フランスのウェディング ～儀式・風習～

THE LUIGANSのブログをご覧いただきありがとうございます。
心地よい春、この週末もTHE LUIGANSでは素敵なリゾートスタイルの結婚式が行われます。

そんな結婚式も、国や風土が違えばさまざま。世界にはまだまだ色々なウェディングのスタイルがあります。

THE LUIGANSではもっともっと素敵な結婚式のご提案をしたいと、世界のウェディングを見てまわりました。
今日はフランス・マルセイユのウェディングをご紹介します！



フランスの結婚は、数多くの書類にサインする必要があります。役所の1室で行うのですが、その場に
親族・親友を招待し、それが「結婚式」となります。

結婚式の終わりの出口で行う「ライスシャワー」や「フラワーシャワー」ですが、マルセイユでは禁止されています。
15分おきに役所で式が行われる為、片付ける時間がないという理由とライスシャワーは、特に鳩が寄って来て
しまうという理由から禁止事項となっているのだとか。

そこで行われるのが「シャボン玉シャワー」。
シャボン玉には「悪い気を祓って美しい人生が歩めるように」という願いが込められているそうです。

「レ・キャトル・エレモン」という伝統も大切に守られています。
これは「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」これら4つの物を結婚式で花嫁が
身につけるというものです。

「古いもの」はこれまでの伝統・新婦のこれまでの家族との縁を表し、「新しいもの」はこれからの新生活の
成功を表し、「借りたもの」が幸せな結婚生活をし ている人などから借りて幸せにあやかり これからの幸運を
表し、「青いもの」が聖母マリアのシンボルカラーでもあり純潔を表しています。

パーティーでは、飲み物はいつ何を飲んでも構いませんが シャンパンだけは新郎新婦が乾杯して飲んだ後
でなくては飲めません。

ダンスも1曲目は新郎新婦が踊るのが決まりで、その後に誰もが踊れるダンスパーティーになります。

「レ・キャトル・エレモン」という伝統は、アメリカでいうところの「サムシング・フォー」ですね。
お打合せの中で、ご新婦さまへ提案させていただくことも多いならわしの一つです。