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卒花が伝授!ゲストに感謝が伝わる“マナー以上”のおもてなしって?

マナー的には十分クリア&ゲストに失礼はないけれど、ふたりの思いや感謝をしっかり伝えられるか心配。なんて、もやもやしているプレ花嫁さんは多いはず。そんなときに頼れるのが卒花さんの体験談。ちょっとしたプラスアルファの気配りや丁寧さで、ゲストに感謝が伝わる“マナー以上”のおもてなしを叶えた人がたくさんいました。ゲストの心を動かした実例を紹介するのでぜひ参考にして。

「会場選び」編

ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら喜ばれる会場を厳選

会場選び

ふたりの都合で選ぶのではなく、ゲストに喜ばれるか、感動やサプライズ、安心感があるかを最優先。その会場ならではの特別感や居心地のよさ、アクセスの良さにこだわった卒花さんも多数。

私はこうしました!

先輩花嫁たちがした「マナー以上のおもてなし」をPICK UP!
花嫁写真

【観光気分を満喫できる空間】

庭園に出るとすぐ目の前が五重塔など、選んだ会場は京都らしい景色と豊かな自然を楽しめる非日常空間。遠方ゲストも多かったので、普通の観光以上に京都の魅力を満喫してもらえ、「すごい」と感動してもらえたのが嬉しかったです。無料送迎バスも手配しました。(ありぴさん)

花嫁写真

【1日1組限定の会場】

時間を忘れてゆっくり過ごしてもらえるよう、1日1組限定、お開き後も大切な人たちと名残惜しい時間を心ゆくまで楽しめる会場に。タクシーでワンメーターの観光地にあり、往路の費用は会場負担だと事前にお伝えも。おもてなしの気持ちが伝わりました。(じゃすみんさん)

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【特別感のあるおいしい料理】

わざわざ遠方から駆け付けてくれるゲスト多数。おいしいのはもちろん、「遠くから来たかいがあった」と言ってもらえるような特別感のある料理でもてなせる会場をセレクト。「こんなおいしい料理は初めて」と好評でした。(須藤りなさん)

花嫁写真

【挙式~披露宴の移動がスムーズ】

年配の親族や子ども連れのゲストもいたので、移動で体に負担をかけたり、迷ったりしないよう、挙式から披露宴会場まで同じ建物内で済む会場にしました。もちろんバリアフリーかもチェック。素敵な空間で快適に過ごせたと喜ばれ嬉しかったです。(ゆずさん)

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【駅から徒歩5分以内を絶対条件に】

会場を選ぶときのマストなおもてなし条件はアクセスの良さ。思い切って駅から徒歩5分以内に絞りました。さらに「料理おいしかったね!雰囲気よかったよね!」と思い出してもらえる会場にこだわったら、みんなから「忘れられない結婚式」という声続出。(明音さん)

会場の魅力とアクセスの良さ、どちらもバランスよく工夫して

会場選びでゲストに感謝を伝えるには、「ここに来られて嬉しい」と思ってもらえるような、魅力のある会場を選ぶことが重要に。その会場でしか味わえない特別感があったり、居心地のよさを感じられると喜ばれそう。ただし、その会場に到着するまでに疲れてしまうようでは魅力半減。アクセスのよさ、ゲストが楽に来られる移動手段などにも気を使えば、マナー以上のおもてなしに。

「ゲスト招待」編

おもてなしは、当日だけでなく、招待や準備期間からスタート

ゲスト招待

結婚式前からゲストの気持ちをしっかり想像。招待される側の不安や緊張を減らしたり、「楽しみ」と思ってもらえるよう、細かく気を配っていた花嫁が多かった。

私たちはこうしました!

先輩花嫁たちがした「マナー以上のおもてなし」をPICK UP!
花嫁写真

【Q&Aシートやアクセスムービーを事前送付】

ゲストから問い合わせの多い項目をプランナーさんに聞き、Q&Aシートを作って招待状に同封。駅から会場までのアクセスムービーも作り、動画のリンクをQRコードに。地図に貼るのはもちろん、式前日に、「明日はよろしく」と連絡する際も活用しました。ゲストの不安を徹底的に取り除くことが私流のおもてなし。「緊張がほぐれた」と喜ばれました。(むーさん)

花嫁写真

【会費制&引出物なしに】

友人ゲストが多かったので、気軽に来てもらいやすいよう会費制に。ゲストのご祝儀の負担を減らすことでおもてなしの気持ちを伝えました。その分引出物をなくしましたが、荷物が減ってむしろよかったかも。(ころりんさん)

花嫁写真

【妊婦ゲストへ細心の気遣いを】

体調を聞いた上で、妊娠している友人ゲストも招待。不安なく来てほしかったし、負担を掛けたくなかったので「ホテルを予約したほうがいい?」と尋ねたら、「ありがとうね」と喜ばれました。(あっさんさん)

花嫁写真

【子どもが喜ぶ遊び場と授乳室】

遊びたい盛りの小さな子ども連れや授乳中のゲストも多かったため、会場と相談し、プレイルームと授乳室を用意してもらい、事前にそのことを伝えつつ招待を。当日は安心して笑顔で過ごしてもらえてよかったです。(なおみさん)

花嫁写真

【お車代の額を最初に伝えた】

ゲストへの声掛け時に「全額ではなく申し訳ないのですが、当日お車代として〇〇円お渡しします」と明確にお伝えを。「来てほしい」という気持ちはしっかり伝えた上で、出席・欠席はゲストの判断に委ねることにしました。ゲストに無理をしてほしくないという気持ちが伝わったようで、出席のゲストからも欠席のゲストからも温かいお返事をいただきました。(otkさん)

心を込めて招待&準備=ゲストが嬉しいおもてなしに

「大切なあなただからぜひ来てほしい」「あなたのために〇〇を用意したよ、よかったら使って」など、招待時にしっかり伝えることが重要。ふたりからの感謝や愛が伝わり、ゲストは嬉しい気持ちに。また、ゲストの不安や緊張を最大限に取り除く工夫をし、それを丁寧に伝えることも、マナーを超えたゲスト思いのおもてなしとして喜ばれる。

「席次決め」編

ゲストがリラックスして楽しめるかは席次次第!

席次決め

誰と同じ卓になり、誰の隣になるか、席次は披露宴の楽しさを大きく左右する重要ポイント。常識やしきたりにとらわれ過ぎず、ゲストが楽しめることを最優先に席次決めをしたという声多数。

私はこうしました!

先輩花嫁たちがした「マナー以上のおもてなし」をPICK UP!
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【祖父祖母の負担にならない席次選び】

私と彼の晴れ姿を見るのを楽しみにしていてくれた祖父母。高砂席やスクリーンなど、振り返って見るのは大変なので、姿勢を変えず見てもらえる席にしました。(むーさん)

花嫁写真

【1人参加ゲストを事前につないだ】

知人が他におらず、1人で参加する友人が2人いたので、事前にどんな人かを伝えチャットでつながってもらいました。当日は待ち時間から一緒に過ごしてもらい、席も隣同士に。すっかり仲良くなってくれ、心細くなく楽しめたと喜ばれました。(SAORIさん)

花嫁写真

【ゲストを混ぜ新郎新婦席も用意】

いろんなコミュニティのゲストを招待したので、あえて数人ずつ別のグループのゲストを同じ卓にしました。1人参加のゲストも気にならなくなり、とても温かな雰囲気に。各テーブルに新郎新婦席を作り、全テーブルを回って座って話せるようにしたり、両家の家族の席も混ぜ、交流が深まる工夫も。「楽しかった」の声は想像以上!(立脇香織さん)

花嫁写真

【肩書より関係性を重視】

職場のテーブルでは、肩書で決めるとあまり親しくない人が隣同士になってしまうので、ゲスト同士の関係性で話が弾みそうかを優先して席次を決めました。上座下座など気にしそうな人にはひと言添えればOK。(優香さん)

時にはマナーやしきたりよりゲストが楽しめるかを優先して

しきたりや堅苦しいマナーも大事だけれど、「大切な人に楽しんでほしい。感謝を伝えたい」というふたりの思いが、席次決めではもっと大事。親や会場と相談しつつ、感謝の伝わる席次を考えてみて。コミュニティの違うゲストやお1人さまゲストなど、みんなが仲良くなれるミックス型の席次もお勧め。上座下座など気にしそうな人には「お話が弾みそうな〇〇さんの隣にさせていただきました」などひと言添えると◎。

「依頼ごと」編

依頼されたことが嬉しくなるような心配りを

依頼事

丸投げせず、丁寧にお願いするのがマナーだが、卒花さんはゲストの立場に立ってさらに気配りを。依頼されたのが嬉しくなったり、やる気が出るような声掛けやお礼をしたり、丁寧なコミュニケーションでゲストの不安を取り除いたという声が多かった。

私はこうしました!

先輩花嫁たちがした「マナー以上のおもてなし」をPICK UP!
花嫁写真

【事前の食事招待で不安解消】

依頼した役割ごと分けて事前に食事に招待。お礼の言葉と共に、結婚式のテーマやゲストの顔ぶれ、当日の流れなども直接伝え、不安を少なく当日を楽しみに迎えてもらえるようにしました。(立脇香織さん)

花嫁写真

【手作りやメッセージで感謝を】

新郎側、新婦側の受付は初対面なので、女性にはフラワーリングと男性にはブートニアを手作りで用意。当日お揃いで着けてもらったら話すきっかけになり、「一緒に頑張ろう」感もアップしたそう。お礼は受付前に親から感謝を込めて手渡しを。余興やスピーチのゲストのお礼は座席にさりげなく置くことに。全てに新郎新婦のメッセージカードを付け、精一杯の感謝を伝えました。(むーさん)

花嫁写真

【知人のいないゲスト2人に受付依頼】

受付を、共通の知り合いがいない友達2人にお願いしました。挙式前の雑談の時間など、話し相手がいなくても受付のところにいてもらったので気まずさなど感じずに過ごしてもらえたようです。2人が仲良くなって、結婚式を楽しんでくれたのもよかったです。(齋藤美織さん)

花嫁

【短いスピーチも事前にお願い】

友人ゲスト数人に、余興でゲストにミニインタビューをお願い。サプライズだと負担になったり、慌てさせるかもしれないと思ったので、事前にお願いできるかを確認しました。心のこもったスピーチをしてくれ、心が通い合う時間に。(明音さん)

依頼前と依頼後の丁寧なフォローがポイント

受付、スピーチ、余興などのゲストへの依頼ごとについて、「負担を掛けるのは申し訳ない」と感じる人は多いが、ふたりのために「何かやりたい」と思っているゲストも実は多い。新郎新婦側がゲストの立場で先回りして考えて負担や心配を減らし、依頼された側がわくわくするように工夫して依頼すれば、“マナー以上”のおもてなしになることも。式前はもちろん、式後もとびきりの感謝の言葉とお礼を忘れずに。当日、両家の親からお願いしたゲストに、心からの感謝の言葉や感想を伝えてもらうのもGOOD。

「食事・ドリンク」編

“おいしい”に加え、ゲストに合わせ細かく気配りを

食事・ドリンク

ゲストが楽しみにしているのが料理。「おいしいものを」とこだわるカップルは多いが、マナー以上を叶えた卒花さんは、来てくれたゲストみんなに喜ばれるようさらに細かいところまで一工夫していた。

私はこうしました!

先輩花嫁たちがした「マナー以上のおもてなし」をPICK UP!
花嫁写真

【高齢者や妊婦向けに配慮】

フレンチカジュアルのメニューでしたが、祖父母用にお肉はカットし、和食風にアレンジしたものを用意。お酒の飲めない妊婦ゲストには、メニュー以外のソフトドリンクも頼めることを会場スタッフが案内。みんなに満足してもらえました。(むーさん)

花嫁写真

【返信ハガキで苦手な食材を聞いた】

おいしい料理を満喫してほしかったので、アレルギー食材はもちろん、嫌いな食材も招待状の返信ハガキに記入してもらうことに。一人ずつ確認し、苦手な食材を料理から外してもらったので、「どの料理も本当においしかった」と喜ばれました。(Megさん)

ゲストの顔ぶれを考えながら親や会場と相談を

老若男女のゲストが集まることが多い結婚式では、料理も幅広い年代層に喜ばれるような配慮が必要。試食時はふたりだけでなく親も参加してもらえば、年配ゲストの好みもわかるし、親との楽しい思い出ができて一石二鳥。アレルギーや嫌いなものを除く、カットするなどの配慮は会場に頼めばしてもらえることがほとんど。遠慮せず事前に確認しておこう。料理の特別感も重要。普段食べられない高級食材やその土地の特産品、ふたりの思い出のメニューなど、シェフと相談するのもお勧め。

「引出物」編

品物にも贈り方にもふたりらしい配慮を

引出物

誰に何を贈るかに加え、どうやって贈るかに気を配るの今どき。卒花さんはゲストの顔ぶれを考えながら喜ばれるものを厳選。贈り方にも細かな気配りをプラスすることで、ゲストにしっかり感謝を伝えることに成功している。

私はこうしました!

先輩花嫁たちがした「マナー以上のおもてなし」をPICK UP!
花嫁写真

【翌日届く宅配型に】

手荷物制限のある飛行機で来るゲストが多かったので「宅配タイプの引出物」にしました。結婚式の翌日に届くよう手配し、当日司会者からアナウンスを。手ぶらで帰るのも寂しいかなと思い、和柄のミニバッグを用意し、ペーパーアイテムやプチギフトなどを入れてもらったら、みんなほっこり笑顔に。(まなみさん)

花嫁写真

【コンパクトな持ち帰り型に】

1人暮らしや忙しいゲストが多く、宅配タイプだとタイミングよく受け取れない方もいると思い、できるだけコンパクトでおしゃれな引出物を選びました。当日負担なく持ち帰ってもらえたし、中身も好評でした。(ありぴさん)

花嫁写真

【カードタイプに】

遠方ゲストが多かったので、冊子型のカタログ式ギフトも荷物になると考え、カードタイプのカタログ式ギフトにしました。全くギフトなしだと失礼と思う人もいると思ったので、お菓子、縁起物だけ軽いものを用意して当日持ち帰ってもらいました。(まふぱんさん)

花嫁写真

【ゲスト全員に贈り分けた】

ゲスト一人一人の顔を思い浮かべながらギフトを選び、全員に贈り分けを。大変でしたが、きちんとおもてなしの思いが伝わり満足です。(アズーラゆりこさん)

ゲストを想う気持ちをギフトや贈り方に託して

「かさばらない」「選べる」という理由でカタログ式ギフトは根強い人気だが、「カードのカタログ式ギフト」など、小型&軽量化もさらに進行中。ゲスト宅に直接ギフトを贈る「宅配タイプの引出物」もゲスト思いのギフトとして浸透してきたが、何かお土産がないと寂しいというゲストのためにプラスアルファの配慮をした花嫁も。少人数婚などは、ゲスト一人ずつ心を込めてギフトを選ぶ花嫁も少なくない。今どきはギフトの種類や贈り方に正解はないため、ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら、何をどう贈れば喜ばれるかじっくり考えるのが“マナー以上”を叶える近道になりそう。

From 編集部

ゲストファーストで考えれば“マナー以上”のおもてなしが叶う

卒花さんの実例、いかがでしたか。さりげないけれど、「新郎新婦がこんなに自分のことを思ってくれていたんだ」とわかった瞬間、ゲストはぐっときます。招待時から挙式当日まで、ゲストの喜ぶ顔を想像しながら、ありきたりのマナーにはないプラスアルファの気配りや丁寧なコミュニケーションを心掛ければ、ふたりもゲストもハッピーになること間違いなし。

文/笠原恭子 イラスト/moeko 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2021年2月時点のものです
※記事内のコメントは2020年12月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー60人が回答したアンケートによるものです

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