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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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ハレの日は和装ブライズメイドと共に
東京都

淡い黄色の訪問着をまとった新郎新婦の友人たちが、和装ブライズメイドとして登場すると、祝宴はふわっと華やいだ。さらに新婦のバイオリン演奏など、優美なおもてなしにゲストも幸福感たっぷり。

お祭り気分
ゲストの記憶に刻まれる一日に

福岡から参列した友人の席札カードには「今日はお祭りです!」と、ふたりからメッセージ。式後何年たっても、みんなの記憶にずっと残るようインパクトのある結婚式にしたくて、優美ながらも、心躍る演出でつづった。

新郎の学習塾アルバイト時代の仲間、新婦の地元や大学時代の友人ら総勢8名が、和装ブライズメイドとして華やかに登場!
実は音楽は苦手だったという新婦。上京して始めた趣味のバイオリンで『カノン』を初披露すると、涙を流すゲストも……
紋付き袴姿の新郎と、赤の色打ち掛けの新婦の再入場は、和装ブライズメイドが先導。手にした新婦お手製ミニブーケも愛らしく、笑顔でルン♪
中座中、プロフィール映像代わりに配ったプロフィールブックは新郎が編集を手がけた。ふたりの成長記録が手に取るようにわかり、みんなをくぎ付けに
式2日前に誕生日を迎えた新郎に、サプライズ。新郎と親交が深い人を新婦がこっそり訪ね、一緒に手作りボードを作ったドキュメント映像を流した
映像にあった手作りボードが贈られ、クールな新郎も目に涙をためて喜んだ。ボードは、ケーキモチーフをマスキングテープでカラフルに飾ったデザイン
感謝を届ける
見て、聞いて、味わって受け取る想い

「ありがとう」の気持ちは、五感で感じ取れるようなものばかり。ゲストはウエルカムボードを見て、フカヒレ料理を味わって、四重奏を聞いて……、ふたりからの想いを受け取った。

ステンドグラス風に仕上げたモダンなウエルカムボードは、新婦が半年かけてハンドメイドした。「図画工作も苦手だったので、母は驚いていました」
銀食器に盛り付けられたフカヒレの姿煮は、新郎がほれ込んだ一品。「これだけは外せない」と、料理をランクアップしてゲストに楽しんでもらった
新婦のバイオリン教室の講師とプロの奏者らが、チェロとビオラも加えて四重奏を。和のスイーツタイムに合わせて、和のCM曲を奏でた
抹茶のスイーツや爽やかなフルーツが、四重奏とともに供された
九州の両家実家と、関東に構えた新居は離れているけれど、「気持ちは一緒」の想いを届けた時計。1枚の板から作られている
和の世界観
錦絵の空間に、みやびな時間

『昭和の竜宮城』と称される絢爛(けんらん)な会場でのウエディングは、新婦の憧れだった。その空気感を、より一層みやびなものにした演出の数々。ゲスト卓の装花に手まりを添えるなど、細部まで心を込めた。

「大学進学のときに実家を出てから、会う機会も減ってしまったので、記念に残るように」と、母に紅を差してもらった
伝統工芸の組子障子からこぼれる柔らかな光に包まれ、天女が舞う天井を仰ぎながら神殿へ。ここでも和装ブライズメイドが華を添える
出雲大社の流れをくむ神殿で、厳かな神前式を執り行った。背筋が伸びるような心地よい緊張感の中、笑顔で指輪を披露すると和やかな雰囲気に
まるで美術館のような回廊をゆっくり進んで、モダンな披露宴会場へと向かうゲストたち
竹の花器にピンポンマムやダリアを生けて、和の雰囲気たっぷりに。愛らしい手まりも飾った
Bride & Groom
中村 龍一さん 依子さん
出会ったのは東京だが、新郎は福岡出身、新婦は宮崎出身。将来の夢は犬と暮らして、世界一周旅行! そしてふたりのふるさと、九州へ帰郷すること。
会場
挙式日
2017年10月9日
ゲスト数
87名
当日のタイムスケジュール
1150
神前式
1250
披露宴開宴、ウエルカムスピーチ
主賓祝辞、乾杯
1320
新婦バイオリンと四重奏
新婦、弟と中座
新郎、母姉と中座
1400
再入場
鏡開き、フォトラウンド
四重奏
1510
手紙と記念品の贈呈
新郎謝辞、退場
エンディング映像上映
構成・文/千谷文子 撮影/松本朋之