匂わせ写真とは?画像例やSNSで匂わせ投稿する人の心理も紹介
Index
- #01 匂わせ写真とは?
- #02 匂わせ写真の例
- #03 匂わせ写真をSNSに投稿する人の心理
- #04 「匂わせ」すぎるとマイナスな印象になることも
芸能人のSNSや芸能ニュースなどでもたびたび話題となる「匂わせ写真」。匂わせ写真とはどんな画像なのでしょうか。心理カウンセラーの高見 綾さん監修の下、画像の例や、匂わせ写真をSNSに投稿する人の心理も解説します。
匂わせ写真とは、恋人の存在をそれとなくアピールするような写真・画像のことをいいます。主にSNSに投稿される写真に使われる言葉です。
「匂わせ画像」は、匂わせ写真と同じ意味で、恋人がいることをほのめかす画像や写真のことを指す言葉です。
「それとなく気付いてもらえるようにほのめかすこと」や、「恋人がいることを間接的に自慢するような行為」を「匂わせ」といいます。
「匂わせ」は、「匂わせストーリーズ」や「匂わせ女子」のように、最近では「匂わせ〇〇」という形で使われることも多いです。
匂わせ写真には具体的にどんなものがあるのでしょうか。よくある匂わせ写真の例を挙げてみました。
カフェのテーブルに異性の手が写っている写真は、分かりやすい匂わせ写真といえるでしょう。異性と一緒にいることをほのめかしているのです。
恋人のことには触れずに、「行きたかったお店に行ってきた」「素敵な場所だった」などの言葉を添えて投稿することがよくあるパターンです。
2人分の食事や飲物が並ぶテーブルの写真も、匂わせ写真のよくある例の一つです。
友人の可能性もありますが、恋人と一緒に食事をしていることをほのめかしています。
中には、「手作りしてみた」と言葉を添えて、一緒に住んでいることや自宅で特別な時間を過ごしていることを暗示するようなケースもあります。
夕日や海などの風景をバックに、2人の影が写っているものも匂わせ写真といえます。
顔は写っていなくても、影の形から男性と女性であることが分かったり、寄り添っていたりすると、見た人は「これは恋人なのかな?」と想像するでしょう。
素敵なホテルの部屋やリゾートの写真を投稿して、恋人との特別な旅行をほのめかすケースもあります。
2人分のアメニティーやタオルが写り込んでいて、「誰かと一緒にいるんだな」と想像させます。
誕生日や記念日などのプレゼントの写真も匂わせ写真の一つです。
指輪やネックレスなど、恋人に贈る定番のアイテムが写っているような場合は分かりやすいといえるでしょう。
プレゼントを誰にもらったのかを明かさずに、「ありがとう」「すごく嬉しい」などとひと言添えて投稿する人もいます。
何げない部屋の写真の中に、よく見ると異性の物が写り込んでいることもあります。
時計やキーケースなどの小物が置かれていると、それを見た人は「異性と一緒に住んでいるのかな?」「部屋に異性が来ているのかな?」と想像します。
自分1人だけで写っている旅行中の写真も、匂わせ写真といえます。
観光スポットだけでなく、何げない場所の写真や笑顔のアップの写真もある場合は、撮ってくれる人が一緒にいるということを表しています。
「もしかして恋人と一緒に行ったのかな?」と想像する人もいるはずです。
匂わせ写真をSNSに投稿する人は、なぜはっきりと明言せずに匂わせるのでしょうか。匂わせをする人の心理を解説します。
「交際中の相手がいることを自慢したい」という気持ちから匂わせ写真を投稿することがあります。
「自分は幸せだ」とアピールして、幸せな気持ちに共感してもらいたいのです。
ただ、「自慢していると思われたくない」という気持ちから、素直にアピールすることができず匂わせになるのでしょう。
「自分は幸せだ」とアピールすることで、優越感を抱きたいと思っているケースも考えられます。
周囲の人に対して劣等感があると、恋人ができたときにマウントを取りたい気持ちが強くなることがあります。
特別な存在がいることをほのめかすことで、自分の評価を高めようとしているのでしょう。
匂わせ写真をSNSに投稿する人には、注目されたいという心理があることも。
投稿を見た人から、「誰からもらったプレゼントなの?」「恋人がいるの?」と気にしてもらいたいと思っている、承認欲求が強いタイプといえるでしょう。
また、匂わせ写真を投稿することで、「いいね」がたくさんもらえることが嬉しい人もいます。
「社内恋愛をしていてバレたくない」など、ある事情で恋人との関係を公にはできないけれども、幸せを表に出したいという心理もあります。
この場合は、プライバシーを守りつつも、特別な瞬間を共有したいと思っています。
匂わせをする人の中には、満たされない気持ちを抱えている人もいます。
仕事や人間関係がうまくいっていなかったり、恋人との関係に不安があったりするときに、幸せそうな投稿をすることでネガティブな気持ちを紛らわしているのです。
幸せな気持ちから悪気はなく匂わせ写真を投稿していても、「恋人がいるという話を聞いていないけど信用してくれていないのかな?」と思わせてしまったり、あまりに回数が多いと「自慢している」と捉えられたりと、見る人によってはマイナスな印象や誤解を与えてしまうこともあります。
もちろん、匂わせ写真を見て「素敵だな!」と感じる人もいますが、受け取る人によって感じ方はさまざまです。
多くの人が目にするSNSに写真を投稿するときには、見た人がどう思うか?を想像することも大切。もし、匂わせ写真ばかりになっていたら、意識的に数を減らすなど工夫する方が得策かもしれませんね。
取材・文/坂田圭永
【監修】
高見 綾さん
心理カウンセラー。“質上げ女子”のカウンセリング。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に生かすアプローチに高い評価を得ている。著書は『ゆずらない力』(すばる舎)。雑誌やウェブなどで記事を執筆するなどマルチに活躍中。
公式サイト:https://takamiaya.com/
匂わせ写真とは?
匂わせ写真とは、恋人の存在をそれとなくアピールするような写真・画像のことをいいます。主にSNSに投稿される写真に使われる言葉です。
「匂わせ画像」は、匂わせ写真と同じ意味で、恋人がいることをほのめかす画像や写真のことを指す言葉です。
「それとなく気付いてもらえるようにほのめかすこと」や、「恋人がいることを間接的に自慢するような行為」を「匂わせ」といいます。
「匂わせ」は、「匂わせストーリーズ」や「匂わせ女子」のように、最近では「匂わせ〇〇」という形で使われることも多いです。
匂わせ写真の例
匂わせ写真には具体的にどんなものがあるのでしょうか。よくある匂わせ写真の例を挙げてみました。
異性の体の一部が写った写真
カフェのテーブルに異性の手が写っている写真は、分かりやすい匂わせ写真といえるでしょう。異性と一緒にいることをほのめかしているのです。
恋人のことには触れずに、「行きたかったお店に行ってきた」「素敵な場所だった」などの言葉を添えて投稿することがよくあるパターンです。
2人分の食事が並ぶテーブルの写真
2人分の食事や飲物が並ぶテーブルの写真も、匂わせ写真のよくある例の一つです。
友人の可能性もありますが、恋人と一緒に食事をしていることをほのめかしています。
中には、「手作りしてみた」と言葉を添えて、一緒に住んでいることや自宅で特別な時間を過ごしていることを暗示するようなケースもあります。
カップルと思われる影の写真
夕日や海などの風景をバックに、2人の影が写っているものも匂わせ写真といえます。
顔は写っていなくても、影の形から男性と女性であることが分かったり、寄り添っていたりすると、見た人は「これは恋人なのかな?」と想像するでしょう。
ホテルの部屋やリゾートの写真
素敵なホテルの部屋やリゾートの写真を投稿して、恋人との特別な旅行をほのめかすケースもあります。
2人分のアメニティーやタオルが写り込んでいて、「誰かと一緒にいるんだな」と想像させます。
プレゼントの写真
誕生日や記念日などのプレゼントの写真も匂わせ写真の一つです。
指輪やネックレスなど、恋人に贈る定番のアイテムが写っているような場合は分かりやすいといえるでしょう。
プレゼントを誰にもらったのかを明かさずに、「ありがとう」「すごく嬉しい」などとひと言添えて投稿する人もいます。
異性の私物が写る部屋の写真
何げない部屋の写真の中に、よく見ると異性の物が写り込んでいることもあります。
時計やキーケースなどの小物が置かれていると、それを見た人は「異性と一緒に住んでいるのかな?」「部屋に異性が来ているのかな?」と想像します。
1人で写っている旅行中の写真
自分1人だけで写っている旅行中の写真も、匂わせ写真といえます。
観光スポットだけでなく、何げない場所の写真や笑顔のアップの写真もある場合は、撮ってくれる人が一緒にいるということを表しています。
「もしかして恋人と一緒に行ったのかな?」と想像する人もいるはずです。
匂わせ写真をSNSに投稿する人の心理
匂わせ写真をSNSに投稿する人は、なぜはっきりと明言せずに匂わせるのでしょうか。匂わせをする人の心理を解説します。
恋人がいることを自慢したい
「交際中の相手がいることを自慢したい」という気持ちから匂わせ写真を投稿することがあります。
「自分は幸せだ」とアピールして、幸せな気持ちに共感してもらいたいのです。
ただ、「自慢していると思われたくない」という気持ちから、素直にアピールすることができず匂わせになるのでしょう。
優越感を抱きたい
「自分は幸せだ」とアピールすることで、優越感を抱きたいと思っているケースも考えられます。
周囲の人に対して劣等感があると、恋人ができたときにマウントを取りたい気持ちが強くなることがあります。
特別な存在がいることをほのめかすことで、自分の評価を高めようとしているのでしょう。
注目されたい
匂わせ写真をSNSに投稿する人には、注目されたいという心理があることも。
投稿を見た人から、「誰からもらったプレゼントなの?」「恋人がいるの?」と気にしてもらいたいと思っている、承認欲求が強いタイプといえるでしょう。
また、匂わせ写真を投稿することで、「いいね」がたくさんもらえることが嬉しい人もいます。
公にはできないが幸せをシェアしたい
「社内恋愛をしていてバレたくない」など、ある事情で恋人との関係を公にはできないけれども、幸せを表に出したいという心理もあります。
この場合は、プライバシーを守りつつも、特別な瞬間を共有したいと思っています。
ネガティブな気持ちを忘れたい
匂わせをする人の中には、満たされない気持ちを抱えている人もいます。
仕事や人間関係がうまくいっていなかったり、恋人との関係に不安があったりするときに、幸せそうな投稿をすることでネガティブな気持ちを紛らわしているのです。
「匂わせ」すぎるとマイナスな印象になることも
幸せな気持ちから悪気はなく匂わせ写真を投稿していても、「恋人がいるという話を聞いていないけど信用してくれていないのかな?」と思わせてしまったり、あまりに回数が多いと「自慢している」と捉えられたりと、見る人によってはマイナスな印象や誤解を与えてしまうこともあります。
もちろん、匂わせ写真を見て「素敵だな!」と感じる人もいますが、受け取る人によって感じ方はさまざまです。
多くの人が目にするSNSに写真を投稿するときには、見た人がどう思うか?を想像することも大切。もし、匂わせ写真ばかりになっていたら、意識的に数を減らすなど工夫する方が得策かもしれませんね。
取材・文/坂田圭永
【監修】
高見 綾さん
心理カウンセラー。“質上げ女子”のカウンセリング。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に生かすアプローチに高い評価を得ている。著書は『ゆずらない力』(すばる舎)。雑誌やウェブなどで記事を執筆するなどマルチに活躍中。
公式サイト:https://takamiaya.com/