結婚前に同棲したカップルの割合は?同棲の理由やメリット・注意点も調査
Index
- #01 結婚前に同棲したカップルは約7割
- #02 同棲を決めた理由
- #03 同棲から結婚までの期間
- #04 結婚前に同棲するメリット・良かったこと
- #05 結婚前に同棲するデメリット・注意点
- #06 結婚前の同棲を親に反対されたら?
- #07 不安要素はなくしてから同棲をスタートさせよう
結婚前に同棲するカップルの割合や理由とは?結婚までの期間や同棲のメリット・注意点について、体験談を交えて紹介します。また、婚活スペシャリストの佐藤律子さんに、親に同棲を反対されたときの対処法も聞きました。

※データ出典:マクロミルアンケート
20〜30代の既婚男女104人が回答した調査結果を見ると、結婚前に同棲を経験しているカップルは72.1%となっています。同棲は特別な選択ではなく、結婚までのプロセスとして一般的になっていると言えるでしょう。
また、8.7%の人が「半同棲はしていた」を選んでおり、完全な同棲ではないけれど、ある程度生活を共有する期間を経て結婚しているケースも見られました。
一方で、「同棲していない」と回答した人は19.2%で、少数派となっていることが分かります。

※データ出典:マクロミルアンケート(*)
同棲を決めた理由として最も多く回答を集めたのは、「結婚を見据えていたから」で66.7%(75人中50人)でした。同棲が「勢い」や「流れ」ではなく、将来を意識した上での選択だった様子がうかがえます。
次いで多かったのは、「長く一緒にいたかったから」で21.3%(75人中16人)という結果に。将来を強く意識していなくても、もっと日常を共有したい、そばにいる時間を増やしたいという気持ちが同棲を後押ししたようです。
一方で、「仕事・転勤などの事情があったから」や「生活費を抑えたかったから」といった現実的な理由は、少数になりました。

※データ出典:マクロミルアンケート(*)
同棲から結婚(婚姻届の提出)までの期間の最多は「6カ月以上〜1年未満」で26.7%(75人中20人)、次いで「1年以上1年6カ月未満」で21.3%(75人中16人)でした。約半数のカップルが、同棲開始から1年前後で結婚する傾向にあります。
また、「2年以上」と回答した人の合計は18.7%(75人中14人)。同棲期間を長めに取り、関係を深めた上で結婚を決めるカップルも一定数存在しています。
一方で、「1カ月未満」といった短期間で結婚に至るケースは少ない結果になりました。

「結婚前に同棲して良かったこと」を、アンケートで意見が多かった順に紹介します。これから同棲を考えている人も、迷っている人も、先輩カップルのリアルな声を参考にしてください。
「相手の価値観を知ることができた」(28歳/男性)
「金銭感覚など多くのことを知れた」(29歳/男性)
「お互いが生活する上で譲れない部分や気になる部分が分かる(ゴミはすぐ片付けたい、皿洗いはためてからやりたいなど)」(29歳/男性)
お互いの価値観を知ることができるのが、結婚前の同棲の大きなメリットとして挙げられました。
デートや連絡のやり取りだけでは見えにくい、食事や睡眠、仕事との向き合い方、お金の使い方など、生活の中に表れる本当の価値観を知ることができるようです。
「お互いの生活スタイルが分かった」(27歳/男性)
「相手が一日をどんな感じで過ごすかが分かる」(26歳/女性)
「お互いの生活リズムが分かる。これが違うと結婚は難しいと感じた」(26歳/女性)
一緒に暮らすことで、起床や就寝の時間、食事のタイミング、仕事終わりの過ごし方など、生活サイクルを知ることができます。
無理なく同じペースで過ごせるか、どの場面で擦れ違いが生まれやすいのか判断できるという声が見られました。
「ひとりじゃないから寂しくない」(27歳/男性)
「毎日一緒なので楽しい!新鮮!」(27歳/女性)
「同じ家に帰るので、会う約束をしなくてもいい」(28歳/女性)
特別な予定がなくても同じ時間を共有できるのは、同棲ならではの魅力です。「一緒に過ごす時間が増えた」という声が多く寄せられました。
「ふたりの生活の流れをつくることができた」(25歳/男性)
「合わない生活の癖を直せたこと」(29歳/女性)
「結婚後の生活が想像できた」(27歳/女性)
家事の分担や平日と休日の過ごし方など、結婚後に続く日常が現実的に見えます。
「この生活をこの先も続けたいか」「無理なく一緒にいられるか」など、考え歩み寄るきっかけになるでしょう。
「いいところも悪いところも知れた」(26歳/男性)
「お互いの嫌な部分を見せ合える」(29歳/男性)
「相手の嫌なところを受け入れられるか見極められる」(29歳/女性)
一緒に暮らしていると、気遣いや優しさを感じる一方で、生活習慣の違いや考え方のズレに気付くこともあります。
良い面と悪い面を知ることで、受け入れられる部分と、話し合いが必要な部分を整理しやすくなるのは、同棲ならではのメリットと言えるでしょう。

結婚前の同棲には多くのメリットがある一方で、注意点もあります。アンケートで挙がった声を見ていきましょう。
「お金の価値観が違ってストレスだった」(29歳/女性)
「お互い1人暮らしが長かったので、自分ルールがぶつかることがあった」(26歳/女性)
「私は床に物を置きたくなかったが、相手は気が向いたら片付けたいタイプ。床に物が置きっぱなしになるなど、価値観の違いが出てくる」(29歳/男性)
「これまで気にならなかった価値観の違いがはっきり表れる」という声がもっとも多く見られました。
お金の使い方や生活音、清潔感の基準など、考え方は人それぞれ。交際中は受け流せていたことが、毎日の生活ではストレスに感じる場合もあるようです。
違いに気付けたことをきっかけに、早めに言葉にして擦り合わせておくとよいでしょう。
「家事が大変」(29歳/男性)
「家事の分担でもめた」(27歳/男性)
「仕事が終わり疲れて帰ってきても、ちゃんとご飯を作らなくてはいけないのがしんどかった」(29歳/女性)
掃除・洗濯・料理など、日常の家事が増え、想像以上に負担を感じることがあります。
特に、仕事や予定で忙しい中で、どちらか一方に家事が偏っていると不満が積み重なりやすくなるため注意が必要です。
定期的に話し合いの時間を設けることが、擦れ違いを防ぐことにつながります。
「ケンカが増える」(23歳/女性)
「相手のちょっとした行動にストレスがたまった」(25歳/男性)
「意外とだらしないところが見えた」(29歳/女性)
片付けをしない、時間にルーズ、生活音が気になるなど、癖や言動が気になるようになります。
毎日顔を合わせるからこそ、小さな違和感が積み重なり、ストレスに変わることもあるでしょう。我慢せず、お互いに落ち着いて伝え合うことが大切です。
「ひとりで過ごせる時間がなくなった」(27歳/男性)
「自分だけのための時間を確保できなかった」(29歳/女性)
帰宅後にゆっくりしたい、何も考えずに過ごしたいと思っても、相手の存在を意識してしまう場面は出てきます。
だからこそ、お互いのひとり時間を尊重する意識を持つことが重要です。
「結婚のタイミングを逃す」(28歳/女性)
「結婚のタイミングが難しかった。プロポーズのサプライズが難しかった」(25歳/男性)
「結婚前提で引っ越してきたので、すぐ結婚してもよかったのに、謎の同棲期間が生まれた」(28歳/女性)
一緒に過ごせる安心感がある分、区切りをつけるきっかけを見失いやすくなります。
あらかじめ目安となる時期や目標を共有しておくと、気持ちが擦れ違いにくくなるでしょう。
「相手が寂しがり屋だったので、実家に帰りにくかった」(26歳/女性)
「友達を気軽に呼べない」(27歳/女性)
生活のペースや行動を相手に合わせる場面が増え、自由に過ごしにくくなることがあります。
帰宅時間や休日の予定、友人との付き合い方など、自然と相手を意識することも。無理に合わせすぎず、自分らしさを保てる距離感を心がけましょう。

結婚を見据えて同棲を考えていても、親から反対され戸惑うケースは見られます。「もう大人なのに」「どうして分かってくれないの?」と、感情的になることもあるでしょう。
まず大前提として意識したいのは、感情でぶつからないことです。「心配してくれてありがとう」「ちゃんと考えているから聞いてほしい」と、親の気持ちを受け止める姿勢を見せることで、話を聞いてもらいやすくなります。
ここからは、結婚前の同棲を親が反対する理由と、具体的な対処法を見ていきましょう。
親が反対する背景には、多くの場合「心配」があります。生活費や将来への不安、もし別れたときに傷つかないかといった思いです。
「相手から軽く扱われていないか」「本当に大切にされているのか」と、子どもの幸せを案じる気持ちも理由の一つでしょう。
また、「結婚前の同棲」に抵抗を感じやすい親世代ならではの価値観や、世間体を気にする気持ちが影響していることもあります。
親は反対したいのではなく、心配しているのだという前提を勘違いしてしまうと、話し合いがこじれることがあり注意が必要です。
1.親の「反対理由」を具体化する
まず大切なのは、親が何に不安を感じているのかをはっきりさせることです。金銭面なのか、結婚の期限が見えないことなのか、相手の人柄なのかを聞いてみましょう。
「何が一番心配?」と聞き、不安を言葉にしてもらうことで、漠然とした感情を「一緒に向き合う課題」へと変えることができます。
2.条件・ルールを提示する
親が不安を感じやすいのは、「先が見えない状況」です。そのため、同棲に対する考え方や計画を示すことが重要です。
例えば、「同棲期間」「結婚前提であること」「家計や家事分担のルール」など、具体的な条件を丁寧に説明しましょう。相手が誠実な人であることや、大切にされていることを織り交ぜながら伝えるとよいでしょう。
また、万が一困ったことが起きた場合の対応策や相談先を共有したり、同棲後も定期的に近況を報告すると約束したりすると、親の不安は和らぎやすくなります。
3.時間を味方につける
無理に押し切らず、少し時間を置くことも大切です。感情の整理には時間が必要なことも多く、急ぎすぎると反対が強まることがあります。
数週間から数カ月空けることで、親の受け止め方が変わる場合もあるでしょう。時間を置いても反対が続く場合は、半同棲や週末同棲など、段階を踏む方法を検討するのも一案です。
「説得する」ことと、「論破する」ことは違います。勝つことを目的とせず、自分の人生の選択として真剣に考えていると、誠実に伝え続ける姿勢が大切です。

結婚前の同棲は、ふたりの関係を深める大きな一歩であり、未来を確かめ合う時間でもあります。
楽しいことだけでなく、価値観の違いや擦れ違いにも向き合うからこそ、「この人と一緒に生きていきたい」という気持ちを確認する時間になるのです。
親の反対やデメリット・注意点への不安があれば、ふたりで話し合ってから同棲をスタートさせるとよいでしょう。
同棲を始めてからも、小さな不満をためることなく話し合い、協力していくことでふたりの将来を想像しやすくなるはずです。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事。
恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQ+など人間関係についての専門協会として、認定講師100人以上が在籍する。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ5万人を超える。著書10冊。最新刊は『大人婚活完全ガイド』。他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト:https://www.iseikan.jp/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2026/1/14〜2026/1/16
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
(*)の数値は100人に満たない結果のため、参考値となります。
結婚前に同棲したカップルは約7割

※データ出典:マクロミルアンケート
20〜30代の既婚男女104人が回答した調査結果を見ると、結婚前に同棲を経験しているカップルは72.1%となっています。同棲は特別な選択ではなく、結婚までのプロセスとして一般的になっていると言えるでしょう。
また、8.7%の人が「半同棲はしていた」を選んでおり、完全な同棲ではないけれど、ある程度生活を共有する期間を経て結婚しているケースも見られました。
一方で、「同棲していない」と回答した人は19.2%で、少数派となっていることが分かります。
同棲を決めた理由

※データ出典:マクロミルアンケート(*)
同棲を決めた理由として最も多く回答を集めたのは、「結婚を見据えていたから」で66.7%(75人中50人)でした。同棲が「勢い」や「流れ」ではなく、将来を意識した上での選択だった様子がうかがえます。
次いで多かったのは、「長く一緒にいたかったから」で21.3%(75人中16人)という結果に。将来を強く意識していなくても、もっと日常を共有したい、そばにいる時間を増やしたいという気持ちが同棲を後押ししたようです。
一方で、「仕事・転勤などの事情があったから」や「生活費を抑えたかったから」といった現実的な理由は、少数になりました。
同棲から結婚までの期間

※データ出典:マクロミルアンケート(*)
同棲から結婚(婚姻届の提出)までの期間の最多は「6カ月以上〜1年未満」で26.7%(75人中20人)、次いで「1年以上1年6カ月未満」で21.3%(75人中16人)でした。約半数のカップルが、同棲開始から1年前後で結婚する傾向にあります。
また、「2年以上」と回答した人の合計は18.7%(75人中14人)。同棲期間を長めに取り、関係を深めた上で結婚を決めるカップルも一定数存在しています。
一方で、「1カ月未満」といった短期間で結婚に至るケースは少ない結果になりました。
結婚前に同棲するメリット・良かったこと

「結婚前に同棲して良かったこと」を、アンケートで意見が多かった順に紹介します。これから同棲を考えている人も、迷っている人も、先輩カップルのリアルな声を参考にしてください。
価値観を知ることができる
「相手の価値観を知ることができた」(28歳/男性)
「金銭感覚など多くのことを知れた」(29歳/男性)
「お互いが生活する上で譲れない部分や気になる部分が分かる(ゴミはすぐ片付けたい、皿洗いはためてからやりたいなど)」(29歳/男性)
お互いの価値観を知ることができるのが、結婚前の同棲の大きなメリットとして挙げられました。
デートや連絡のやり取りだけでは見えにくい、食事や睡眠、仕事との向き合い方、お金の使い方など、生活の中に表れる本当の価値観を知ることができるようです。
生活リズムが分かる
「お互いの生活スタイルが分かった」(27歳/男性)
「相手が一日をどんな感じで過ごすかが分かる」(26歳/女性)
「お互いの生活リズムが分かる。これが違うと結婚は難しいと感じた」(26歳/女性)
一緒に暮らすことで、起床や就寝の時間、食事のタイミング、仕事終わりの過ごし方など、生活サイクルを知ることができます。
無理なく同じペースで過ごせるか、どの場面で擦れ違いが生まれやすいのか判断できるという声が見られました。
ずっと一緒にいられる
「ひとりじゃないから寂しくない」(27歳/男性)
「毎日一緒なので楽しい!新鮮!」(27歳/女性)
「同じ家に帰るので、会う約束をしなくてもいい」(28歳/女性)
特別な予定がなくても同じ時間を共有できるのは、同棲ならではの魅力です。「一緒に過ごす時間が増えた」という声が多く寄せられました。
結婚後の生活が想像できる
「ふたりの生活の流れをつくることができた」(25歳/男性)
「合わない生活の癖を直せたこと」(29歳/女性)
「結婚後の生活が想像できた」(27歳/女性)
家事の分担や平日と休日の過ごし方など、結婚後に続く日常が現実的に見えます。
「この生活をこの先も続けたいか」「無理なく一緒にいられるか」など、考え歩み寄るきっかけになるでしょう。
良い面も悪い面も知ることができる
「いいところも悪いところも知れた」(26歳/男性)
「お互いの嫌な部分を見せ合える」(29歳/男性)
「相手の嫌なところを受け入れられるか見極められる」(29歳/女性)
一緒に暮らしていると、気遣いや優しさを感じる一方で、生活習慣の違いや考え方のズレに気付くこともあります。
良い面と悪い面を知ることで、受け入れられる部分と、話し合いが必要な部分を整理しやすくなるのは、同棲ならではのメリットと言えるでしょう。
結婚前に同棲するデメリット・注意点

結婚前の同棲には多くのメリットがある一方で、注意点もあります。アンケートで挙がった声を見ていきましょう。
価値観の違いが浮き彫りになる
「お金の価値観が違ってストレスだった」(29歳/女性)
「お互い1人暮らしが長かったので、自分ルールがぶつかることがあった」(26歳/女性)
「私は床に物を置きたくなかったが、相手は気が向いたら片付けたいタイプ。床に物が置きっぱなしになるなど、価値観の違いが出てくる」(29歳/男性)
「これまで気にならなかった価値観の違いがはっきり表れる」という声がもっとも多く見られました。
お金の使い方や生活音、清潔感の基準など、考え方は人それぞれ。交際中は受け流せていたことが、毎日の生活ではストレスに感じる場合もあるようです。
違いに気付けたことをきっかけに、早めに言葉にして擦り合わせておくとよいでしょう。
家事の負担が増える可能性がある
「家事が大変」(29歳/男性)
「家事の分担でもめた」(27歳/男性)
「仕事が終わり疲れて帰ってきても、ちゃんとご飯を作らなくてはいけないのがしんどかった」(29歳/女性)
掃除・洗濯・料理など、日常の家事が増え、想像以上に負担を感じることがあります。
特に、仕事や予定で忙しい中で、どちらか一方に家事が偏っていると不満が積み重なりやすくなるため注意が必要です。
定期的に話し合いの時間を設けることが、擦れ違いを防ぐことにつながります。
相手の嫌なところが見える
「ケンカが増える」(23歳/女性)
「相手のちょっとした行動にストレスがたまった」(25歳/男性)
「意外とだらしないところが見えた」(29歳/女性)
片付けをしない、時間にルーズ、生活音が気になるなど、癖や言動が気になるようになります。
毎日顔を合わせるからこそ、小さな違和感が積み重なり、ストレスに変わることもあるでしょう。我慢せず、お互いに落ち着いて伝え合うことが大切です。
ひとりの時間がない
「ひとりで過ごせる時間がなくなった」(27歳/男性)
「自分だけのための時間を確保できなかった」(29歳/女性)
帰宅後にゆっくりしたい、何も考えずに過ごしたいと思っても、相手の存在を意識してしまう場面は出てきます。
だからこそ、お互いのひとり時間を尊重する意識を持つことが重要です。
結婚のタイミングを見失う
「結婚のタイミングを逃す」(28歳/女性)
「結婚のタイミングが難しかった。プロポーズのサプライズが難しかった」(25歳/男性)
「結婚前提で引っ越してきたので、すぐ結婚してもよかったのに、謎の同棲期間が生まれた」(28歳/女性)
一緒に過ごせる安心感がある分、区切りをつけるきっかけを見失いやすくなります。
あらかじめ目安となる時期や目標を共有しておくと、気持ちが擦れ違いにくくなるでしょう。
生活が制限される
「相手が寂しがり屋だったので、実家に帰りにくかった」(26歳/女性)
「友達を気軽に呼べない」(27歳/女性)
生活のペースや行動を相手に合わせる場面が増え、自由に過ごしにくくなることがあります。
帰宅時間や休日の予定、友人との付き合い方など、自然と相手を意識することも。無理に合わせすぎず、自分らしさを保てる距離感を心がけましょう。
結婚前の同棲を親に反対されたら?

結婚を見据えて同棲を考えていても、親から反対され戸惑うケースは見られます。「もう大人なのに」「どうして分かってくれないの?」と、感情的になることもあるでしょう。
まず大前提として意識したいのは、感情でぶつからないことです。「心配してくれてありがとう」「ちゃんと考えているから聞いてほしい」と、親の気持ちを受け止める姿勢を見せることで、話を聞いてもらいやすくなります。
ここからは、結婚前の同棲を親が反対する理由と、具体的な対処法を見ていきましょう。
親が同棲を反対する理由
親が反対する背景には、多くの場合「心配」があります。生活費や将来への不安、もし別れたときに傷つかないかといった思いです。
「相手から軽く扱われていないか」「本当に大切にされているのか」と、子どもの幸せを案じる気持ちも理由の一つでしょう。
また、「結婚前の同棲」に抵抗を感じやすい親世代ならではの価値観や、世間体を気にする気持ちが影響していることもあります。
親は反対したいのではなく、心配しているのだという前提を勘違いしてしまうと、話し合いがこじれることがあり注意が必要です。
親に納得してもらうためのステップ
1.親の「反対理由」を具体化する
まず大切なのは、親が何に不安を感じているのかをはっきりさせることです。金銭面なのか、結婚の期限が見えないことなのか、相手の人柄なのかを聞いてみましょう。
「何が一番心配?」と聞き、不安を言葉にしてもらうことで、漠然とした感情を「一緒に向き合う課題」へと変えることができます。
2.条件・ルールを提示する
親が不安を感じやすいのは、「先が見えない状況」です。そのため、同棲に対する考え方や計画を示すことが重要です。
例えば、「同棲期間」「結婚前提であること」「家計や家事分担のルール」など、具体的な条件を丁寧に説明しましょう。相手が誠実な人であることや、大切にされていることを織り交ぜながら伝えるとよいでしょう。
また、万が一困ったことが起きた場合の対応策や相談先を共有したり、同棲後も定期的に近況を報告すると約束したりすると、親の不安は和らぎやすくなります。
3.時間を味方につける
無理に押し切らず、少し時間を置くことも大切です。感情の整理には時間が必要なことも多く、急ぎすぎると反対が強まることがあります。
数週間から数カ月空けることで、親の受け止め方が変わる場合もあるでしょう。時間を置いても反対が続く場合は、半同棲や週末同棲など、段階を踏む方法を検討するのも一案です。
「説得する」ことと、「論破する」ことは違います。勝つことを目的とせず、自分の人生の選択として真剣に考えていると、誠実に伝え続ける姿勢が大切です。
不安要素はなくしてから同棲をスタートさせよう

結婚前の同棲は、ふたりの関係を深める大きな一歩であり、未来を確かめ合う時間でもあります。
楽しいことだけでなく、価値観の違いや擦れ違いにも向き合うからこそ、「この人と一緒に生きていきたい」という気持ちを確認する時間になるのです。
親の反対やデメリット・注意点への不安があれば、ふたりで話し合ってから同棲をスタートさせるとよいでしょう。
同棲を始めてからも、小さな不満をためることなく話し合い、協力していくことでふたりの将来を想像しやすくなるはずです。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事。
恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQ+など人間関係についての専門協会として、認定講師100人以上が在籍する。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ5万人を超える。著書10冊。最新刊は『大人婚活完全ガイド』。他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト:https://www.iseikan.jp/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2026/1/14〜2026/1/16
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
(*)の数値は100人に満たない結果のため、参考値となります。


