困ったときの相談相手

　「両親への手紙がどうしても書けないんです。どうすればいいですか？」

　ある新婦さまから、こんな相談を受けました。
　披露パーティーの後半のところで読む、ご両親へ向けての感謝の手紙が書けないで悩まれていたんです

　プランナーとして、こんなご相談を受けたのが初めてだったワタクシ
　「ではこうしましょう！」とお返しできるような答えもなく、まずは新郎さまも交えて、ご家族についてゆっくりお話をお伺いするところから始めることにしました。

　新婦さまとしては、お手紙を書きたくないわけではないとのこと。
　感謝の気持ちはもちろんあるが実家から離れてずいぶん経つので、育ててくれてありがとうという内容ではご自分の中でしっくりこないという思いをもっていらっしゃいました

　そこで…
　今の新婦さまから見たご家族はどんな方たちか。
　最近家族と過ごした時間で印象的だったことはあるか。
　将来に向けてどんな願いを抱いていらっしゃるか。　など

　とりとめもない話ではありましたが、新郎さまと新婦さまと3人でじっくりお話をしました。
　おふたりは「もう少し考えて書いてみます」と言ってお帰りになりました

　じっくりお話をお伺いしてはみたものの、「ではこんな内容で書いてみましょう！」というハッキリしたお答えを出すことができませんでした。
　せっかく時間を割いていただいたのに力になれなかったように感じ、私自身すごく不安でした



　しかし後日、新婦さまは嬉しそうな顔でお手紙の下書きを持ってきてくださったんです◎

　家族のことを思いながらいろんなことを話せたおかげで、自分の気持ちを整理できた気がしますとのこと
　とってもウレシイお言葉でした！

　ただ聞くだけでもおふたりのお役に立てるのであれば、いつでもお伺いしたいです
　ほかにも、おふたりの意見が合わなくて話が進まない、そんなときのためにワタクシたちがいます★

　ちょっとしたことでも、何か困ったときに頼りにしていただける存在であれたらいいなと心から感じた出来事でした☆