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香りのメッセンジャー
更新:2011/8/28 21:27
こんにちは。
休日にお買い物をしていると、なぜかお店の店員と間違えられ、
トイレや商品の場所を質問をされてしまう ブライダルコーディネーターの雨宮です。
そんな私には、休日や就寝前に 「お香」を炊くという日課があります。
アロマオイルもキャンドルもあるのに、やっぱり「お香」が好き。
この夏のお気に入りは、「青竹」の香り。
鮮やかな若竹の緑や、青々した竹林に吹く清々しい風をイメージさせる
清涼感のある香りです。
お香が消えたあとも、
障子に残った"うつり香"が かすかに香るとき、
日本家屋の心地よさと 日本人の美意識を 改めて感じたりします。
香りはひとの記憶に残りやすく、
また、目で見た記憶よりも 長く記憶に残るのだそうです。
ある時 ふとした瞬間に嗅いだ香りで、
一瞬のうちに過去の記憶がよみがえることがあるというほど、
香りの記憶は ひとの心に深く刻まれるということなのですね。
そこで、そんな香りの効果を、結婚式に応用してみませんか。
封を開いて中身を取り出すときの わくわく感は手紙ならではのものですが、
開いた瞬間に素敵な香りが漂ってきたら、
送り主の心憎い演出に こちらも嬉しくなりますよね。
たとえば、結婚式の招待状に、「文香」を忍ばせてみてはいかがでしょう。
「文香」とは、手紙と一緒に香りを送るための 小さな匂い袋です。
もともとは、和紙そのものにお香をたきしめていた平安時代の習慣が起こりですが、
現代では お香を和紙で包んだタイプ、ちりめんや麻布の小袋タイプ、
シールタイプなど・・・、いろいろな文香があります。
画像:「堀萬昭堂」の文香
画像:「ふきよせ文具」の文香
季節の花や歳時記などを表現したものを選べば、
季節感を届けることもできます。
そして、かわいらしい文香を手のひらにのせて愛でる楽しさは、
ちょっとしたプレゼントのように嬉しいもの。
招待状を発送する季節の香り、結婚式を挙げる頃をイメージさせる香り、
おふたりの真心と遊び心を 小さな文香に託してみませんか。
シールタイプなら、3~5枚入で 300~500円位で市販されています。
小さな文香が、メッセンジャーとなって、
ふたりのこころを届けてくれることまちがいなし。
オリジナルウエディングの第一歩として、おすすめアイデアです。
さて、話は冒頭に戻りますが、
私服で歩いているだけで、
トイレの場所や、洋服のサイズや、商品の場所を尋ねられてしまう私は、
最近 ひたすら無表情で歩くようにしています。
ちなみに、主人はよく ホームセンターのスタッフと間違えられるようです。
ではまた。 U◕ฺܫฺ◕ฺU
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