浮気とは?どこからが浮気になるの?原因から対策まで徹底解説!
2023/3/3 11:00
Index
- #01 浮気とは?どこからが浮気になるの?
- #02 浮気と不倫の違い
- #03 浮気をしている人に多い行動の特徴
- #04 なぜ浮気をするの?考えられる原因・理由
- #05 浮気をする人の心理とは
- #06 恋人に浮気の可能性があるときの対処法
- #07 自分が浮気してしまったときの対処法
- #08 浮気をしないカップルでいるためにしたいこと
浮気の境界線から、浮気と不倫の違い、浮気をしている人に多い行動、そして浮気をする人の原因や理由、心理まで、カウンセラーの高野那々さんに伺いました。恋人に浮気の可能性があるときの対処法と、自分が浮気をしてしまったときの対処法も伝授。浮気について徹底解剖します!
浮気とは、ズバリ「よそ見をする」こと!特定のパートナーがいる状態で、他の異性に恋愛感情を持つことです。
しかし、「浮気心を持つ」と「浮気をする」というのは、似ているようで異なります。他の異性に恋愛感情を持つ「浮気心」は自分の中で完結することもありますが、「浮気をする」は実際に行動するということです。
「肉体関係のあるなし」が浮気の境界線と考える人は多いでしょう。しかしいろいろな捉え方があるので、パートナー以外の異性と「手を繋ぐ」「キスをする」ことが浮気と考える人もいるかもしれません。
肉体関係がないにせよ、友達とはやらない行為をするということは、相手と深い関係になりたいという思いがあるからこその行動といえます。たとえその先に進まなかったとしても浮気行為と見なす人も多いです。
また、中にはパートナー以外の異性と「二人きりで会う」ことも浮気と考えられることもあります。仕事の延長で二人きりで打ち合わせをしたりランチを共にしたりすることは問題なくても、夜に二人きりで食事に行ったり飲みに行ったりするのであれば、それは浮気だと考える人はいるでしょう。
浮気は、特定のパートナーがいる状態で、他の異性に恋愛感情を持つことになりますが、不倫は配偶者がいる場合にしか使わないものです。
不倫の法律上の定義は、婚姻関係にある人が配偶者以外の異性と肉体関係、もしくは性交渉に類似した行為があることになります。慰謝料の請求をする際、肉体関係を請求理由として認めてもらうためには、継続的に肉体関係があったという証拠が必要になります。
浮気をしている人には分かりやすい行動があるのでしょうか。浮気をしている人に多い行動の特徴を挙げてみました。
連絡をしても返信が来るまでに時間がかかったり、電話をかけても出なかったりと、何かと連絡が取りづらくなったのであれば注意が必要かもしれません。
今まではスマホを部屋の中に置きっ放しにしていたのに、常に持ち歩くようになったら怪しいといえます。また、常にスマホの画面を下にして置き、表示やメッセージを見えなくするようになったら怪しいかもしれません。
LINEに連絡が来てもすぐに見ないことが多いなら、浮気を疑われないためのカムフラージュかもしれません。チェックできない状況でもないのに連絡を無視する行動は、浮気をしている可能性があります。
今まではファッションに無頓着だったのが、急におしゃれになったり見た目を気にするようになったりしたら、浮気相手ができたことがきっかけの場合があります。
パートナーへの恋愛感情が浮気相手と比べて薄くなってくると、パートナーとのスキンシップが減ってしまうことがあります。拒否されたり素っ気ない対応をされたりしたら、パートナーの他の行動もチェックしてみた方がよいでしょう。
そもそもなぜ浮気をするのでしょうか。浮気をする原因・理由として考えられるのは以下のようなケースです。
交際期間の長いカップルは、マンネリ気味になってくる可能性があります。恋愛のときめきや刺激を味わいたいという願望から、浮気に走るケースがあります。
相手から誘われて断れなかったというケースもあり得るでしょう。パートナーと別れる気がなくても、浮気相手からの誘いを断れず、一線を超えてしまうというケースです。
普段は理性で抑えられても、パートナーとけんか中だったり、お酒を飲んだりしていた場合は、衝動的に浮気をしてしまう人もいるかもしれません。性的な衝動が勝ってしまうケースもあります。
いけないことと分かっていながら、浮気をする人はどんな心理から浮気に走ってしまうのでしょう。浮気をする人の深層心理を探ってみました。
たとえパートナーがいても、けんかをしたり、相手が忙しかったりすると、心の隙間をパートナー以外の人で埋めようとする人がいます。また、常に孤独感を感じていて、寂しさから浮気をしてしまうパターンもあります。
恋愛に刺激を求めるので、1人のパートナーじゃ満足できない場合もあります。一人の人と一対一で向き合うことが苦手で、常にときめいたり、ドキドキしたりしたいのです。
複数の異性と関係を持つことで、自分はモテていると錯覚し、そんな自分に価値を感じているケースもあります。承認欲求が高く、常に保身のために別の異性を探してしまいます。
そのときの気分や衝動で浮気をしてしまっただけで、自分の行動が後先どういった意味を持つのかを深く考えていない可能性があります。何も考えていないだけに、後から「なぜあんなことをしてしまったのだろう」と自分を責めることが多いようです。
なければ越したことはないですが、今後恋人に浮気を疑うことがあるかもしれません。恋人に浮気の可能性がある場合、どうすればよいのでしょう。浮気を疑ってから、時系列に対処法をお伝えします。
まず「この前一緒に歩いていた人は誰?」などと、恋人の浮気を疑っている原因について唐突に質問をしてみてください。
浮気をしていないのであれば、「会社の人かな?声を掛けてくれれば良かったのに」など、普段通りのテンションで答えるはずです。浮気をしているなら、しどろもどろになったり、「いつ見たの?」「どこで?」などと浮気がバレないように言い訳をするために、反対に質問返しをしてくるでしょう。
浮気している可能性が高そうであれば、「自分は今後どうしたいのか」を自問自答してみてください。付き合いを続けていきたいのか、浮気をしているなら別れるのかを、自分の中ではっきりさせましょう。
自分は恋人にどうしてほしいか、自分はどうしたいのかを伝えましょう。ただ恋人を責めたり追及したりするのではなく、「真実を話してほしい」「怪しい行動はやめてほしい」「浮気をしていたとしても今後も付き合っていきたい」など、具体的な話ができるのが理想です。
逆に、自分が浮気をしたときはどうすればよいのか、時系列に対処法を見ていきましょう。
浮気相手と別れてパートナーと付き合いを続けていきたいのか、それとも浮気相手と正式に付き合いたいのか、考えてみましょう。もしかしたら両方とお別れするという選択肢もあるかもしれません。
何が良いのか悪いのかではなく、自分の素直な気持ちに向き合ってみましょう。
自分が出した結論を恋人に伝えます。泣いたりわめいたりしてしまうと話にならなくなる可能性があるので、どちらの結果になっても感情的にならず、自分の気持ちを素直に伝えられるとよいでしょう。
高野さんいわく、「浮気の悩みのない仲の良いカップルでいるためには、付き合っていることを当たり前だと思わず、パートナーを異性としてだけでなく、一人の人間として見る意識が大事」とのこと。感謝の気持ちを忘れなかったり、相手のことを思って行動したりすることで、仲の良いカップルでいることができ、お互いに他の異性に目を向けるということもなくなるそうです。
悲しい思いをしたり、別れに繋がったりと、浮気には良いことはありません。あらかじめ恋人には、「浮気したら別れるからね」と伝えておくなど、浮気予防の対策をしておくのもいいかもしれませんね。
取材・文/坂田圭永
【監修】
高野那々さん
カウンセラー。親のDV、家出、16歳で出産、薬物依存症、アルコール依存症、自殺未遂、恋人からのDVなどのさまざまな困難を体験。つらかった過去があるからこそ、今苦しんでいる人のために役に立ちたいと勉強を始め、2008年にカウンセラーとしてデビュー。これまでに200組以上の人を浮気恋愛から結婚へと導いている。
公式サイト:https://nayami-kaiketsu.jp/
浮気とは?どこからが浮気になるの?
浮気とは、ズバリ「よそ見をする」こと!特定のパートナーがいる状態で、他の異性に恋愛感情を持つことです。
しかし、「浮気心を持つ」と「浮気をする」というのは、似ているようで異なります。他の異性に恋愛感情を持つ「浮気心」は自分の中で完結することもありますが、「浮気をする」は実際に行動するということです。
「肉体関係のあるなし」が浮気の境界線と考える人は多いでしょう。しかしいろいろな捉え方があるので、パートナー以外の異性と「手を繋ぐ」「キスをする」ことが浮気と考える人もいるかもしれません。
肉体関係がないにせよ、友達とはやらない行為をするということは、相手と深い関係になりたいという思いがあるからこその行動といえます。たとえその先に進まなかったとしても浮気行為と見なす人も多いです。
また、中にはパートナー以外の異性と「二人きりで会う」ことも浮気と考えられることもあります。仕事の延長で二人きりで打ち合わせをしたりランチを共にしたりすることは問題なくても、夜に二人きりで食事に行ったり飲みに行ったりするのであれば、それは浮気だと考える人はいるでしょう。
浮気と不倫の違い
浮気は、特定のパートナーがいる状態で、他の異性に恋愛感情を持つことになりますが、不倫は配偶者がいる場合にしか使わないものです。
不倫の法律上の定義は、婚姻関係にある人が配偶者以外の異性と肉体関係、もしくは性交渉に類似した行為があることになります。慰謝料の請求をする際、肉体関係を請求理由として認めてもらうためには、継続的に肉体関係があったという証拠が必要になります。
浮気をしている人に多い行動の特徴
浮気をしている人には分かりやすい行動があるのでしょうか。浮気をしている人に多い行動の特徴を挙げてみました。
連絡が取れない時間が増える
連絡をしても返信が来るまでに時間がかかったり、電話をかけても出なかったりと、何かと連絡が取りづらくなったのであれば注意が必要かもしれません。
常にスマホを持ち歩く
今まではスマホを部屋の中に置きっ放しにしていたのに、常に持ち歩くようになったら怪しいといえます。また、常にスマホの画面を下にして置き、表示やメッセージを見えなくするようになったら怪しいかもしれません。
LINEの通知や着信があっても出ない
LINEに連絡が来てもすぐに見ないことが多いなら、浮気を疑われないためのカムフラージュかもしれません。チェックできない状況でもないのに連絡を無視する行動は、浮気をしている可能性があります。
見た目を気にするようになる
今まではファッションに無頓着だったのが、急におしゃれになったり見た目を気にするようになったりしたら、浮気相手ができたことがきっかけの場合があります。
スキンシップが減る
パートナーへの恋愛感情が浮気相手と比べて薄くなってくると、パートナーとのスキンシップが減ってしまうことがあります。拒否されたり素っ気ない対応をされたりしたら、パートナーの他の行動もチェックしてみた方がよいでしょう。
なぜ浮気をするの?考えられる原因・理由
そもそもなぜ浮気をするのでしょうか。浮気をする原因・理由として考えられるのは以下のようなケースです。
パートナーとの関係がマンネリ化している
交際期間の長いカップルは、マンネリ気味になってくる可能性があります。恋愛のときめきや刺激を味わいたいという願望から、浮気に走るケースがあります。
浮気相手に誘われた
相手から誘われて断れなかったというケースもあり得るでしょう。パートナーと別れる気がなくても、浮気相手からの誘いを断れず、一線を超えてしまうというケースです。
衝動的に動いてしまった
普段は理性で抑えられても、パートナーとけんか中だったり、お酒を飲んだりしていた場合は、衝動的に浮気をしてしまう人もいるかもしれません。性的な衝動が勝ってしまうケースもあります。
浮気をする人の心理とは
いけないことと分かっていながら、浮気をする人はどんな心理から浮気に走ってしまうのでしょう。浮気をする人の深層心理を探ってみました。
寂しい
たとえパートナーがいても、けんかをしたり、相手が忙しかったりすると、心の隙間をパートナー以外の人で埋めようとする人がいます。また、常に孤独感を感じていて、寂しさから浮気をしてしまうパターンもあります。
刺激が欲しい
恋愛に刺激を求めるので、1人のパートナーじゃ満足できない場合もあります。一人の人と一対一で向き合うことが苦手で、常にときめいたり、ドキドキしたりしたいのです。
モテることで自分の価値を感じる
複数の異性と関係を持つことで、自分はモテていると錯覚し、そんな自分に価値を感じているケースもあります。承認欲求が高く、常に保身のために別の異性を探してしまいます。
深く考えていない
そのときの気分や衝動で浮気をしてしまっただけで、自分の行動が後先どういった意味を持つのかを深く考えていない可能性があります。何も考えていないだけに、後から「なぜあんなことをしてしまったのだろう」と自分を責めることが多いようです。
恋人に浮気の可能性があるときの対処法
なければ越したことはないですが、今後恋人に浮気を疑うことがあるかもしれません。恋人に浮気の可能性がある場合、どうすればよいのでしょう。浮気を疑ってから、時系列に対処法をお伝えします。
1.唐突に質問をしてみる
まず「この前一緒に歩いていた人は誰?」などと、恋人の浮気を疑っている原因について唐突に質問をしてみてください。
浮気をしていないのであれば、「会社の人かな?声を掛けてくれれば良かったのに」など、普段通りのテンションで答えるはずです。浮気をしているなら、しどろもどろになったり、「いつ見たの?」「どこで?」などと浮気がバレないように言い訳をするために、反対に質問返しをしてくるでしょう。
2.自分の気持ちを確認する
浮気している可能性が高そうであれば、「自分は今後どうしたいのか」を自問自答してみてください。付き合いを続けていきたいのか、浮気をしているなら別れるのかを、自分の中ではっきりさせましょう。
3.自分の気持ちを伝える
自分は恋人にどうしてほしいか、自分はどうしたいのかを伝えましょう。ただ恋人を責めたり追及したりするのではなく、「真実を話してほしい」「怪しい行動はやめてほしい」「浮気をしていたとしても今後も付き合っていきたい」など、具体的な話ができるのが理想です。
自分が浮気してしまったときの対処法
逆に、自分が浮気をしたときはどうすればよいのか、時系列に対処法を見ていきましょう。
1.自分はどうしたいのかを確認する
浮気相手と別れてパートナーと付き合いを続けていきたいのか、それとも浮気相手と正式に付き合いたいのか、考えてみましょう。もしかしたら両方とお別れするという選択肢もあるかもしれません。
何が良いのか悪いのかではなく、自分の素直な気持ちに向き合ってみましょう。
2.恋人に自分が出した結論を伝える
自分が出した結論を恋人に伝えます。泣いたりわめいたりしてしまうと話にならなくなる可能性があるので、どちらの結果になっても感情的にならず、自分の気持ちを素直に伝えられるとよいでしょう。
浮気をしないカップルでいるためにしたいこと
高野さんいわく、「浮気の悩みのない仲の良いカップルでいるためには、付き合っていることを当たり前だと思わず、パートナーを異性としてだけでなく、一人の人間として見る意識が大事」とのこと。感謝の気持ちを忘れなかったり、相手のことを思って行動したりすることで、仲の良いカップルでいることができ、お互いに他の異性に目を向けるということもなくなるそうです。
悲しい思いをしたり、別れに繋がったりと、浮気には良いことはありません。あらかじめ恋人には、「浮気したら別れるからね」と伝えておくなど、浮気予防の対策をしておくのもいいかもしれませんね。
取材・文/坂田圭永
【監修】
高野那々さん
カウンセラー。親のDV、家出、16歳で出産、薬物依存症、アルコール依存症、自殺未遂、恋人からのDVなどのさまざまな困難を体験。つらかった過去があるからこそ、今苦しんでいる人のために役に立ちたいと勉強を始め、2008年にカウンセラーとしてデビュー。これまでに200組以上の人を浮気恋愛から結婚へと導いている。
公式サイト:https://nayami-kaiketsu.jp/