キスマークを付ける心理や位置別の意味!痕の消し方&隠し方は?
Index
- #01 キスマークとは
- #02 キスマークを付けたがるのはなぜ?
- #03 キスマークを付ける場所別の意味
- #04 キスマークを早く消したい時の対処法
- #05 キスマークの隠し方
- #06 キスマークでふたりの愛情を深めよう
愛情表現の一つであるキスマーク。中には、相手と熱い夜を過ごした翌日、キスマークが残っていて焦ったことのある人もいるのではないでしょうか。この記事では、キスマークを付けたがる相手の心理を心理カウンセラーの沼田みえ子さんに伺いました。また、キスマークは付ける位置で意味が変わってくるそうです。体の部位別に相手の心理や意味合いも見ていきましょう。基本的なキスマークの付け方や消し方、隠し方も紹介します。
キスマークとは、唇で肌を吸うことでできる痕のことを言います。キスマークを省略して、「キスマ」と呼ばれることもあります。
キスマークの付け方は、唇をすぼめて密着させて強く吸います。毛細血管を刺激し内出血が起こると赤い痕が付きます。これがキスマークです。医学的には「吸引性皮下出血」と呼ばれています。
相手が頻繁にキスマークを付けてくるその理由が気になった人もいるのではないでしょうか。ここでは、キスマークを付けたがる人はどのような心理が働いているのかを紹介します。
好きな人を自分だけのものにしたい、自分だけを見てくれる人でいてほしい、そんな独占欲からキスマークを付けることがあります。
好きな人に対してそのような感情を持つことは自然なこと。動物のマーキングと同じ本能で、「このエリアは私のものです」と木ににおいを付けて縄張りを主張するかのように、相手の体にキスマークを付けることで、「この人は私の大切な人です」と主張したくなるのです。
キスマークを愛情表現の一つと捉えている人は多いです。自分にとってキスマークを付けられることが嬉しい場合、相手も嬉しいはず、と思うものです。
相手にキスマークを付けたがるのは、大きな愛情を伝えたいのかもしれません。
会えない時間にも、そのキスマークを目にするたびに「どうしているかな」「また会いたいな」と自分のことを思い出して欲しい、そんな思いからキスマークを付けることがあります。
相手に対する愛情がそれだけ大きく、情熱的とも言えます。
体にキスマークがあるということは、「セックスするほど深い関係の相手がいる」というメッセージにもなります。
キスマークを付けられた人は、なかなか他の人とセックスはできなくなりますし、仮に浮気したとしても、浮気相手も「他に相手がいるのか」と驚き、その関係性は続かなくなる可能性もあります。
キスマークを付けることで相手が困るかもしれないと思っていても、許されたいという気持ちからキスマークを付けることもあります。
その行為を「しょうがないなぁ〜」と受け入れてくれることで、「自分は愛されている」と感じたい、という愛の確認のためにキスマークを付けたがるケースもあります。
キスマークは付ける位置で意味が変わってきます。ここからは、体の部位別に心理的な意味を見ていきましょう。
首筋は急所であり、人は本能的にこの場所に触れられることに警戒心を持ちます。この場所にマークを付けるということは、それだけ独占欲が強く、情熱的に愛しているという表れでもあります。
そして付けられる側も、相手を信頼している証しと言えます。
人にはチャクラという東洋医学でいう「気」の通り道が存在します。胸には第4チャクラがあり、英語ではハートチャクラと呼ばれるくらい、慈愛、包容力、許しのエネルギー、つまり「愛」を感じやすい場所でもあります。
そこにキスマークを付けるということは、「私を受け入れてほしい」「愛情を感じたい」「安心したい」と言う欲求を潜在的に感じている可能性があります。
おなかは自分が生まれる前にいた場所であり、子宮で守られた安心できる場所、と言う記憶が潜在意識の中にあると考えられます。
比較的男性がおなかにキスマークを付けることが多く、相手に母のような安心感を求めている可能性が高いです。
太ももにキスマークを付けることは、「支配欲の強さ」を表しています。普段はあまり見えない部分ですが、そこにあるキスマークを目にした時に「自分の存在を忘れないで」というメッセージを伝えたいのかもしれません。
この部位も、男性が好んでキスマークを付ける場所と言われており、独占欲の高さを表しています。
手を回したり、グッと引き寄せたり、腰には「束縛したい思い」を表現しやすい場所と言えます。
腰の曲線は魅力を感じやすい場所でもあります。そこにキスマークを付けてきたら、「自分のものにしたい」「束縛したい」と思っていると言えるでしょう。
手の甲にキスをするシーンを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
手の甲には「敬愛」の意味があります。相手に愛情と尊敬の気持ちを持っている時に、手の甲にキスマークを付けることがあります。
SMの世界で、女王様に扮(ふん)した女性の足の甲に男性がキスをすることがあります。足の甲には隷属の意味があります。
足の甲にキスマークを付ける心理は「あなたに従います」「あなたにはかないません」といった気持ちが強いと言えそうです。
本人が見えない背中にキスマークを付ける理由は、「他者への警告」を表しています。
本人には見えない場所なだけに、万が一浮気した時に、服を脱がせた人に充てたメッセージと言えます。恋人の心が他者に行ってしまうことを恐れている可能性もあります。
腕という場所は、普段からお互いに腕を組んだり腕にしがみついたりと、愛情を示しやすい場所と無意識に感じている場所です。素直に「好き」という好意がある時に、腕にキスマークを付けたくなるのでしょう。
丸くて柔らかいものに、私たちは「可愛さ、親密さ」を感じやすいです。多くの人に親しまれているキャラクターにも、丸いものが多いのはこれが理由と言えます。
お尻にキスマークを付けられたら、「あなたがいとおしくてたまらない」と愛情が溢れている証拠です。
愛の証しとも言えるキスマークですが、仕事や学校に行く時にキスマークが見えてしまうと、恥ずかしい思いをしてしまうこともあるでしょう。ここではキスマークを早く消したい時の対処法を紹介します。
キスマークが付いてまだ数時間であれば、冷やすことがおすすめです。
キスマークは内出血でできた痕なので、冷やすことで腫れを抑える効果があります。冷たいタオルや保冷剤を当てたり、保冷剤がない場合は冷やしたスプーンを当てるのもよいでしょう。
翌日もまだ痕が残っていたら、今度は温めましょう。蒸しタオルやカイロで温めたり、入浴することで血行を促進し、内出血の吸収を早めましょう。
ドラッグストアや薬局で販売されている、内出血を改善するクリームや軟こうを塗るのもおすすめです。
キスマークを消そうとしても、なかなか消えない時もあります。その場合は、上手に隠して分からないようにしましょう。
首筋のキスマークなら、冬はタートルネックを着たり、髪の毛が長ければ下ろしたりして隠すことができます。ただし髪の毛が動くと見えてしまう可能性があるので行動には注意しましょう。
首元なら、ストールやマフラーで隠すという手もあります。デザイン性のあるストールなら、室内で巻いていても不自然さは少ないでしょう。
服や髪などで隠しにくい場所は、手持ちのファンデーションやコンシーラーを塗って隠しましょう。崩れないように下地を塗った後、スポンジなどで何度か重ねていき、調整しながら隠していきましょう。
キスマークが1カ所だけであれば、腕や手の甲などは、ばんそうこうで簡単に隠すことができます。
ただし、首元の場合は不自然に見られてしまうかもしれないので、何か言われたら「引っかいた」などとごまかす必要があるかもしれません。部位を選んで使いましょう。
キスマークは、付いてしまうと隠すのが大変ではありますが、愛情を感じる行為と感じる人は多くいます。ただし、後々相手が困らないように「ここに付けてもいい?」と聞いてみるとよいでしょう。
見えない所に付けるなどして相手に配慮しながら、ふたりの愛をもっと深めるためのツールとして活用していきましょう。
取材・文/NANA
【監修】
沼田みえ子さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。国際線CAとして7年間勤めた後、結婚。自身の夫婦問題に心理学を取り入れ、恋人時代よりもラブラブな関係を手に入れた経験を多くの人にも生かしてもらうために、2012年よりカウンセラーとして活動を開始。浮気問題、失恋、婚活などパートナーシップの問題を中心に6000件を超えるカウンセリング実績を持つ。現在はカウンセリングのみならず、カウンセラー養成スクールでの講師や講演、WEB記事寄稿など幅広く活躍している。
心理カウンセラー沼田みえ子オフィシャルサイト:https://numatamieko.com/
キスマークとは
キスマークとは、唇で肌を吸うことでできる痕のことを言います。キスマークを省略して、「キスマ」と呼ばれることもあります。
キスマークの付け方は、唇をすぼめて密着させて強く吸います。毛細血管を刺激し内出血が起こると赤い痕が付きます。これがキスマークです。医学的には「吸引性皮下出血」と呼ばれています。
キスマークを付けたがるのはなぜ?
相手が頻繁にキスマークを付けてくるその理由が気になった人もいるのではないでしょうか。ここでは、キスマークを付けたがる人はどのような心理が働いているのかを紹介します。
相手を自分だけのものにしたいから
好きな人を自分だけのものにしたい、自分だけを見てくれる人でいてほしい、そんな独占欲からキスマークを付けることがあります。
好きな人に対してそのような感情を持つことは自然なこと。動物のマーキングと同じ本能で、「このエリアは私のものです」と木ににおいを付けて縄張りを主張するかのように、相手の体にキスマークを付けることで、「この人は私の大切な人です」と主張したくなるのです。
愛情表現の一つと捉えているから
キスマークを愛情表現の一つと捉えている人は多いです。自分にとってキスマークを付けられることが嬉しい場合、相手も嬉しいはず、と思うものです。
相手にキスマークを付けたがるのは、大きな愛情を伝えたいのかもしれません。
いつも自分のことを思い出してほしいから
会えない時間にも、そのキスマークを目にするたびに「どうしているかな」「また会いたいな」と自分のことを思い出して欲しい、そんな思いからキスマークを付けることがあります。
相手に対する愛情がそれだけ大きく、情熱的とも言えます。
浮気をさせたくないから
体にキスマークがあるということは、「セックスするほど深い関係の相手がいる」というメッセージにもなります。
キスマークを付けられた人は、なかなか他の人とセックスはできなくなりますし、仮に浮気したとしても、浮気相手も「他に相手がいるのか」と驚き、その関係性は続かなくなる可能性もあります。
困らせても許されることで、愛情を確かめたいから
キスマークを付けることで相手が困るかもしれないと思っていても、許されたいという気持ちからキスマークを付けることもあります。
その行為を「しょうがないなぁ〜」と受け入れてくれることで、「自分は愛されている」と感じたい、という愛の確認のためにキスマークを付けたがるケースもあります。
キスマークを付ける場所別の意味
キスマークは付ける位置で意味が変わってきます。ここからは、体の部位別に心理的な意味を見ていきましょう。
首筋
首筋は急所であり、人は本能的にこの場所に触れられることに警戒心を持ちます。この場所にマークを付けるということは、それだけ独占欲が強く、情熱的に愛しているという表れでもあります。
そして付けられる側も、相手を信頼している証しと言えます。
胸
人にはチャクラという東洋医学でいう「気」の通り道が存在します。胸には第4チャクラがあり、英語ではハートチャクラと呼ばれるくらい、慈愛、包容力、許しのエネルギー、つまり「愛」を感じやすい場所でもあります。
そこにキスマークを付けるということは、「私を受け入れてほしい」「愛情を感じたい」「安心したい」と言う欲求を潜在的に感じている可能性があります。
おなか
おなかは自分が生まれる前にいた場所であり、子宮で守られた安心できる場所、と言う記憶が潜在意識の中にあると考えられます。
比較的男性がおなかにキスマークを付けることが多く、相手に母のような安心感を求めている可能性が高いです。
太もも
太ももにキスマークを付けることは、「支配欲の強さ」を表しています。普段はあまり見えない部分ですが、そこにあるキスマークを目にした時に「自分の存在を忘れないで」というメッセージを伝えたいのかもしれません。
この部位も、男性が好んでキスマークを付ける場所と言われており、独占欲の高さを表しています。
腰
手を回したり、グッと引き寄せたり、腰には「束縛したい思い」を表現しやすい場所と言えます。
腰の曲線は魅力を感じやすい場所でもあります。そこにキスマークを付けてきたら、「自分のものにしたい」「束縛したい」と思っていると言えるでしょう。
手の甲
手の甲にキスをするシーンを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
手の甲には「敬愛」の意味があります。相手に愛情と尊敬の気持ちを持っている時に、手の甲にキスマークを付けることがあります。
足の甲
SMの世界で、女王様に扮(ふん)した女性の足の甲に男性がキスをすることがあります。足の甲には隷属の意味があります。
足の甲にキスマークを付ける心理は「あなたに従います」「あなたにはかないません」といった気持ちが強いと言えそうです。
背中
本人が見えない背中にキスマークを付ける理由は、「他者への警告」を表しています。
本人には見えない場所なだけに、万が一浮気した時に、服を脱がせた人に充てたメッセージと言えます。恋人の心が他者に行ってしまうことを恐れている可能性もあります。
腕
腕という場所は、普段からお互いに腕を組んだり腕にしがみついたりと、愛情を示しやすい場所と無意識に感じている場所です。素直に「好き」という好意がある時に、腕にキスマークを付けたくなるのでしょう。
お尻
丸くて柔らかいものに、私たちは「可愛さ、親密さ」を感じやすいです。多くの人に親しまれているキャラクターにも、丸いものが多いのはこれが理由と言えます。
お尻にキスマークを付けられたら、「あなたがいとおしくてたまらない」と愛情が溢れている証拠です。
キスマークを早く消したい時の対処法
愛の証しとも言えるキスマークですが、仕事や学校に行く時にキスマークが見えてしまうと、恥ずかしい思いをしてしまうこともあるでしょう。ここではキスマークを早く消したい時の対処法を紹介します。
冷やす
キスマークが付いてまだ数時間であれば、冷やすことがおすすめです。
キスマークは内出血でできた痕なので、冷やすことで腫れを抑える効果があります。冷たいタオルや保冷剤を当てたり、保冷剤がない場合は冷やしたスプーンを当てるのもよいでしょう。
温める
翌日もまだ痕が残っていたら、今度は温めましょう。蒸しタオルやカイロで温めたり、入浴することで血行を促進し、内出血の吸収を早めましょう。
内出血に効くクリームを塗る
ドラッグストアや薬局で販売されている、内出血を改善するクリームや軟こうを塗るのもおすすめです。
キスマークの隠し方
キスマークを消そうとしても、なかなか消えない時もあります。その場合は、上手に隠して分からないようにしましょう。
服や髪で隠す
首筋のキスマークなら、冬はタートルネックを着たり、髪の毛が長ければ下ろしたりして隠すことができます。ただし髪の毛が動くと見えてしまう可能性があるので行動には注意しましょう。
首元なら、ストールやマフラーで隠すという手もあります。デザイン性のあるストールなら、室内で巻いていても不自然さは少ないでしょう。
ファンデーションやコンシーラーで隠す
服や髪などで隠しにくい場所は、手持ちのファンデーションやコンシーラーを塗って隠しましょう。崩れないように下地を塗った後、スポンジなどで何度か重ねていき、調整しながら隠していきましょう。
ばんそうこうで隠す
キスマークが1カ所だけであれば、腕や手の甲などは、ばんそうこうで簡単に隠すことができます。
ただし、首元の場合は不自然に見られてしまうかもしれないので、何か言われたら「引っかいた」などとごまかす必要があるかもしれません。部位を選んで使いましょう。
キスマークでふたりの愛情を深めよう
キスマークは、付いてしまうと隠すのが大変ではありますが、愛情を感じる行為と感じる人は多くいます。ただし、後々相手が困らないように「ここに付けてもいい?」と聞いてみるとよいでしょう。
見えない所に付けるなどして相手に配慮しながら、ふたりの愛をもっと深めるためのツールとして活用していきましょう。
取材・文/NANA
【監修】
沼田みえ子さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。国際線CAとして7年間勤めた後、結婚。自身の夫婦問題に心理学を取り入れ、恋人時代よりもラブラブな関係を手に入れた経験を多くの人にも生かしてもらうために、2012年よりカウンセラーとして活動を開始。浮気問題、失恋、婚活などパートナーシップの問題を中心に6000件を超えるカウンセリング実績を持つ。現在はカウンセリングのみならず、カウンセラー養成スクールでの講師や講演、WEB記事寄稿など幅広く活躍している。
心理カウンセラー沼田みえ子オフィシャルサイト:https://numatamieko.com/