早く結婚したい!男女別の心理や理由・婚活について専門家が解説
2022/3/11 11:00
Index
- #01 女性が早く結婚したいと思うその心理
- #02 結婚に関する男性の心理は?
- #03 男性が早く結婚したいと思う女性の特徴5選
- #04 早く結婚するためにやるべきこと
- #05 結婚について知っておくべきこと
今の恋人と早く結婚したい!素敵な結婚相手と早く出会いたい!など、女性は20代から結婚に対して真剣に考え始める人もいますが、同世代の男性とは温度差を感じることがあるはず。それは、男女では結婚に対する考え方や心理が異なるからだそう。その違いを心理カウンセラーの浅野寿和さんに解説していただきました。相手の考えを理解し寄り添うことができれば、いち早く結婚に近づけるかもしれませんね♪
心理カウンセラーの浅野寿和さんによると、女性が結婚したい理由はさまざまですが、「好きな人と一緒にいたい」「一生を共にできる、愛するパートナーが欲しい」という願いは多くの女性が叶えたい夢の一つとして持っているものだそうです。
人間には「誰かのために役に立ちたい」という気持ちがありますが、その対象が男性は仕事や社会に向き、女性は家庭や子どもに向くことが多いため、早く結婚して「家庭を持ちたい」「子どもを育てたい」と考えます。
さらに、男性に比べて女性は結婚を「お互いで支え合うこと」「安心できる家庭を築くこと」など、メリットとしてイメージできる人が多いので、結婚に対して恐れや不安が少ないのも、早く結婚したいと思う理由の一つです。
心理カウンセラーの浅野寿和さんに解説していただくと、もちろん男性にとっても結婚は喜ばしいことであり、人生において最も重要な出来事。だからこそ失敗を恐れ、リスクを回避するため、結婚によるメリットよりもデメリットを先に考えてちゅうちょしてしまうそうです。
結婚を「支え合い」ではなく「自分が支えるもの」と考える男性が多く、その責任の重圧から「結婚したら自由がなくなる」「家族を養わなければならない」とデメリットや不安が先行し、なかなか結婚に踏み切れません。
男性が結婚を考えているかいないかを見極める方法としては、言葉ではなく行動を見ること。口では結婚に対して理解しているようなことを言っても、それに伴う行動をしていないなら全く結婚を考えていないはず。
「考えていない」ということが彼女にばれるのがイヤだから、考えているようなことを言うのです。その場合、「今が楽しければいい」「別れたくないだけ」「(漠然とした)いつか、そのうち」のいずれかでしょう。
逆に、口では「結婚はまだ」と言っていても、実はきちんと計画的に考えている男性もいます。女性から見ると少しわかりづらいですが、言葉をそのまま受け止めず、日々の行動や態度で判断すると良いでしょう。
例えば、ふたりの将来や未来について自然に話すことができる彼は、結婚やその先のことをしっかり考えている証しです。
彼が結婚になかなか踏み切れないときは、「早く結婚したい!」と思わせるように頑張ってみてはいかが?ここでは男性が「結婚したい!」と思う女性の特徴とその心理を浅野寿和さんに聞きました。
料理や洗濯、掃除、整理整頓などが苦手な男性は少なくありません。家事ができる女性は「苦手なことを任せられる」と、心の支えになります。
また、家庭的な要素は母性のイメージが強く、「受け入れられている」「安心できる」といった女性的な包容力を感じさせる重要なポイント。家庭的なことが苦手な方は家事にこだわらず、安らげる場所をつくってあげるなど、できることからやってみるとよいでしょう。
これは類似性の法則「似ているものには親近感を覚える」という心理効果です。
例えば、パーティなど華やかな場所が好きな人と、一日中家でゲームをしていたい人では、感覚が合わないですよね。どっちが良くてどっちが悪い、ということではなく、価値観が合わないと結婚生活はやっていけません。
ここでいう価値観は、金銭感覚や休日の過ごし方などのこと。食事の好みや趣味の違いなどは歩み寄ったり、お互い新しい発見を楽しむことができますが、生活感覚がずれているのは致命的です。
逆に、価値観が合う相手には、未来への安心感や信頼関係を構築できる、という期待が持てるのです。
不安定な社会の中では、将来に漠然とした不安を抱えている人が多いので「好きという気持ちだけでは結婚できない」と考える男性も少なくありません。万が一のときに「お互いに支え合って頑張れる人かどうか」は重要です。
男性は、もし自分に何かあったときに家庭が崩壊してしまうことを恐れます。ですので、一人暮らしをしていたり仕事を続けていたり、「しっかりした大人」と感じる女性に安心感を抱きます。
悩みを相談する、ふとしたときにギュッとくっつく、今日は一緒にいてほしいと伝えるなど、たまには男性に甘えたり、頼ったりすることも大切。
精神的に自立している女性から頼られると、男性は彼女にとって自分は存在価値があると認識し、自己肯定感が高まります。しかし、何でもかんでも甘えてしまうと「重い女」になってしまうので要注意!
男性は、甘えるだけでなく褒め言葉や自分にはない発想を提供してくれる人を大切にする傾向もあります。甘え上手で相手にさまざまな気付きを与えられることが、愛され女性のポイントです。
彼にとって仕事とはどういうものか、どんな気持ちで頑張っているのかを理解し、共感できる女性がモテます。「自分がどんな思いで頑張っているのか」を理解し共感してくれる人は好感を持たれるだけでなく、「自分を尊重してくれる人」と認識され、味方だと思われる存在になります。
相手の味方であることを感じさせるような行動を示すだけでも、結婚相手として選ばれやすくなるでしょう。
全体的に言えますが、男性と女性では考え方が違うので、自分と同じと思ってはいけません。彼の気持ちを理解するということは、自分なりに解釈するのではなく、相手の立場や思考になって理解することが大事です。
では、結婚に向けて具体的にどのような行動をすればよいかを紹介します!
結婚したいという意思をハッキリ伝える
「私はあなたとの結婚を考えている」と明確に伝えましょう。ポイントは、相手に迫るのではなく自分の意思を伝えること。
その前提には相手の意見を聞くという態度が必要です。「あなたはどう思う?」より「あなたの考えが聞きたい。あなたの不安も理解したいから」といったスタンスがベターです。
お互いの家族を紹介する
結婚を意識したら、できるだけ早い段階で彼を家族に会わせることです。そこでコミュニケーションがうまくいけば一気に結婚の機運は高まるでしょう。
「自分の家族に紹介する」「相手の家族に会う」という行動を取ることによって、男性もなぜ家族を紹介したのか、家族に会ったのかという自分の行動の動機を意識します。その結果、結婚を強く意識するようになるでしょう。
普段から共同作業を多く取り入れる
価値観が多少違っているとしても、共同作業を多く行うことで相互理解が進みます。
共同作業を楽しむことでより良い将来のイメージが湧きやすくなりますが、何かを共有している状態が少ないと、男性は全く結婚のイメージが湧きません。大きな作業ではなく、日々の小さな作業をたくさん積み重ね、ささいな事でも「一緒にやった」という意識を持たせることが大事。
例えば、料理のときに何か一つ手伝ってもらい、「今日のご飯、一緒に作ったよね」と言うと、男性が感じている「女性との意見や価値観の相違など、普段はあえて口に出さない違和感を解消していく効果」があります。いわば「お互い、気が合うよね」と思いやすくなります。
こういう経験を増やさないまま結婚だけ求めても、相手はなかなか「Yes」とは言えません。共同作業はとても大切なポイントなので、結婚後も続けることをおすすめします。
喜んだり楽しんでいることを表現する
結婚するなら一緒に生活して楽しそうな相手が好まれます。彼と一緒に居る時間の約3割は笑顔でいることを心掛けましょう。
ご機嫌な様子を見ると男性は「楽しんでくれている」「必要とされている」と安心します。
出会いの場に積極的に参加する
婚活の基本は、結婚を望んでいる人と出会うこと。こちらが結婚を望んでいても、相手が恋愛だけを望んでいるならミスマッチです。
結婚に興味がない人、結婚を望まない人を責めることはできないので、事前に確認しておくべきです。
周囲の人に「結婚したい」と伝えておくのもおすすめ。あなたの結婚相手としてふさわしいかを考えて、良い人を紹介してくれるはずです。
相手を良い気分にするように心掛ける
「少しでもいい気分になってもらう」という気持ちで人と関わるようにしましょう。ポイントは、目の前の人に興味があろうがなかろうが、いい気分にさせる態度を取ること。
その様子を見た周りの人たちに、かなりの好印象を与えます。第三者の立場から見たことは強い信ぴょう性があるので、誰かに良い態度を取ることで、周囲の人たちにアピールできるわけです。
婚活の場だけでなく会社など、いつでもどこでも、心理的な戦略として常に心掛けるとよいでしょう。
生活がしっかりしているという印象を与える
清潔感がない、だらしない。または、自分流を貫くような態度を取る、といった行動は、相手に「この人は周囲のことが見えているのだろうか」といった良くない印象を与えます。
これは「この人と一緒にいても、こちらの思いはくみ取ってもらえないだろう」と思わせてしまいます。
相手に「自分のことに興味があって受け止めてくれそう」と思わせる要素として、ある程度の清潔感や常識が必要となります。
自分の基本的な性格はより良い形で肯定しておく
「こんな性格だからモテないんだ」と、自分はダメだと思い込んでいると、人を警戒したり萎縮したりと、普段とは違う自分らしくない態度を取ってしまうことがあります。
もし、自分にダメな部分があると感じている場合も、ダメな部分を否定せずにプラスのことを加えて良いイメージをつくっておきましょう。
例えば「私ははっきりものを言い過ぎるからダメだ」と思っている場合、「私ははっきりものを言い過ぎてしまうけど、相手を思いやる気持ちも持っている」など、ダメな部分を抑え込まずに温かみのある要素を加えます。
抑えた自分でいると出会いの場で消極的になってしまいますが、プラスの要素で自分を肯定しておくと、積極的に関わることができます。
まず、男性と女性では結婚に対する考え方や求めているものが違う、ということは大前提で知っておくとよいでしょう。
女性が男性に求めているものは、経済力、包容力、相互理解、共同生活、共同作業、つながり、信頼、などです。男性が女性に求めているものは、家事、支え、理解、信頼、問題が起きない、結婚生活が成功すること、などです。
そして、女性の愛情は今に向き現在のことを考える傾向にあり、男性の愛情は未来に向き将来のことを考える傾向があります。
このような違いを知っておくと、お互いの愛情や思いやりを上手に受け止め合えるので、より愛し合えているという思いを強くすることができるでしょう。
また、結婚生活では、夫の親兄弟と仲良くするのは妻の仕事であり、妻の親兄弟と仲良くするのは夫の仕事と考えるのがうまくいくコツです。これは、パートナーが生きてきたプロセスを肯定する作業でもありますし、葛藤しやすい親子関係に介入することで、自分が苦手とすることを任せられるという信頼にもつながります。
相手の家族を大事にするということは、お互いが楽になれるので、いい結婚生活が長続きするポイントです。
早く結婚したい!と願うなら、相手の気持ちや思考を理解して行動すること。そうすれば、結婚後もきっと良い関係性が続きますよ!
取材・文/宮城なほ子
【監修】
浅野寿和さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。20代の苦難の状況を心理学で乗り越えた経験からカウンセラーとなり、恋愛・夫婦問題や男性心理分析、家族・職場などの対人関係、自分らしさを取り戻すなど、ジャンルを問わず、多数の実績を持つ。年間400件以上の面談カウンセリングを行う現場主義の実践派。
浅野寿和さんオフィシャルサイト https://www.asanohisao.jp/
女性が早く結婚したいと思うその心理
心理カウンセラーの浅野寿和さんによると、女性が結婚したい理由はさまざまですが、「好きな人と一緒にいたい」「一生を共にできる、愛するパートナーが欲しい」という願いは多くの女性が叶えたい夢の一つとして持っているものだそうです。
人間には「誰かのために役に立ちたい」という気持ちがありますが、その対象が男性は仕事や社会に向き、女性は家庭や子どもに向くことが多いため、早く結婚して「家庭を持ちたい」「子どもを育てたい」と考えます。
さらに、男性に比べて女性は結婚を「お互いで支え合うこと」「安心できる家庭を築くこと」など、メリットとしてイメージできる人が多いので、結婚に対して恐れや不安が少ないのも、早く結婚したいと思う理由の一つです。
結婚に関する男性の心理は?
心理カウンセラーの浅野寿和さんに解説していただくと、もちろん男性にとっても結婚は喜ばしいことであり、人生において最も重要な出来事。だからこそ失敗を恐れ、リスクを回避するため、結婚によるメリットよりもデメリットを先に考えてちゅうちょしてしまうそうです。
結婚を「支え合い」ではなく「自分が支えるもの」と考える男性が多く、その責任の重圧から「結婚したら自由がなくなる」「家族を養わなければならない」とデメリットや不安が先行し、なかなか結婚に踏み切れません。
男性が結婚を考えているかいないかを見極める方法としては、言葉ではなく行動を見ること。口では結婚に対して理解しているようなことを言っても、それに伴う行動をしていないなら全く結婚を考えていないはず。
「考えていない」ということが彼女にばれるのがイヤだから、考えているようなことを言うのです。その場合、「今が楽しければいい」「別れたくないだけ」「(漠然とした)いつか、そのうち」のいずれかでしょう。
逆に、口では「結婚はまだ」と言っていても、実はきちんと計画的に考えている男性もいます。女性から見ると少しわかりづらいですが、言葉をそのまま受け止めず、日々の行動や態度で判断すると良いでしょう。
例えば、ふたりの将来や未来について自然に話すことができる彼は、結婚やその先のことをしっかり考えている証しです。
男性が早く結婚したいと思う女性の特徴5選
彼が結婚になかなか踏み切れないときは、「早く結婚したい!」と思わせるように頑張ってみてはいかが?ここでは男性が「結婚したい!」と思う女性の特徴とその心理を浅野寿和さんに聞きました。
家庭的な面がある
料理や洗濯、掃除、整理整頓などが苦手な男性は少なくありません。家事ができる女性は「苦手なことを任せられる」と、心の支えになります。
また、家庭的な要素は母性のイメージが強く、「受け入れられている」「安心できる」といった女性的な包容力を感じさせる重要なポイント。家庭的なことが苦手な方は家事にこだわらず、安らげる場所をつくってあげるなど、できることからやってみるとよいでしょう。
価値観が合う、生活感覚にずれがない
これは類似性の法則「似ているものには親近感を覚える」という心理効果です。
例えば、パーティなど華やかな場所が好きな人と、一日中家でゲームをしていたい人では、感覚が合わないですよね。どっちが良くてどっちが悪い、ということではなく、価値観が合わないと結婚生活はやっていけません。
ここでいう価値観は、金銭感覚や休日の過ごし方などのこと。食事の好みや趣味の違いなどは歩み寄ったり、お互い新しい発見を楽しむことができますが、生活感覚がずれているのは致命的です。
逆に、価値観が合う相手には、未来への安心感や信頼関係を構築できる、という期待が持てるのです。
自立している
不安定な社会の中では、将来に漠然とした不安を抱えている人が多いので「好きという気持ちだけでは結婚できない」と考える男性も少なくありません。万が一のときに「お互いに支え合って頑張れる人かどうか」は重要です。
男性は、もし自分に何かあったときに家庭が崩壊してしまうことを恐れます。ですので、一人暮らしをしていたり仕事を続けていたり、「しっかりした大人」と感じる女性に安心感を抱きます。
褒め上手、甘え上手、頼り上手
悩みを相談する、ふとしたときにギュッとくっつく、今日は一緒にいてほしいと伝えるなど、たまには男性に甘えたり、頼ったりすることも大切。
精神的に自立している女性から頼られると、男性は彼女にとって自分は存在価値があると認識し、自己肯定感が高まります。しかし、何でもかんでも甘えてしまうと「重い女」になってしまうので要注意!
男性は、甘えるだけでなく褒め言葉や自分にはない発想を提供してくれる人を大切にする傾向もあります。甘え上手で相手にさまざまな気付きを与えられることが、愛され女性のポイントです。
彼の仕事(気持ち)を理解できる
彼にとって仕事とはどういうものか、どんな気持ちで頑張っているのかを理解し、共感できる女性がモテます。「自分がどんな思いで頑張っているのか」を理解し共感してくれる人は好感を持たれるだけでなく、「自分を尊重してくれる人」と認識され、味方だと思われる存在になります。
相手の味方であることを感じさせるような行動を示すだけでも、結婚相手として選ばれやすくなるでしょう。
全体的に言えますが、男性と女性では考え方が違うので、自分と同じと思ってはいけません。彼の気持ちを理解するということは、自分なりに解釈するのではなく、相手の立場や思考になって理解することが大事です。
早く結婚するためにやるべきこと
では、結婚に向けて具体的にどのような行動をすればよいかを紹介します!
彼と早く結婚したい!相手が決まっている場合
結婚したいという意思をハッキリ伝える
「私はあなたとの結婚を考えている」と明確に伝えましょう。ポイントは、相手に迫るのではなく自分の意思を伝えること。
その前提には相手の意見を聞くという態度が必要です。「あなたはどう思う?」より「あなたの考えが聞きたい。あなたの不安も理解したいから」といったスタンスがベターです。
お互いの家族を紹介する
結婚を意識したら、できるだけ早い段階で彼を家族に会わせることです。そこでコミュニケーションがうまくいけば一気に結婚の機運は高まるでしょう。
「自分の家族に紹介する」「相手の家族に会う」という行動を取ることによって、男性もなぜ家族を紹介したのか、家族に会ったのかという自分の行動の動機を意識します。その結果、結婚を強く意識するようになるでしょう。
普段から共同作業を多く取り入れる
価値観が多少違っているとしても、共同作業を多く行うことで相互理解が進みます。
共同作業を楽しむことでより良い将来のイメージが湧きやすくなりますが、何かを共有している状態が少ないと、男性は全く結婚のイメージが湧きません。大きな作業ではなく、日々の小さな作業をたくさん積み重ね、ささいな事でも「一緒にやった」という意識を持たせることが大事。
例えば、料理のときに何か一つ手伝ってもらい、「今日のご飯、一緒に作ったよね」と言うと、男性が感じている「女性との意見や価値観の相違など、普段はあえて口に出さない違和感を解消していく効果」があります。いわば「お互い、気が合うよね」と思いやすくなります。
こういう経験を増やさないまま結婚だけ求めても、相手はなかなか「Yes」とは言えません。共同作業はとても大切なポイントなので、結婚後も続けることをおすすめします。
喜んだり楽しんでいることを表現する
結婚するなら一緒に生活して楽しそうな相手が好まれます。彼と一緒に居る時間の約3割は笑顔でいることを心掛けましょう。
ご機嫌な様子を見ると男性は「楽しんでくれている」「必要とされている」と安心します。
婚活したい!相手探しからの場合
出会いの場に積極的に参加する
婚活の基本は、結婚を望んでいる人と出会うこと。こちらが結婚を望んでいても、相手が恋愛だけを望んでいるならミスマッチです。
結婚に興味がない人、結婚を望まない人を責めることはできないので、事前に確認しておくべきです。
周囲の人に「結婚したい」と伝えておくのもおすすめ。あなたの結婚相手としてふさわしいかを考えて、良い人を紹介してくれるはずです。
相手を良い気分にするように心掛ける
「少しでもいい気分になってもらう」という気持ちで人と関わるようにしましょう。ポイントは、目の前の人に興味があろうがなかろうが、いい気分にさせる態度を取ること。
その様子を見た周りの人たちに、かなりの好印象を与えます。第三者の立場から見たことは強い信ぴょう性があるので、誰かに良い態度を取ることで、周囲の人たちにアピールできるわけです。
婚活の場だけでなく会社など、いつでもどこでも、心理的な戦略として常に心掛けるとよいでしょう。
生活がしっかりしているという印象を与える
清潔感がない、だらしない。または、自分流を貫くような態度を取る、といった行動は、相手に「この人は周囲のことが見えているのだろうか」といった良くない印象を与えます。
これは「この人と一緒にいても、こちらの思いはくみ取ってもらえないだろう」と思わせてしまいます。
相手に「自分のことに興味があって受け止めてくれそう」と思わせる要素として、ある程度の清潔感や常識が必要となります。
自分の基本的な性格はより良い形で肯定しておく
「こんな性格だからモテないんだ」と、自分はダメだと思い込んでいると、人を警戒したり萎縮したりと、普段とは違う自分らしくない態度を取ってしまうことがあります。
もし、自分にダメな部分があると感じている場合も、ダメな部分を否定せずにプラスのことを加えて良いイメージをつくっておきましょう。
例えば「私ははっきりものを言い過ぎるからダメだ」と思っている場合、「私ははっきりものを言い過ぎてしまうけど、相手を思いやる気持ちも持っている」など、ダメな部分を抑え込まずに温かみのある要素を加えます。
抑えた自分でいると出会いの場で消極的になってしまいますが、プラスの要素で自分を肯定しておくと、積極的に関わることができます。
結婚について知っておくべきこと
まず、男性と女性では結婚に対する考え方や求めているものが違う、ということは大前提で知っておくとよいでしょう。
女性が男性に求めているものは、経済力、包容力、相互理解、共同生活、共同作業、つながり、信頼、などです。男性が女性に求めているものは、家事、支え、理解、信頼、問題が起きない、結婚生活が成功すること、などです。
そして、女性の愛情は今に向き現在のことを考える傾向にあり、男性の愛情は未来に向き将来のことを考える傾向があります。
このような違いを知っておくと、お互いの愛情や思いやりを上手に受け止め合えるので、より愛し合えているという思いを強くすることができるでしょう。
また、結婚生活では、夫の親兄弟と仲良くするのは妻の仕事であり、妻の親兄弟と仲良くするのは夫の仕事と考えるのがうまくいくコツです。これは、パートナーが生きてきたプロセスを肯定する作業でもありますし、葛藤しやすい親子関係に介入することで、自分が苦手とすることを任せられるという信頼にもつながります。
相手の家族を大事にするということは、お互いが楽になれるので、いい結婚生活が長続きするポイントです。
早く結婚したい!と願うなら、相手の気持ちや思考を理解して行動すること。そうすれば、結婚後もきっと良い関係性が続きますよ!
取材・文/宮城なほ子
【監修】
浅野寿和さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。20代の苦難の状況を心理学で乗り越えた経験からカウンセラーとなり、恋愛・夫婦問題や男性心理分析、家族・職場などの対人関係、自分らしさを取り戻すなど、ジャンルを問わず、多数の実績を持つ。年間400件以上の面談カウンセリングを行う現場主義の実践派。
浅野寿和さんオフィシャルサイト https://www.asanohisao.jp/