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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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1950年代の衣裳で“昔の外国”へ旅する結婚式
埼玉県

イタリアや南米を自転車で一人旅をしていた新郎は新婦と出会い「ふたりで歩く大切さに気付いた」とプロポーズ。「これからは人生の旅を楽しみます」と宣言した結婚式は、昔の外国に迷い込んだかのような世界だった。

ビンテージスタイル
会場も衣裳も“時を重ねた物語”がある

アンティークショップ巡りが好きというふたり。会場見学では、18世紀のステンドグラスが美しい大聖堂や、古い暖炉があるバンケットにときめいたそう。「昔の物に触れると、どんな人が使っていたのだろうと自分の中でストーリーが広がって♪」と新婦。白ドレスは1950年代のものをまとった。

ふと立ち寄ったお店で見つけた、ミッドセンチュリーのドレスでファーストミート。新郎も同じく1950年代アメリカのタキシードで決めて
大聖堂でのアットホームな人前式は、200年前から続くパイプオルガンの優しい音色に包まれた
祭壇の調度品も歴史を重ねたものばかりで、花嫁のレトロなティアードスカートがよくお似合い。大親友のふたりにゲスト代表のサインをしてもらった
舵輪(だりん)や黒板など、新郎の古道具コレクションも飾ってゲストをお迎え
世界を旅していた新郎らしく、受付近くに世界地図を広げ一人一人にメッセージを書いてもらった
暖炉や調度品も歴史を重ねたもので、“昔の外国”のよう。披露宴では2つ目のビンテージの帽子に替えただけで1着で通したため、歓談時間もたっぷり
ガーデンでゆっくり
披露宴の55分間は初夏の緑の中で

ゲストが待つガーデンにふたりが現れて、祝宴の始まり。シャンパンオープンして乾杯、ケーキセレモニー。その後しばらくはバンケットで過ごしてから、デザートタイムに再び緑のガーデンへ。青空を仰ぎ、グリーンに包まれてリラックスした時間が流れた。

友人たちと和やかにおしゃべりをしたデザートタイム。フリルの日傘もレトロな雰囲気を好演出
色とりどりのスイーツはあれこれ選ぶだけでワクワク。男性も親族も、全員がガーデンに出て楽しいひと時を過ごした
デザートコーナーの隣りでは、ラテアートが人気。ゲストがその場で注文した絵柄をササッと描いてくれて、拍手が沸き起こるシーンも
雲の間から陽光が降り注ぎ「天のスポットライトを浴びているようです!」と新郎。ケーキセレモニーもガーデンで行った
バンケットに併設するプライベートガーデン。クヌギの大木が枝葉を広げ、初夏のグリーンが心地よかった。ゲストは好きな場所に座ってゆったり
最近結婚をした新婦兄夫婦と、ふたりの友人カップルにも参加してもらって、「ポーン」「ポーン」「ポーン」とシャンパンオープン!
ときめく感謝の形
ゲストが感嘆の声を上げたサプライズの連続

ふたりにとって、ごく大切な人を招いたゲスト36名の少人数婚。「家族や友人に感謝を伝える場にしたい」と、ハンドメイドのアイテムを用意したり、ゲスト参加型の挙式にしたり。母には特別な景色を贈り物に……♪

アクセサリーやランチョンマット作りなど、日常的にDIYが好きという新婦。男性ゲストには新郎の古着を使ってちょうネクタイを制作
女性ゲストには、白い花にミモザを添えたブローチをハンドメイド。受付で手にしたゲストは、思い思いの場所に着けて笑顔でドレスアップ
ふたりお手製のリングは、制作日の翌日に筋肉痛になったという力作。挙式中にリングリレーをして、みんなにも目の前で見てもらった
陽気な母は、家族を照らすムードメーカー。ビンテージスタイルの予想外の花嫁を見て「もうビックリ、きれいよ」と感嘆の声を上げた
ステンドグラスが好きな母のために選んだ大聖堂。重い木の扉を開けて中に入ると18世紀から受け継がれた彩りが広がり、母は息を飲んで立ちすくんだ
Bride & Groom
大島利明さん いずみさん
職場で出会い、新郎から半年で3回告白をしてお付き合いをするように。今では、新郎が好きなアンティークの世界に新婦も夢中。目指すのは「まったり、ゆったりの家族」
会場
キャメロットヒルズ(埼玉県さいたま市)
挙式日
2019年6月18日
ゲスト数
36名
当日のタイムスケジュール
1200
挙式
フラワーシャワー、プレゼントトス
1255
オープニング映像
ウエルカムスピーチ
ケーキセレモニー
シャンパンオープン、乾杯
親族代表あいさつ
1330
友人スピーチ
生い立ち映像
余興
1420
デザートビュッフェ
花嫁の手紙、記念品贈呈
新郎謝辞、退場
エンディング映像上映
構成・文/千谷文子 撮影/久保田 敦