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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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湯布院・金鱗湖を背景に両家の絆を結んだ一日
大分県

大分県の観光地・湯布院での結婚式。父母のお手本バイトなど、身内が見せた素顔に親族は大盛り上がり。ふたりらしさいっぱいの演出を、金鱗湖(きんりんこ)を背景に行って、両家の距離をぐっと縮めることができた。

湖畔での挙式
ファーストミートを兼ねた人前式を

金鱗湖畔の美術館で人前式。新婦の衣裳はお気に入りのエンパイアライン。東京で試着をしたときは別日程だったため、お互いの晴れ姿を見るのはこの日が初めて。ふたりにとって、また両家にとっても、ファーストミートを兼ねた挙式だった。

会場の背後に広がる金鱗湖は湯布院のランドマークの一つ。水面を渡る風が心地よく、リラックスした気持ちで晴れの日を迎えた
ゲストが到着する前に会場コーディネートの出来栄えをチェック。ファーストミートを控えていたので、あえて普段着に近いラフな格好のままで
「ドレスはエンパイアと決めていました」と新婦。一方、新郎は淡いカラーの3ピース。「ナチュラルな色も似合うんですね」と新婦はにっこり
シャガール作品がずらりと並んだ美術館にバージンロードを敷いて挙式スペースに。ふたりの誓いを記録に残そうとカメラを構える親族多数
ふたりならではの演出
両家オリジナルのコーヒーを振る舞う

美術館に併設のフレンチレストランで披露宴。ふたりにちなんだ演出やアイテムを取り入れてより個性的に。新婦の職業にちなんだコーヒー演出では、両家きょうだいが力を合わせてオリジナルブレンドを振る舞って、味わい深いひとときをプレゼントした。

用意した豆はブラジル、ルワンダ、ニカラグアの3種類。新郎新婦と両家きょうだいが一人ずつ、好きなだけすくった豆をその場でひいた
コーヒーミルでひいた豆を新郎新婦が力を合わせてドリップ。再現不能で一期一会のブレンドコーヒーを両家に振る舞った
コーヒーカップを傾ける新婦父。この日のブレンドは大野のBigと高橋のBridge、両家の頭文字を取った“BBブレンド”と名付けられた
「このコーヒーの香りとともに幸せな記憶をとどめてもらえたら」と新婦。さらに、飲み終わったコーヒーのソーサーを持ち上げると裏に当たりくじが!
当たった3名にはふたりが暮らす東京にちなんだ柄の花ふきんをプレゼント。香りだけでなく、形に残るプレゼントも贈った
両家の思い出づくり
演出時にテラスを使ってより印象的に

東京で暮らすふたりが地元・大分県での結婚式を選んだのは高齢の祖母に晴れ姿を見せるためでもあった。遠方にいるふたりにとって両家家族と過ごせる時間はこの先、そう多くないかもしれない。「この結婚式が両家の良い思い出になれば」というふたりの思いがテラス演出を通して見事に伝わった。

季節は初夏。披露宴のスタートに合わせて旬のアユをオープンテラスで焼いて香りのおもてなしも
テラスを背にした高砂席。ガラスの小瓶に草花を少しずつ生けてナチュラルに。ゲストと同じポーションでふたりも一緒にいただいた
新婦が特に気に入ったのが豊後牛を使ったメイン料理。「お肉がジューシーでとってもおいしかったです」
ケーキはネーキッドスタイルでオーダー。両家父母によるお手本バイトの後、ふたりでファーストバイトを行った
親族やスタッフの協力の下、車椅子の新郎祖母も難なく参加できた。送賓時には新婦へ「こうちゃんをよろしくお願いします」の言葉も
Bride & Groom
大野 功二さん 良枝さん
大分県日出町出身のふたり。地元で出会い、社会人経験を積んだ後、ふたりで東京へ。交際14年目を迎える2017年8月に婚姻届を提出した
会場
挙式会場/由布院シャガール美術館
披露宴会場/カフェ ラ・リューシュ
挙式日
2018年5月14日
ゲスト数
18名
当日のタイムスケジュール
1300
美術館内で人前式
1320
金鱗湖畔で集合写真撮影
1330
美術館1階カフェに新郎新婦入場、乾杯発声
1350
ゲスト全員からひと言スピーチ
1410
テラスでケーキ演出(両家父母のお手本バイト、新郎新婦のファーストバイト)、お酌タイム
1430
テーブルフォトタイム
1440
テラスでコーヒー演出
1520
花嫁の手紙、親へ花束贈呈
1530
新郎父謝辞、新郎謝辞、送賓
構成・文/水野康子 プロデュース/湯布院ウエディング