ベトナム ハイニンのウェディング ～ヘアメイク～

白いアオザイは、未婚女性のみ着ることを許されているので、地方での結納式では、花嫁の正装として白いアオザイを選ぶ人が多くなっています。

一方、ハノイやホーチミンといった都市部では、結婚式や儀式でもアオザイを着る人は減っており、
ヨーロッパスタイルが主流になりつつありますが、未だにベトナムの幾つかの村では、
「結婚式では、アオザイを着なくてはならない」と言う風習が残っているそうです。

今回の町では、ウェディングドレスが許されていたので、新婦もアオザイのほか、ウェディングドレスを
着用しました。現在ベトナムの女性の間では、肩を露出しないシンプルなウェディングドレスが、
若く見えるという理由から好まれているため、新婦もシンプルなデザインのものを選びました。

メイクは、ハノイから美容師を呼び自宅のベランダで行いました。 普段から日焼けをしないように心掛けて
いる自慢の美白が引き立つようなナチュラルメイクで、髪には一輪の蘭を飾り清楚さを演出しました。
ポイントとして、眉のラインを強調し、新郎に一生添い遂げる意思の強さを表現したそうです。

ベトナムの結婚式では、目上の参列者の元にそれぞれ感謝の気持ちを乾杯しながら伝えて
まわる事が重要な為、お色直しは一度だけ、動きやすいという理由からワンピースを選びました。