【結婚式レポートin宮崎県】お互いの国の文化を楽しめた結婚式でした

現在は東京在住のふたり。国際結婚ということもあり、さまざまなスタイルの結婚式を検討した結果、新婦の地元・宮崎で、ゲストにも楽しんでもらえる結婚式を考えた。
挙式前日には、両家でクリスマスツリーの設置やツリー形のナプキンを準備。家族だんらんの時間を満喫した。
そして当日。挙式は新婦が生まれた頃から親しんできた青島神社で。厳かな空間で儀式に向き合いながら、家族になることを実感できた。
その後、披露宴会場に移動すると、ロビーには各地から駆け付けたゲストが大集合。袴・白無垢姿のふたりを盛大な拍手で出迎えた。
披露宴は、多国籍なゲストの顔触れから、司会者は日本語と英語で進行。乾杯もそれぞれの国の言葉で行った。また２回のお色直しに家族と臨んだ一方、余興の代わりにゲストと触れ合う時間をできるだけ確保。高砂席には次々とゲストが集合し、久々の再会を喜び合った。そんな楽しいひとときの締めには、新郎が皆への言葉の前に、この日まで一緒に準備を進めてきた新婦に向かい、「本日、披露宴を無事に挙げられました。よしかちゃんのおかげだよ。大好き」とあいさつ。皆の心が温まる結婚式のお開きとなった。

朱色が印象的な青島神社の本殿で挙式を。指輪の交換の代わりに赤い糸でお互いの小指を結んだ

披露宴のお色直し入場時には父と一緒に新郎の元へ。この後指輪の交換を行った

受付にはたくさんの写真をディスプレー。ゲスト全員が登場するようにした

新郎中座はアメリカから来日した母と。「留め袖が似合う！」と評判だった

ウエディングケーキはクリスマスツリーのようにゴージャスな装飾に。写真映えも完璧

10カ国以上の国からゲストが出席。高砂席は常ににぎわった

２度目のお色直し入場では会場内を歩きながら改めてゲストに「ありがとう」を

新婦中座は尊敬する母と

ツリー形のナプキンは前夜、両家全員で折って用意したもの

受付には新婦手作りのフェルト製のいちご人形を。ケーキの上にもちょこん

２度目の中座は仲良しの姉、義兄と

プチギフトには小さなお菓子にカードを添えて。外国人のゲストは特に大喜び

親にはふたりの生まれ年のワインを贈りつつ、感謝を伝えた

Profile

東京都江東区在住
クルズ マイケルさん（29歳）
淑佳さん（28歳）

挙式日：2019年12月22日
挙式会場：青島神社（宮崎県）
披露宴会場：ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎（宮崎県）

アメリカ人の新郎と、小学生時代にカナダ在住経験を持つ新婦は大学の同級生。交際してすぐに結婚を意識。

※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2020年11月号より転載

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