父の心配をしていた新婦さん。
絶対、娘とバージンロードを歩きたいという、強く娘を思う父。
挙式当日。
お父様は、娘と一緒にバージンロードを歩きました。
おぼつかない足で、でもしっかりと。
その姿は、とても頼もしく、感動的でした。
翌日、お父様が病院へ戻るため、
新郎新婦、ご親戚、私もご一緒にお見送りさせていただきました。
涙をこらえ、笑顔で。
こんなすばらしいお二人と、ご家族にお会いでき、立ち合えたことを、
本当に光栄に思います。
プランナー 塚本
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テーマは~~海~~
更新:2009/6/6 19:54
今日も、ホテル日航成田では、素敵な披露宴がありました
鹿児島出身の新郎さんと保母さんの新婦さん
そんなお二人のテーマは海
受付には、お二人が一生懸命拾い集めた貝殻付きのボードが飾られ、
会場に入ると・・・
見えますか??ではもう一枚
そう、熱帯魚です
ゲストの皆様を、お花と一緒に熱帯魚がお出迎えです
そして席につき、会場が暗くなると、ライトアップされ、熱帯魚もさらに素敵に演出です
卓上には他にも貝殻や砂浜をイメージして小物がたくさん飾られました
ゲストの皆さんもびっくりでした
その後、保母さんの新婦さんへ卒園生からのサプライズメッセージDVDが流され、新郎さんのご友人からもサプライズビデオレターが届き、とっても和やかで素敵な披露宴でした
幸せいっぱいなお二人を見て、私まで幸せを分けてもらいました
いつまでもお幸せに
プランナー塚本でした
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新人プランナーのひとり言・・・(^_^)
更新:2009/5/25 17:41
新人プランナー加瀬ちゃんです
今日は私の趣味のご紹介です
私が去年植えた牡丹です
芍薬も元気に成長しております
草花の成長の速さに驚きですッ
昨日挙式をされた、ジェットスキーを受付に飾ったお二人の演出です
お二人は事前にゲストの方にシャボン玉を事前にお渡しし、
挙式後、ゲストの方100名様に"シャボン玉シャワー"をやっていただきました
とても、とても、きれいでした
ゲストが参加でき、100人でのシャボン玉はロマンティックです
そして、雨が止んだ一瞬にバルーンリリースを新郎新婦
の「やりたぃっ」の
一言で、急遽行えました
「一生に一度」ですので、きっと神様がお二人の為に、お天気よくしてくれたんですわっ
婚礼特典で、スウィートルームに宿泊されたお二人がブライダルサロンにいらっしゃって
お会いいたしました 幸せいっぱいのお二人でした
新人ウエディングプランナー 加瀬でございました
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