セカンドマリッジリングとは?ふたりの絆を彩る2本目の結婚指輪
Index
- #01 セカンドマリッジリングとは?
- #02 セカンドマリッジリングを購入するタイミング
- #03 セカンドマリッジリングを購入する理由
- #04 セカンドマリッジリングを選ぶポイント
- #05 セカンドマリッジリングを楽しもう!
近年、セカンドマリッジリングを購入する夫婦が増えているそう!いつ頃どんなリングを購入するものなのか、気になりますよね。そこで、セカンドマリッジリングを購入するタイミングや理由をジュエリーコーディネーターの小俣友里さんに教えていただきました。
セカンドマリッジリングとは、結婚後に購入する2本目の結婚指輪のことです。
夫婦揃って新しい指輪に着け替えたり、1本目の結婚指輪と重ね着けをしたりなど、着け方はさまざま。結婚生活や経済状況が落ち着いたタイミングで、ネクストステージやセカンドライフに向けて今の自分たちにふさわしい指輪を探す夫婦が増えているのです。
1本目の結婚指輪と違って、セカンドマリッジリングは購入するタイミングが特に決まっているわけではありません。どんなきっかけで購入すればいいのか、おすすめのタイミングを教えていただきました。
セカンドマリッジリングを購入するタイミングで多いのが、結婚10周年や20周年など節目の記念日。この場合は夫婦揃って新しい結婚指輪に買い替えるのが一般的です。
子どもが生まれた、もしくは子どもが成人したなど、子育ての節目に購入するのもよい記念となります。
また、子どもが結婚して自立する際に、感謝の気持ちを込めて子から親へセカンドマリッジリングをプレゼントする、というパターンもあります。
夫婦が自分たちで購入する以外に、贈り物としてもセカンドマリッジリングはおすすめです。
退職や独立など仕事の節目や、病気が回復した、資格を取得したなど人生の節目の記念に購入する人もいます。
セカンドマリッジリングは必ずしも夫婦揃って購入するのではなく、それぞれのタイミングで贈り合ってもOK。
パートナーが何かを達成したお祝いに、もしくは支えてくれたパートナーに感謝の気持ちを込めてプレゼントするのも素敵です。
さまざまな節目に購入されているセカンドマリッジリングですが、2本目の結婚指輪が欲しいという理由も夫婦それぞれです。ここでは、代表的な例をご紹介します。
結婚生活の節目に購入するセカンドマリッジリングには「夫婦の絆をさらに深めたい」「ふたりの気持ちや思いを形にしたい」などの思いが込められている場合が多いです。
「子育てが一段落して親として頑張ったから」「仕事で成果を上げたから」などの理由で、頑張った自分やパートナーへのご褒美という意味でセカンドマリッジリングを購入する場合もあります。
最初の結婚指輪のデザインに飽きてしまったり、年月とともに好みが変わってしまうことがあります。
「気に入っていないリングを着け続けるよりは思い切って買い替えよう」という理由でセカンドマリッジリングを購入する夫婦も少なくありません。
サイズが合わなくなった、デザインが似合わなくなった、傷だらけになってしまった、紛失してしまった……。
さまざまな理由で1本目の結婚指輪が着けられなくなった場合は、新しい結婚指輪が必要となり、セカンドマリッジリングという形で夫婦揃って新調します。
結婚した頃はまだ経済的に安定していなかったり新生活の費用を優先したりで、あまり結婚指輪に予算をかけられなかったという夫婦もいます。
経済的に余裕ができたから結婚指輪をランクアップさせるためにセカンドマリッジリングを購入する、というのもよくある理由です。
セカンドマリッジリングはどのような観点で選べばよいのでしょうか。これから結婚生活を始めるタイミングで購入した1本目の結婚指輪とは異なる、セカンドマリッジリングならではの選び方を教えていただきました。
1本目は予算や飽きないデザインを重視してシンプルな指輪を選んだという人も多いので、セカンドマリッジリングはダイヤモンドを付けたり好きなデザインにこだわるのがおすすめです。
女性は1本目の指輪と重ね着けできるデザイン、男性はブラックダイヤモンドが付いたデザインや普段よく着けている時計に合わせて選ぶと、結婚指輪をお洒落に楽しむことができます。
年齢とともに指の節や手のシミ、シワが気になってくるので、華奢なデザインよりも少しボリュームがあるもの、シンプルなものよりもデザイン性のあるリングが似合うようになります。また、ボリュームやデザイン性があると指輪に視線がいくので、気になる部分をカモフラージュできるというメリットもあります。
毎日着ける指輪なので、強度は重要です。特に、1本目の結婚指輪をぶつけてしまうことが多く変形や傷が気になるようなら、強度や耐久性を重視するとよいでしょう。
おすすめは鍛造(たんぞう)製法で作られた鍛造リング。金属に圧力を加え圧縮して鍛えながら作るので、密度が高く、変形しにくく傷も付きにくいのが特徴です。指輪を着けたまま気にせず家事や仕事をしたい人にぴったりです。
結婚指輪は一生ものというイメージがありますが、同じ指輪を着け続けることにこだわらなくてもいいのです。
ご褒美として、ファッションとして、記念品として、絆の証しとして……など、セカンドマリッジリングは自由な選び方や楽しみ方ができます。
また、リングの裏側に家族全員の誕生石を並べたり、子どものイニシャルを刻印したりなど、ふたりで築いてきた歴史を刻むのもおすすめです。
これからの結婚生活でさらに夫婦の絆を深めるために、節目となるタイミングにセカンドマリッジリングを贈り合ってみてはいかがでしょうか。
取材・文/仲西なほ子
【監修】
小俣友里さん
ジュエリーコーディネーター。難関のジュエリーコーディネーター1級の資格を持ち、ジュエリーリフォーム専門の「ラトレイユ」の代表として活躍。ジュエリーのリフォームや修理はもちろん、オーダーメイドジュエリーも手がけている。また、宝石専門チャンネルGSTVのコメンテーター、国際宝飾展の接客コンテストの審査員、日本青年会議所時計・宝飾・眼鏡部会の第53代部会長を務めるなど、幅広く活躍している。
インスタグラム:https://www.instagram.com/yuuris.ig/
セカンドマリッジリングとは?
セカンドマリッジリングとは、結婚後に購入する2本目の結婚指輪のことです。
夫婦揃って新しい指輪に着け替えたり、1本目の結婚指輪と重ね着けをしたりなど、着け方はさまざま。結婚生活や経済状況が落ち着いたタイミングで、ネクストステージやセカンドライフに向けて今の自分たちにふさわしい指輪を探す夫婦が増えているのです。
セカンドマリッジリングを購入するタイミング
1本目の結婚指輪と違って、セカンドマリッジリングは購入するタイミングが特に決まっているわけではありません。どんなきっかけで購入すればいいのか、おすすめのタイミングを教えていただきました。
結婚生活の節目
セカンドマリッジリングを購入するタイミングで多いのが、結婚10周年や20周年など節目の記念日。この場合は夫婦揃って新しい結婚指輪に買い替えるのが一般的です。
子育ての節目
子どもが生まれた、もしくは子どもが成人したなど、子育ての節目に購入するのもよい記念となります。
また、子どもが結婚して自立する際に、感謝の気持ちを込めて子から親へセカンドマリッジリングをプレゼントする、というパターンもあります。
夫婦が自分たちで購入する以外に、贈り物としてもセカンドマリッジリングはおすすめです。
人生の節目
退職や独立など仕事の節目や、病気が回復した、資格を取得したなど人生の節目の記念に購入する人もいます。
セカンドマリッジリングは必ずしも夫婦揃って購入するのではなく、それぞれのタイミングで贈り合ってもOK。
パートナーが何かを達成したお祝いに、もしくは支えてくれたパートナーに感謝の気持ちを込めてプレゼントするのも素敵です。
セカンドマリッジリングを購入する理由
さまざまな節目に購入されているセカンドマリッジリングですが、2本目の結婚指輪が欲しいという理由も夫婦それぞれです。ここでは、代表的な例をご紹介します。
絆を深めるために
結婚生活の節目に購入するセカンドマリッジリングには「夫婦の絆をさらに深めたい」「ふたりの気持ちや思いを形にしたい」などの思いが込められている場合が多いです。
ご褒美として
「子育てが一段落して親として頑張ったから」「仕事で成果を上げたから」などの理由で、頑張った自分やパートナーへのご褒美という意味でセカンドマリッジリングを購入する場合もあります。
1本目の指輪に飽きてしまった
最初の結婚指輪のデザインに飽きてしまったり、年月とともに好みが変わってしまうことがあります。
「気に入っていないリングを着け続けるよりは思い切って買い替えよう」という理由でセカンドマリッジリングを購入する夫婦も少なくありません。
1本目の指輪が着けられなくなった
サイズが合わなくなった、デザインが似合わなくなった、傷だらけになってしまった、紛失してしまった……。
さまざまな理由で1本目の結婚指輪が着けられなくなった場合は、新しい結婚指輪が必要となり、セカンドマリッジリングという形で夫婦揃って新調します。
経済的に余裕ができた
結婚した頃はまだ経済的に安定していなかったり新生活の費用を優先したりで、あまり結婚指輪に予算をかけられなかったという夫婦もいます。
経済的に余裕ができたから結婚指輪をランクアップさせるためにセカンドマリッジリングを購入する、というのもよくある理由です。
セカンドマリッジリングを選ぶポイント
セカンドマリッジリングはどのような観点で選べばよいのでしょうか。これから結婚生活を始めるタイミングで購入した1本目の結婚指輪とは異なる、セカンドマリッジリングならではの選び方を教えていただきました。
好きな石やデザインにこだわる
1本目は予算や飽きないデザインを重視してシンプルな指輪を選んだという人も多いので、セカンドマリッジリングはダイヤモンドを付けたり好きなデザインにこだわるのがおすすめです。
女性は1本目の指輪と重ね着けできるデザイン、男性はブラックダイヤモンドが付いたデザインや普段よく着けている時計に合わせて選ぶと、結婚指輪をお洒落に楽しむことができます。
ボリュームのあるデザインにする
年齢とともに指の節や手のシミ、シワが気になってくるので、華奢なデザインよりも少しボリュームがあるもの、シンプルなものよりもデザイン性のあるリングが似合うようになります。また、ボリュームやデザイン性があると指輪に視線がいくので、気になる部分をカモフラージュできるというメリットもあります。
強度も重視する
毎日着ける指輪なので、強度は重要です。特に、1本目の結婚指輪をぶつけてしまうことが多く変形や傷が気になるようなら、強度や耐久性を重視するとよいでしょう。
おすすめは鍛造(たんぞう)製法で作られた鍛造リング。金属に圧力を加え圧縮して鍛えながら作るので、密度が高く、変形しにくく傷も付きにくいのが特徴です。指輪を着けたまま気にせず家事や仕事をしたい人にぴったりです。
セカンドマリッジリングを楽しもう!
結婚指輪は一生ものというイメージがありますが、同じ指輪を着け続けることにこだわらなくてもいいのです。
ご褒美として、ファッションとして、記念品として、絆の証しとして……など、セカンドマリッジリングは自由な選び方や楽しみ方ができます。
また、リングの裏側に家族全員の誕生石を並べたり、子どものイニシャルを刻印したりなど、ふたりで築いてきた歴史を刻むのもおすすめです。
これからの結婚生活でさらに夫婦の絆を深めるために、節目となるタイミングにセカンドマリッジリングを贈り合ってみてはいかがでしょうか。
取材・文/仲西なほ子
【監修】
小俣友里さん
ジュエリーコーディネーター。難関のジュエリーコーディネーター1級の資格を持ち、ジュエリーリフォーム専門の「ラトレイユ」の代表として活躍。ジュエリーのリフォームや修理はもちろん、オーダーメイドジュエリーも手がけている。また、宝石専門チャンネルGSTVのコメンテーター、国際宝飾展の接客コンテストの審査員、日本青年会議所時計・宝飾・眼鏡部会の第53代部会長を務めるなど、幅広く活躍している。
インスタグラム:https://www.instagram.com/yuuris.ig/