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お金・常識

結婚式の準備を4カ月で完了!サクッと進む効率的ダンドリ術

仕事の都合や転居の予定、妊娠・出産などさまざまな理由で、可能な限り短期間で結婚式を挙げたい!というふたりのために、ウエディングプランナーの柳田絵理香さんが、最速スケジュールと効率のよいダンドリ方法を教えてくれました。実際にお急ぎ婚だった先輩花嫁からのアドバイスもぜひ参考にして。

目次
柳田絵理香

柳田絵理香

Coco style WEDDING フリーウエディングプランナー

1.最短どのくらいあれば結婚式は挙げられる?

会場探しから結婚式までは
最短で約4カ月みておこう

急ぎではない、一般的な結婚式準備のスケジュールは、会場の探し始めが12~8カ月前。8~6カ月前には会場が決定し、4~3カ月前から会場との本格的な打ち合わせが始まります。
 
これを最短で進める場合、何カ月で結婚式は挙げられるでしょうか。フリーウエディングプランナーの柳田絵理香さんにお聞きしたところ「4カ月あれば結婚式は可能です」とのこと。4カ月前から会場探しをスタートし、2~4週間で会場を決定し、3カ月前に会場との打ち合わせを始められれば大丈夫。具体的なスケジュールを次にご紹介します。

いつから始めて、いつまでに決める?
これが最短スケジュール!

  • イラスト「最短スケジュール」

最短で結婚式を挙げるには、ダンドリが大事。スケジュールの全体像を把握し、特に前半でゲスト選びやイメージづくりをしっかりしておくと、やり直しが少なく、後が順調に進みます。短期準備で意識したいダンドリのポイントをセレクトしてお伝えします。

【4カ月前】
3カ月前に会場を決定することを目標に、会場見学に行きます。同時に、ゲストリストも作り始めます。

【3カ月前】
会場が決定したら早速始めたいのが衣裳探し。実は衣裳が決まらないと、ブーケや装花などの花、会場コーディネートが決められません

会場との打ち合わせも始まります。このタイミングで結婚式のイメージを膨らませるのがポイント!好きな雰囲気やコーディネート、やりたいことをリストアップ。この後、プログラムや演出、コーディネートを検討する第一歩になります。

【2カ月半前】
ゲストに声掛けを進めつつ、招待状を発送します。時短も兼ねてWeb招待状を利用するのもおすすめ。並行してゲストの席次も考えておきましょう。

【2カ月前】
ドレスの色などを元にブーケや装花などお花を決めます。ムービーやペーパーアイテムは手作りすると決めたらなるべく早くスタートを

【1カ月半前・1カ月前・3~2週間前】
プログラム、演出など結婚式にまつわるすべてを検討&決定していきます。ゲストの出欠が確定したら、席次の最終調整を行います。

家族中心の結婚式や、挙式のみ婚の
スケジュール

「家族中心のごく少人数の結婚式の場合は、会場の空きがあれば、最短で1カ月半から2カ月で結婚式準備ができることもあります。招待状を出さなくてよかったり、ゲストの出欠がほぼ決まった状態でスタートでき、席次もシンプルなので準備期間が短縮できるのです。また、挙式のみの結婚式なら、こちらも空きさえあれば、最短1カ月ほどで対応できる会場もあると思います」(柳田さん)

2.会場決定をサクッと進めるダンドリ術

見学前に何を重視するのか
優先順位を付けておくこと

  • イラスト「優先順位を決めておく」

たくさんある結婚式会場から、どうすれば、自分たちの希望に合う会場を短期間で見つけることができるのでしょうか。ダンドリの要点はこちら。

[事前準備:希望条件の整理]
コツ1:具体的な候補日を決める
コツ2:相談サービスを賢く使う
コツ3:見学前に優先順位を決める


ここから詳しく説明します。

「まずはむやみに会場を探し始めず、ゲスト人数、希望する時期、会場の雰囲気といった希望条件をきちんと整理してから、会場を探し始めましょう」と柳田さん。

その上で「1つ目のコツは、具体的な候補日を、第1希望から第3希望くらいまで先に用意しておくことです」。空き日程の有無で候補会場が絞れますし、空きがあればすぐに予約へと動くことができます。

続いて重要なのは、見学する会場は2~3軒に絞り、まとめて見学をすること。比較しやすく、探す時間も短縮できます。「ここで2つ目のコツなのですが、絞り込みには、ゼクシィ相談カウンターや、各会場のオンライン相談を利用するといいですよ」と柳田さん。相談カウンターはアドバイザーが、第三者視点でふたりの希望を引き出して整理してくれるため、ふたりの判断基準が作れるのがメリット。その後ぶれずに決定まで進めやすくなります。また、各会場のオンライン相談では会場設備や実際の施行例の写真を見せてもらいながら、空き日程や料金などの説明が聞けるのですが、自宅にいながら1~1.5時間程度で必要な情報が得られますから、すべてのブライダルフェアに足を運ぶより、効率がいいと言えます。

「3つ目のコツは、実際に見学に行く前に、どんな点を重視したいのか、判断基準や優先順位も決めておくこと」と柳田さん。アクセス、予算感、収容人数、料理、会場の雰囲気、演出や衣裳の選択肢の多さ、といったポイントの中からこれだけは譲れない、というポイントを事前に決めておくと、見学先で最終的にどこを選ぶか、判断しやすくなります。

短期間で準備した先輩のアドバイス

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相談カウンターで厳選してもらう

相談カウンターに行き、自分たちの希望に合った会場をチョイスしてもらい、厳選した中で決めたので、会場探しにそんなに迷わずに済みました。(akuyさん)

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希望するプランのある会場に絞る

家族中心の少人数婚を希望していたので、少人数プランがある会場に絞って探しました。(aiさん)

ここがポイント!効率よく会場を検討するダンドリ術

1.候補日を事前に第3希望まで用意しておく

2.相談カウンターや会場のオンライン相談を活用して、見学会場を2~3軒に絞り込む
※ブライダルフェアに行くより、オンライン相談の方が短時間で、空き日程や金額など必要な情報が得られる

3.見学前に何を重視するのか優先順位を付けておく

3.ゲスト・席次決めをサクッと進めるダンドリ術

呼びたい人をABCの3つの種類で分けておく

  • イラスト「ゲスト決め」

「1つ目のコツは、早々に呼びたい人のリストを作り、その際、ABCの3種類でゲストを分類することです」
 
A.どんなことがあっても呼ぶ人(家族・親友など)
B.可能な限り呼びたい人
C.呼ぶかどうか迷っている人(会場に余裕があれば呼びたい人)
 
リストを作成しておき、ゲストの優先順位を見ながら、呼びたいゲストが呼べるキャパシティの会場を候補にすることで、後から「やっぱり〇〇さんも呼びたかった!」という後悔を防げます。

ただし、どなたをご招待するかについては、ふたりだけで決めず、家族や、必要に応じ、職場の上司などにも確認しておくことが大事です。ふたりが「呼ばないつもり」だったご親族が、家族にとっては「必ず呼びたい人」だった、ということもあります。

ゲストへの日程確認を早めにしたい場合

最短での結婚式を目指す場合、ゲストへの声掛けを早めにスタートしておきたいという人もいるでしょう。その際、会場が決まる前に、呼びたい人全員に参加可能日をヒアリングしてしまうと、人数の多い結婚式の場合、全員のスケジュールが合う日はなかなか調整が難しく、「日程を聞い上で、NGと言われた日になってしまった」となると相手への申し訳なさが募ります。そのため、どうしても参加していただきたい人には日程確認がマストですが、そうでない人は「日程を決めた上で連絡し、都合が合わなければ仕方がない」と割り切る必要もあります。早めの声掛けは、必ず来てほしい人(Aグループ)に絞るのがおすすめです。

ゲストの顔ぶれは席次と同時に検討する

「2つ目のコツは、ゲストをリストアップしながら、同時に席次も組んでいくことです。例えば最大収容人数80人の会場で10人用テーブルが8台入る想定の場合、7人グループができてしまうと3席空席が出てしまい、80人呼べなくなってしまいます。呼びたい人数が全員座れるよう、後でやり直しにならないように、ゲストの顔ぶれを席次と一緒に考えると効率がいいですよ」

短期間で準備した先輩のアドバイス

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会場見学前にゲストをリストアップ

会場見学の前に、ある程度呼びたい人をリストアップしておきました。(わいになたさん)

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ゲストに参加可能日をヒアリング

結婚式の開催を決めた段階で、どうしても来てほしい人にはおおよその開催場所を伝え、参加可能日についてヒアリングをしました。(COさん)

ここがポイント!効率よくゲスト・席次を決めるダンドリ術

1.会場探しと同時にゲストをリストアップし、優先順位別に3つに分けておく。会場探しの際は、最大収容人数と、1卓当たり何人座れるかを確認しておく。

2.リストアップと同時に席次を考え始め、テーブル別にゲストをグループ分けしておく。会場が決まり次第、席次レイアウトのひな型をもらっておくと、進めやすい。

4.会場の打ち合わせをサクッと進めるダンドリ術

打ち合わせは相談をする場ではなくて、
決定をする場という意識で臨んで

打ち合わせの回数は、会場によって異なりますが、おおよそ5回前後。1回で決めることが多く、長時間になることも。効率よく進める方法は?

「まず、打ち合わせは相談をする場ではなくて、決定をする場であるという意識で臨んでいただくことが一番大事です」と柳田さん。事前に通知のあった検討項目を、打ち合わせの場でふたりが初めて話し合い、相談するところから始まると、時間がかかりすぎたり、結局持ち帰りになってその日のうちに決まらないということが発生します。「ある程度、ふたりでやりたいことの方向性や希望を持った上で打ち合わせに臨むと、決定までスムーズです」

メールなどのツールも上手に使うと、打ち合わせの効率が上がります。

「メールは次の打ち合わせに向けて『これを知りたい』ということを伝えるツールとして使うのがおすすめです。例えば、『ゲストみんなで盛り上がれる演出って何かないですか』という質問を、打ち合わせの時にいただくと、私がその場で思いつく演出のご提案になりますが、事前にメールで聞いていただけると、他のプランナーにも聞いたり、調べたりして準備ができます。その上でお打ち合わせでおふたりのイメージを伺いながらのご提案ができると、より確度の高い情報をお届けできます」

短期間で準備した先輩のアドバイス

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Web掲示板で情報共有

Web掲示板で、私と夫とプランナーさんと、3人でやりとりしながら進めることができ、情報共有がスムーズでした。(rさん)

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打ち合わせ当日は重要な話のみに

専用アプリがあり、自宅でできる作業や意向などを記入しておくことで、当日の打ち合わせでは重要点のみの話で済みました。(ayachaさん)

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プランナーさんにある程度お任せ

私は自分で決めたい部分を絞り、あとはプランナーさんにイメージを伝えてお任せしました。(Sakkuさん)

ここがポイント!効率よく打ち合わせを進めるダンドリ術

1.次の打ち合わせで決める案件について、ふたりで相談し、方向性を話し合っておく

2.次の打ち合わせで知りたいことを、事前に担当者にメールで伝えておく

3.打ち合わせ当日は、その場で決定する気持ちで臨み、持ち帰りは最小限にする

5.衣裳・ヘアメイク決めをサクッと進めるダンドリ術

事前に好みの雰囲気の写真を送っておく

「衣裳やヘアメイクの担当者に、事前にメールや情報の共有ができるアプリなどのツールを使って、好みの雰囲気のドレスやメイクの写真を送るなど、イメージを共有しておくと志向に合うものを提示していただきやすくなります」と柳田さん。余裕があれば「苦手なイメージや、これは違う」というイメージも出しておくと、認識のズレがなくなります。

短期間で準備した先輩のアドバイス

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結婚式のコンセプトを軸に決める

衣裳やメイク決めも、結婚式のコンセプトを決めておくことでスムーズになります。コンセプトが決まればそれを軸に決めていけるので一つ一つに迷いが出ることが少なくなりますし、その時の勢いで選ぶということもなくなるし、後悔も減ると思います。(りみなさん)

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好みの画像を事前に送った

どんなドレスが良いか、どんな髪型がいいか、ネットで画像を見つけ、プランナーさんに事前に伝えておいたら、イメージに近いドレスを準備していてくれて決める時間が短縮されました。(M.Mさん)

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会場指定ブランドを下調べ

会場指定のブランドのドレスをInstagramで事前にリサーチしておきました。(hannaさん)

6.アイテム準備をサクッと進めるダンドリ術

自分で全部手作りしようとせず、
こだわるポイントを絞り込むこと

  • イラスト「スライドショー」

アイテムの手配方法には、「手作り」「自分で手配」「会場に依頼」の3つの選択肢があります。「そのうち、手作りについてはこだわるポイントを絞りましょう」と柳田さん。準備が短期間の場合は、無理は禁物です。全部手作りしようとすると、時間もかかる上、材料費も意外とかかって節約につながらないケースも…。実は、外注したり、会場に頼んでもそこまで高額にならないものもあるので、プロに頼むのも時短ワザの一つ。どうしても自分で作りたい、というアイテムだけに絞って一極集中で頑張るのが柳田さんのおすすめです。
 
「本当に手作りするのが自分にとってベストなのか、という視点で考えることが大事。例えば、ムービーをわざわざ編集して作らなくても、思い出の写真をスライドショーで流すだけでも十分ゲストに楽しんでもらえますよ」

短期間で準備した先輩のアドバイス

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シンプルなものを業者に依頼

アイテムは、自作する時間も手間ももったいなかったので、業者へ依頼しましたが、追加料金がかかるものは抑えて、全体的にシンプルで統一しました。シンプルイズザベスト!(あらしさん)

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こだわりを持ちすぎない

アイテムは専用のWebサイトで作成しました。こだわりを持ちすぎないのが効率アップのコツです。 (こるぴせんぱいさん)

フリマサイトの利用の注意点

ウエディングアイテムの購入に、フリマサイトを利用しようと考えている人もいるでしょうが、「発送が遅くて到着が間に合わない」「輸送中に破損した」といったトラブルや、「思っていたものと違っていたり、サイズが合わないため、探し直しになる」といったケースも起こり得ます。短期間で結婚式準備をする場合、必要なものなのに結婚式に間に合わなくなる、というリスクもあることを知っておきましょう。

7.ゲストへの連絡や手配を効率よく進めるダンドリ術

Web招待状はゲスト管理がラク!
スピーチの依頼、ホテルの予約は早めに

「今、Web招待状がとても便利になっています。デザインも豊富で、システムも使いやすく、紙の招待状に比べて準備するものが少なくて済みますし、出欠管理が本当にラクですよ」と柳田さん。
 
また、ゲストへのスピーチや余興の依頼は早めにしておきましょう。「結婚式までの準備期間が少ない場合、会場が決まったら、プログラムなどが決まっていない段階でも、『もしかしたらスピーチをお願いするかも』と打診して、心の準備をしていただく方がよいと思います」とのこと。時間が差し迫ったタイミングでゲストにスピーチや余興を頼むことになると、相手を困らせたり、無理だと断られてしまう可能性もあります。

また、宿泊の可能性がある遠方ゲストがいれば、ホテルの部屋は早めに、できれば1~2部屋余分に、抑えておきましょう。その際は、いつまでにキャンセルすれば料金がかからないか、ホテルのキャンセルポリシーの確認もお忘れなく。

短期間で準備した先輩のアドバイス

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メッセージアプリで連絡を取った

メッセージアプリで招待状が送れることを会場から提案していただきました。ゲストは家族と親戚のみであったため、直接連絡を取って、いろいろお知らせができました。 (A.Kさん)

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夫に締め切りを早めて伝えた

スケジュールをアプリで共有し、ゲストへの連絡を後回しにしがちな夫には、会場からお願いされていた締め切り日よりも前の日付をわざと伝えていました。(うーたんさん)

From編集部

決められるところから
どんどん決めるのがおすすめ

決めることが、本当にたくさんある結婚式準備。でも、時間がないのにもかかわらず、どうしても「決め切れない」案件が出てきて、それが解決するまで準備全体が滞ってしまうというケースもあるそう。柳田さんいわく「結婚式準備は、無理に順番に進めようとせず、迷っている案件はちょっとの間保留にして、決められるところからどんどん決めていってしまうのが、短期準備を乗り切るコツ」だそう。ご紹介したダンドリ術を駆使して、皆さんの結婚式が無事最高のゴールを迎えますように!

構成・文/河内千春 イラスト/moeko D/ロンディーネ
※記事内のコメントは2026年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー24人が回答したアンケートおよび、5年以内に準備期間4カ月以内で結婚式を挙げた女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年6月時点のものです

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