熊野神社にて

こんにちは歳を重ねるごとに一日が短く感じられるブライダルコーディネーターの江藤です

ジューンブライド という結婚式には好まれる季節になってまいりました。


チャペルがリニューアルオープンしてから、もう早2ヶ月が経ちます
本当に早いものです・・・ さて、今回は神殿に代わり、熊野神社をご利用いただくようになって第一号のお客様の素敵なお二人のお話させていただきます。

お二人は熊野神社に縁が深い方々で、お名前も熊野神社で名づけてもらったというほど。

そんなお二人が出会ったのは、熊野神社での例大祭という神輿祭り。
そんなお二人を見守るかのように、当日は快晴で、白無垢綿帽子姿が緑に包まれるように鮮やかな日和となりました。

神輿に因んでご新婦様は、赤と金の折り紙で鳳凰を皆様のお席に折られたり、
プチギフトのクッキーを手作りされたりと、とても心のこもったご披露宴。





そんなお二人に何か思い出となるプレゼントが出来ないか、と考えたのが、赤い番傘。


と、いいますのは、何かで読んだことがあったのですが、
赤い番傘を差しかける始まりとなったのは、昔お嫁入りをする自分の娘に、お父様が、降りかかる困難から娘を守るようにと傘を贈ったことから始まったそうです。
お父様を亡くされて、ご披露宴をされるのも悩んでいた時期もあったという彼女を ご新郎様がこれからお父様に代わり、彼女を守っていくよう番傘を差されての御入場はいかがですか？と、ご提案したことがあり、それを覚えて下さっていたお二人に、赤い番傘をプレゼントさせていただくことにしました。

番傘を彼女に差しかけて御入場されるご新郎様は、とても凛々しく優しげでした。

きっとお父様も見守られていたことと思います

末永いお幸せを願っております