フランスのウェディング ～食・メニュー～

THE LUIGANS（ザ・ルイガンズ．）のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日もお届けします、わたしたちが見てきた世界のウェディング。
今日は前回までに引き続き、フランスのウェディングをご紹介します！

結婚式は、国や文化によってさまざま。世界にはまだまだ色々なウェディングのスタイルがあるのです。



フランスのパーティーは、まずオードブルと食前酒のカクテルパーティーから始まります。
そこには、南仏伝統の「ピサラディエール」（タマネギのピザ）と「タペナード」（オリーブのペースト）が必ず
と言っていいほど出されます。

そして、世界最大の産地というだけあって前菜には「フォアグラ」も定番です。
今回のメニューは、「ヒメジとタペナードのミルフィーユ」にゼネガル料理の「ル・イヤッサ」。多国籍な
人種の人が集まる国「フランス」、こういったルーツの国のメニューが出される事も特徴の一つと言えます。

この「ル・イヤッサ」は、なんと新郎の母親と叔母の手作り。
家で大きな鍋で作ったものを会場に運んできて振る舞われたという、家族の愛情も込められた一品です。
またテーブルにはロゼワイン。コレも南仏では消費量がとても多く、必ずテーブルには用意されているものの一つだそう。

そしてもう一つ置かれているのが、引き出物としてヨーロッパではよく使われる「ドラジェ」があります。
アーモンドを砂糖で包んだお菓子で、子宝に恵まれるという意味が込められています。

日本では「ドラジェ」はパーティー後、お見送りのときに「プチギフト」として渡されることが多いですね。
これもフランスの発祥だったのです。