25年越しの配達

和やかな披露パーティーの終盤、新郎新婦様のもとに大きなダンボールの宅急便が届けられました。
予定外のプレゼントにお2人もビックリした表情です。
差出人はとある宅配会社。ダンボールに一通の手紙が添えられていました。




実は今から25年前、当時幼稚園に通っていた新郎様がサンタクロースにお願いしていたものと違ったプレゼントが届いてしまったそうなんです。「あの日はとても配達が忙しくて…」手紙にはその時のお詫びの言葉とともに新郎様を想う気持ちがいっぱいに綴られていました25年越しのプレゼントと一緒に。ダンボールには当時新郎が欲しかった「ガンダム」、そして新婦様とお2人のお子様へのプレゼントが詰まっていました。

やっと事態を呑みこんだ新郎様。「やられた」という表情で会場の後方に視線を送られていました。

時空を超えて届けられたクリスマスプレゼント。
それは改めて愛情と絆を確かめ合う、幸福の贈り物でした。



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