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2010/08

F・Kさん(30歳)、T・Kさん(30歳)
群馬県在住。2010年2月挙式。住まいは賃貸アパート(2DK)。子どもは、妻の仕事の都合上、ひとり目は来年秋ぐらいに、将来もうひとり、計ふたりほしい。ひとり目かふたり目の育休が明けて仕事が軌道に乗ったら、マイホームを持ちたいと思う。旅行が趣味なので、年に3、4回は旅行に行きたい。

カップルの悩み

夫の給料は手取りが少なく、妻が産休・育休の間の生活が心配です。
転職も考えたほうがいいですか?

共働きなので今は生活できますが、子どももほしいです。妻が出産と育児で14カ月ほど産休・育休をとる間、夫の給料で生活できるのか不安です。いくらぐらい貯蓄をしておけば安心ですか? 夫の仕事はディーラーの整備士で、給料の総支給額は約21万円なのに、健康保険、厚生年金、厚生年金基金、親睦会費(1万円)、組合費(4500円)、住民税、所得税で計6万円ほど引かれ、さらに半強制的に入らされている団体保険と自動車保険で4万円ほど引かれてしまうため、手取りがかなり少ないです。今後給料が上がるのか不安で、転職も視野に入れたほうがいいでしょうか?

1カ月の収支明細

収入
  彼の収入 110,000円
  彼女の収入 240,000円
  収入の合計 350,000円
支出
  食費(外食費を含む) 45,000円
  水道代 1,000円
  電気代 3,500円
  ガス代 6,000円
  新聞代 0円
  電話代 19,000円
  被服代 0円
  医療費 0円
  趣味・レジャー代 10,000円
  日用雑費 10,000円
  住居費 45,000円
  駐車場代 0円
  ローン 42,000円
  保険料 8,500円
  彼のおこづかい 20,000円
  彼女のおこづかい 20,000円
  貯金 95,000円
  その他 25,000円
  支出の合計 350,000円

0円の黒字

こんなトコロ工夫してます!
  • 買い物はチラシをチェックしてから。洋服はほとんどインターネットで買い、ムダ使いをしないようにする
  • お風呂にお湯はためず、毎日シャワー。湯船で入浴したいときはお互いの実家へ行く
  • 妻が夜勤で朝いないとき以外は、お弁当を作ってランチ代を節約
そのほかの内訳
  • 現在の貯蓄:ふたりで30万円、ほかに妻が100万円。姉弟間のことなので妻はノータッチだが、夫は、夫の姉から無利子で20万円借りている
  • 結婚前は、ふたりとも実家ぐらし
  • 電話代は、インターネットプロバイダ代8000円とふたりの携帯代1万1000円
  • 被服代は、お互いのおこづかいから捻出
  • ローン4万2000円は車2台分。夫の車が1万2000円で支払いは来年2月まで、妻分は3万円で2014年8月まで
  • その他2万5000円は、交際費1万円とガソリン代1万5000円
  • 妻は出産しても、育休明けはフルタイムで働くつもり
  • 夫は、転職は仕方ないと思っているようだが、なかなかいい仕事がなく、今より条件が悪くなるのでは、と心配している
  • 妻は帰郷までは仕事を続けるつもり

先生からのアドバイス

産休や育休中も、手当によって生活を成り立たせることは可能

 奥さまの収入のほうが多く、出産で仕事を休まれるときの生活に不安をお持ちのK家。確かに、奥さまの産休・育休中は、家計が赤字になりそうです。とはいえ、産休中にもらえる出産手当金(月収の約3分の2)と育児休暇中にもらえる育児休業給付金(月収の約半分)がありますので、手当を含めた収支で考えれば、赤字額はそれほど多くならないと思います。
 ただし、出産手当金と育児休業給付金は、お給料と同じように毎月振り込まれないため、受給スケジュールをきちんと確認して、手当で何をまかなうかを決めておくのが重要。
 ちなみに出産手当金は、出産後57日が経過してから請求し、その1~2カ月後くらいに、産休を取った日数分がまとめて振り込まれます。育児休業給付金は、育児休業が始まって3~5カ月経ってから、2カ月分ずつ振り込まれるのが一般的。支給時期(開始時期)が遅い点に注意しましょう。

ふたり目の出産を見すえた住宅取得のプランをきちんと立てておきたい

 現在の貯蓄ペースを持続できれば、貯蓄が増えた分は、休業中の赤字補てんに充てられそうです。現在お持ちの貯蓄については、できるだけ手をつけないように乗り切りたいもの。ふたり目の産休・育休中にも貯蓄が減る可能性があり、貯蓄が増えないとマイホームの購入時期が遠のいてしまうからです。
 ご主人の転職の是非については、アドバイスしづらい点も多いのですが、今より条件の良い転職先が見つかれば、1歳でも若いうちに決心するのが良さそう。
 転職しない場合、税金や社会保険は仕方ない出費とはいえ、半強制的に入らされている団体保険と自動車保険は見直しの余地があると思います。自動車保険はネット損保のものに変えて補償を必要最低限に絞り、団体保険はネット生保のものに変えて保険料を抑えましょう。「出産で妻が仕事を休むため、今の手取りではやっていけないので…」と、勇気を持って職場に伝えてもらうのがよいでしょう。

アドバイザー畠中雅子先生

ファイナンシャルプランナー&経済ジャーナリストとして雑誌、新聞、インターネットなどで活躍中。家計管理、金融商品、保険に関する著書も多数。3人の子どもの母親でもあり、主婦の立場からのアドバイスが好評だ。 「子どもにかけるお金を考える会」も主宰。 (http://moneychild.cocolog-nifty.com/blog/)

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「みんなにも教えてあげたいやりくりノウハウを知ってる!」 「私の家計簿も先生にアドバイスしてほしい!」 などなど 理由はなんでもOK!
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