結婚式に関するエピソードの記事一覧

人は誰でも人生のストーリーを一度は思い描くはず

こんな仕事がしたい

何歳までに結婚したい

何歳までに家を買いたい


たくさんのストーリーを描いていたけれど

必ずしも思い描いていたストーリーとは違うかもしれない

むしろ全然違う人生かもしれない

でも

ふと考えたとき

「良い人生だ」と思えるはず



結婚式も同じかもしれない



プランナーと

こんなパーティーを作りたいと何ヶ月も前から

考え、打ち合わせをしても

でもそれは単なる土台にすぎないのかもしれない


だって

結婚式をするお二人も初めて

お二人の結婚式に参加するゲストも初めて

「結婚式」はたった一度の一発本番





リハーサルでは上手に出来たけど

扉が開くとたくさんの大人がいて

大人でも緊張する舞台

涙だって出るかもしれない




「結婚式では絶対に泣かない」ってずっと言っていたけど

本番涙を堪えながら歩く父だっているかもしれない




「人前ではキスなんて出来ない！」と

誓いのキスもおでこにしたのに

楽しさで気持ちが舞い上がって

思わず、、、




「結婚式は新婦が主役だから！」と

打ち合わせで何度も話していたのに

いつの間にか一番楽しそう




全てがお二人の描いていた「結婚式」のストーリーにはなかったかもしれない

でも

それこそが二人だけのオリジナルの「結婚式」

全ての瞬間がお二人のオリジナル



思い描いた結婚式のストーリーとは違ったかもしれないけど

きっと、終わった後には



「良い結婚式だった」

と思えるはず

『入籍日』


それはおふたりのこれからの人生にとって特別な一日

ご案内中におふたりの記念日や入籍の日をお伺いすると
いつにしようか悩まれている方もたくさんいらっしゃいます。


ふたりのお付き合い記念日？
どちらかのお誕生日？
ゾロ目の日？
ご両親と同じ日？
結婚式当日？


などなど一生に一度の大切な一日を決めるのですから迷って当然！！

『おふたりの人生の中で大切にしたい入籍日を先輩花嫁さん達はどうやって決めているの？』

そんな悩める花嫁さんのためにご提案！！



最近はジュエリーショップでの指輪を受け取りに行った際に
そのまま仕上がったばかりのおふたりの指輪と婚姻届を提出する瞬間を
写真を残しておきたいという方も多くなっているようです

その日の空模様を写真に残したり
思い出の場所を訪れて日付入りチケットの半券をもらったり
そのままプチ旅行に出かけたり….
ちょっと豪華なレストランで彼からのサプライズに涙された先輩花嫁さんも
結婚記念日＝入籍日とされる方が多いので
ここでひとつ結婚記念日の年数に合わせたプレゼントをまとめました。

結婚記念日と言えば金婚式や銀婚式などを思い浮かべますが、
実は結婚1年目、2年目といった年にもそれぞれ名前と
ふさわしいプレゼントがあります。

年齢と共に重ねていく結婚記念日を、毎年大切にお祝いできたら素敵ですよね！

1年目….紙婚式
1年一緒に過ごしてみてのお互いに向けたお手紙をプレゼントしたり、
フォトアルバムやこれからのスケジュールを立てられるようにカレンダーなんていうのも素敵ですね


2年目….綿婚式
派手な生活をせず、質素倹約して贅沢を戒めるという意味があるそう。
ただ、せっかくの記念日なのでお互いにプレゼントをしたいところ！
たとえばスーツを着てお仕事される彼にはYシャツやお揃いのバスタオル、
いい睡眠のためにコットン100％の寝具なんていうのもいいかもしれませんね


3年目….革婚式
3年目って恋愛の上では節目になりますよね…。
相手の意外なところが見えたり、倦怠期を迎えたり、それは結婚生活となると
より感じられるかもしれません。そんな3年目の結婚記念日は革のように強く
風合いも楽しみながらこれからの人生を迎えていけたら素敵ですね


花婚式（花が咲き実がなるように、夫婦の間にも子供（実）ができるように）
木婚式（夫婦が1本の木のように固く結ばれる）
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こんな風にお互いを思ってそれぞれの年の記念にまつわる素敵なプレゼントを用意して
一年、また一年を迎えていけたら喧嘩も少なくなりそうですね笑

『笑顔は伝染する』




たくさんの幸せな瞬間

人は誰でも笑顔になる





笑顔には素敵な魔法がある






笑顔が溢れるとその周りの空気は幸せで包まれる


誰かが笑顔になると


一緒にいる人も笑顔になる





『笑顔の伝染』


楽しい笑顔

嬉しい笑顔

幸せな笑顔




今日もたくさんの人に笑顔が伝染していく

ローズガーデンクライスト教会は
札幌市の方はもちろん地方からもたくさんの方にお越しいただき
挙式会場としても多くの方に選んでいただいている会場の一つです


先日近畿地方からご家族でお越しいただき
少人数の挙式を挙げていただいたお客様がいました


挙式後ゆっくりとテラスで過ごす家族の時間


お二人は景色をバックにお写真を撮っている時
ご新婦様のおばあさまがお話をしてくれました




『初めての北海道でこんな素敵な場所で、
素敵な時間を過ごす事が出来て本当に嬉しいです。』


『初孫なんです。』

『大切な孫・・・』


『今日この日、この時間が私の宝物になりました。』


私に向かって

『今日は本当にありがとうございます！』と涙を流しながら話しをしてくれました





ある時は


『またここに絶対来るわ！！』と笑顔で私の背中を叩くお父様


『自分がもう一度ここで結婚式を挙げたい！！』と笑いながら話すお母様






この教会で、この景色を見ながらたくさんのお話を聞く事ができます


色々な物語があるこの教会、そして一度見たら必ずもう一度見たくなるこの景色


もう一度ここへ


そう思えるのも


ここ「ローズガーデンクライスト教会」

ローズガーデンクライスト教会の専用レストラン

「ブランシュメゾン」でのあるエピソード・・



「今日は私たちと一緒に楽しんで下さい！！」

そんな言葉からスタートした撮影



いつもはスタッフからご新郎様ご新婦様へお伝えする言葉

「今日は楽しんで下さい！」



でもこの日はお二人から最初に言われた言葉

写真のリクエストではなく

カメラマンへのリクエスト





カメラマンを見つけては手を振るご新婦様

色々な人にカメラマンを紹介する新郎様

一緒に笑い

一緒に感動し

お父さんからもお酒を薦められ

お母さんからは愚痴を聞き、、笑

まるでゲストの一員のように・・・





そんな素敵なお二人の結婚式

お二人を囲んで

ご親族同士

ゲスト同士

そしてスタッフも交えて

その場にいる全員の距離が近く感じた結婚式






そんな最高の結婚式

遠距離恋愛していた彼と、結婚する事になった。
実家を離れ、まわりに友人もいない慣れない土地で彼と一緒に暮らし始めていたが、
結婚式を挙げるかどうか悩んでいた。

彼女には、高校時代の親友に、ブライダルフォトグラファーがいた。
籍だけ入れて、写真だけ残そうと考えていたが、彼の両親の強い希望で、結婚式を挙げる事になった。

彼女は言った。当日、結婚式を撮影してほしい。
ブライダルフォトグラファーの私は、もちろん、カメラ機材をもって喜んで駆け付けた。
とっても美人な親友。花嫁姿は、本当に楽しみだった。

彼女なりに悩んで決めた結婚式は、家族だけの結婚式。挙式後は、家族だけでお食事会をするそうだ。

でも、彼女自身、あまり乗り気ではない事も知っていた。
結婚式を挙げる場所、日取り、和装か洋装にするか等、色々決める事があって、
「面倒だから結婚式を挙げたくない！」と、泣きながら電話口で言う時もあった。

私は、彼女に言った。
「結婚式は、挙げたほうが良いよ。自分のためじゃなく、親のために。」

彼女は高校１年生の時、父親を亡くしていた。
お母さんが、女手一つで、彼女と弟さんを大学まで入れた。２人とも立派な社会人になり、弟さんは就職して東京にいる。彼女が実家を離れ、一人暮らしになったお母さん。「ウェディングドレス姿」を見せてあげたかった。

結婚式を挙げたくない彼女は、メイクもドレスも、あまりこだわる事なく、当日を迎えた。
参列者とフォトグラファー１人が見守る中、挙式が始まった。
彼女は、ケーキカット等のイベントを一切しない結婚式を希望していたが、彼女に、一つだけお願いをしておいた。

「お母さんへ、感謝の手紙は読んだら？」

最後に、育ててくれた感謝の手紙を読む彼女。
お父さんが亡くなってからの家族３人の寂しさが伝わってくる。
いつも気丈な、彼女のお母さんが涙した。彼女の弟さんが、ハンカチをそっと渡す。

私は涙を拭いながら、シャッターを押した。

彼女が読み終わり、お母さんに手紙を渡す。
結婚式に参列した全員が一体となり、心温まる瞬間となった。

最後に、新しい家族の記念撮影。全員が、心からの笑顔だった。
「わざわざ遠方まで撮影に来てくれて、本当にありがとう。」

そう言った彼女は、爽やかに言った。
電話口で「結婚式を挙げたくない！」と泣いていたのが嘘みたいだった。


１年後、弟さんが盛大に結婚式を挙げた。
「弟の披露宴でケーキカットをしたの。」と、彼女は嬉しそうに語った。
ケーキカットをしてない、姉夫婦へのサプライズ演出だったようだ。

小さい頃は「パパの影を踏んでやる」って
楽しそうに後ろを歩いたり

日曜日はキャッチボールをやるのが日課になって

パパっ子なのね！って周りから言われるくらい

いつも一緒にいた息子




いつからか

「パパ」が「おやじ」に代わり

「おやじ」よりも飯の量が増え

「おやじ」よりも身長が高くなった



一緒に歩く事も無くなり

日課のキャッチボールは「おやじ」とではなく「友達」とに代わった



娘を持つと大変だと良く知人が話しているけど

息子だって大切な子ども

だから余計寂しい気持ちが大きくなる




「息子なんてこんなものよ」

知らない間に子離れできていた母さん




あっという間に中身も体も大きくなった「息子」

「息子」が生まれて28年目の今日

結婚式で見せた姿は今まで以上に立派な姿だった



親バカって言われるかもしれない。

でも

いつまでたっても

親にとって「子どもは子ども」

大切な自分たちの「子ども」

扉に向かう後ろ姿を見て思う

「自慢の息子」

私たちカメラマンは当日に初めてご新郎様ご新婦様とお会いすることもありますが

ご希望があれば事前にお打合せをする事もあります。


お二人と色々なお話をして

お二人の大切な瞬間をどのように残すかカメラマンは考えます。


『久しぶりに親友と会えるんです。』

『みんな楽しんでくれるか不安で・・』

『たくさんの笑顔を見たいです。』



お話で出てくる結婚式に対する想い

それを私たちはお二人からの「スナップリクエスト」として

撮影していきます。


「親友との写真」

「ゲストの楽しんでいる写真」

「たくさんの笑顔の写真」


もちろん明確なスナップリクエストが無くても

お二人とお話することで

お二人の雰囲気を知り

お二人の事を考え撮影に行くこともあります。


先日のお打合せの時

ご新婦様からの「たった一つのリクエスト」


『父の涙を撮って欲しい』





『父が泣く姿を見たことがないんです。
絶対に泣くから！と母は断言しています。』


『ただ父の泣く姿を見たいのではなく
一度も私の前で泣いたことのない父が私の結婚式で涙を流してくれたら
この先何があってもその写真を見て父の愛情の大きさを感じる事ができると思うんです。』





その「たった一つのリクエスト」にはご新婦様の強い想いを感じました。


いただいた「リクエスト」に全て応えられないかもしれない。


でも

出来る限り

お二人の一生に一度の大切な瞬間を

1枚でも多く残したい！と

カメラマン

日々走り回っています。

お母さんと喧嘩した

結婚を決めてから
結婚式の日程、式場まで全部お母さんが一緒になって決めた

お母さんが主役なんじゃないか。って思うくらい
張り切って準備をしていた私のお母さん


そんなある日
仕事が急に休みになった私は
旦那と一緒にドレスショップへ


ただ少し見に行くつもりが
ある1着のドレスに一目惚れ
その場で即決


その事をお母さんに伝えると
突然怒り出した


色々言われたけど
「私の結婚式なんだから私の好きにさせて！！」
私も怒りが爆発してしまった

その瞬間見せたお母さんの悲しい表情
それからあまり煩く結婚式の事に関しては話さなくなった


別に日程も式場も一緒に納得して決めたけど
私の結婚式なんだから。。。
そんな思いがずっと続いてた




結婚式の前日プランナーさんと話してしていると
「明日はお二人にとっても大切な日ですが、
集まるゲストの皆さんはもちろん、何よりご両親にとっても
一生に一度の大切な日になりますね。」


その言葉を聞いて固まった


一生に一度の大切な日


私たちだけではなくお父さん、お母さんにとっても大切な日


一人娘の結婚式は
一生に一度だけ
お母さんにとっても大切な日


そんな大切なことに気づかなかった



悲しい気持ちのまま結婚式を迎えたくなくて
プランナーさんに全てを打ち明けた
お母さんとの喧嘩


涙を堪えて話す私を見て
優しい笑顔でプランナーさんが言ってくれた


「明日は悲しい気持ちで迎えないで欲しい！
お母様と喧嘩したままなら明日結婚式で仲直りしましょう！
今までのごめんね。と、そしてありがとう。の気持ちを込めて
お母様には思いっきり楽しんで貰いましょう。
結婚式だから気持ちを伝えられるって事もあります。」

プランナーさんに言われた言葉が魔法に聞こえた




伝えたい気持ちは素直に言葉で


結婚式は誰にとっての大切な日


それが結婚式