ヴァレリアーノ ●イヤタカグループ
その考え方、ストップです!人数と費用のハナシ
更新:2016/10/29 17:07
前回のブログでは結婚式費用のカラクリのお話をさせていただきました
カラクリがわかったところで…
今回は人数と費用の関係性についてお話しいたします
予算をかけられないから少人数で…は間違い!
「私たちは結婚式に予算をかけられないから身内だけで考えてます」
よく耳にするこの言葉、実はその考え方は正しくありません
前回もお話ししたとおり、『結婚式費用の総額=ご両家の負担分』ではありませんでしたよね?
固定費と変動費
結婚式の費用は、人数によっての変動がない「固定費」と、人数によって変わる「変動費」の2つがあります。
大きく分けるとこんな感じ
固定費…挙式、衣装、美容、写真など、挙式に係る項目がほとんど。
人数によって総額が変わることはありません
変動費…料理、飲物、引出物、司会、音響、会場費、ペーパーアイテム、会場装花など
披露宴に係る項目で、人数によって増えたり減ったりするものが多いですね!
そして、変動費の合計をゲストの人数で割った金額がおひとり様当たりの変動費となります。
たとえばおひとり様当たりの変動費が26,000円だとすると…?
そう、秋田のご祝儀平均が26,000円~28,000円なので変動費はすべてご祝儀で賄えることになるのです
では、『固定費85万円』『ご祝儀平均26,000円』という同じ条件で
人数だけ違う様々なパターンを考えてみましょう
招待客人数80名の場合
総額が約280万円だとすると
変動費は280万円―固定費85万円=195万円
おひとり様当たりの変動費は195万円÷80名=24,375円
26,000円(ご祝儀平均)-24,375円=1,625円
1,625円×80名=13万円←この金額を固定費に充てることができちゃうんです
そうすると、当初の固定費85万円-13万円=72万円←こちらがご両家の自己負担額となります
招待客人数40名の場合
総額が約195万円だとすると
変動費は195万円―固定費85万円=110万円
おひとり様当たりの変動費は110万円÷40名=27,000円
ご祝儀平均が26,000円と考えるとプラス1,000円
ということは1,000円×40名=4万円
当初の固定費85万円+4万円=89万円←こちらがご両家の自己負担額となります
※あくまでも「ご祝儀平均26,000円」と考えた場合ですのであしからず
このように、80名と40名では総額が85万円違うので一見すると「40名の方が費用を抑えられる!」
と思いがちですが、実際に自己負担を考えると人数が多い方がお得なのです♪
もちろん、お2人の、そしてご両家の大切な結婚式。
お金が全て…ではありませんが、ぜひ考え方の参考にしていただけたら幸いです。
そして!もちろん決して少人数の結婚式がダメ!と言っているわけではありません
ゲストとのふれ合いだったり温かさを感じられるのが少人数ウェディングの魅力ですよね
「予算がないから少人数で…」そう思っている方はぜひ一度ブライダルサロンへご相談にお越しください
お2人が考えているゲストの人数や内訳によっても様々変わってきますので、
私たちウェディングプランナーがご説明させていただきます
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