「結婚報告会」

こんばんは。

ウエディングクーディネーターの雨宮です。

 

ことし一年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」に、

『絆』が選ばれました。

 

『絆』といえば、

近年、ウエディングのキーワードに

「絆」「感謝」を挙げるカップルが増えています。

 

ひとことで「絆」といっても、

結婚で感じる「ふたりの絆」

「家族との絆」

いつも支えてくれている「大切な人たちとの絆」

いろんな絆がありますね。

 

結婚式は、家族との絆を深め、

これまでの感謝の気持ちを伝えるよい機会です。

 

とくべつ華やかなウエディングでなくてもいい。

挙式から会食まで、

家族だけで過ごすお食事会。

そんな「結婚報告会」のようなウエディングで、

家族に感謝の気持ちを伝え、お互いの絆を深めたいという

ウエディングを担当しました。

 

こちらは、先日担当させていただいた

おふたりとご家族12名様での会食会場です。

「家族だけの会食って、どんなカンジにしたらいいですか」

というご質問もよくお受けします。

 

会食の進行はこんな雰囲気です。

 

結婚式のあと、

ベールをはずしてヘアースタイルを変えた花嫁が、

ご家族に続き、

新郎に優しくエスコートされて着席します。

 

そこで、まず新郎新婦からごあいさつ。

続けて、パートナーとなった相手をお互いの家族に紹介しました。

 

そして、新郎のお父様より乾杯の発声があり、

お食事がはじまります。

 

お食事が始まって30分くらいしたところで、

改めて家族が自己紹介。

お互いの家族構成や出身地のことなど、

会話が弾むきっかけになりました。

 

お食事中盤では、ウエディングケーキの入刀も。

かわいらしい小さなウエディングケーキに、

おふたりがナイフをいれると、

たくさんのフラッシュが。

 

ちょっと照れくさそうにはにかむおふたりが

とってもほほ笑ましかったです。

 

このケーキには、

たくさんのフルーツと

おふたりのお名前と日付の記された

「Ｈａｐｐｙ Ｗｅｄｄｉｎｇ」プレートが。

 

デザートの時には、

おひとりお一人にカットして幸せのおすそ分けをしました。

 

それぞれに会話を楽しんだり写真を撮ったりしているうちに、

あっという間の２時間が経過しました。

 

最後に、

改めて新郎新婦からご家族へのごあいさつ。

 

それに続いて、

ご両家のお父様から、

温かなメッセージが伝えられました。

 

ご家族からは盛大な拍手が贈られ、

笑顔のままにお開きを迎えました。

 

結婚式からお食事会まで、

お互いの家族だけの小さなウエディングでしたが、

その内容はとっても濃くて、

喜びと、感謝の気持ちと、祝福に満ちていて、

とてもあたたかいものでした。

 

少人数ウエディングってどうしたらいいのかな・・・

と思っているカップルがいたとしたら、

どうぞお気軽にお越し下さい。

 

おふたりらしいスタイルを一緒に考えましょう。

 

雨宮でした。