一重さん・奥目さんをよりかわいく魅せる!おすすめメイク術
Index
- #01 一重とは?一重さんの特徴と魅力
- #02 一重さんにおすすめアイメイクのポイント
- #03 奥目とは?奥目さんの特徴と魅力
- #04 奥目さんにおすすめアイメイクのポイント
- #05 アイメイクをよりかわいく見せる3つのポイント
- #06 メイクははやりも意識して!
一重や奥目の人は、どんなメイクが似合うでしょうか?目の形やタイプはいろいろあるものですが、それぞれ特徴を生かしたメイクのコツがあります。この記事では、ヘアメイクアップアーティストのNaomiさんに教えていただいた、一重や奥目の特徴と魅力、似合うアイメイクのポイントなどを紹介します。
一重とは、目を開けたときに上まぶたの皮膚が折り畳まれず、上まぶたに横ひだができないまぶたのこと。まぶたが瞳にかぶさってシャープな印象を与えたり、切れ長の目元がクールで意思のある印象を与えます。
これらの印象により上品で知的、大人っぽさを感じさせ、初対面でも印象に残りやすいでしょう。また、すっとした顔立ちの人も多く、控えめで凛とした雰囲気があり和装もよく似合います。
ナチュラルなシンプルメイクや華やかなばっちりメイクも映える目元なので、メイク次第で印象の振り幅が大きいのも特徴です。
一重まぶたをぱっちり見せると、より魅力的で印象に残るでしょう。
1.まつげをカールする
まつげはビューラーでしっかりカールし、マスカラ下地やカール下地を付けます。下地を付けると長時間カールをキープすることができ、上向きのクルンとしたまつげが保てます。
2.ハイライトを入れる
黒目の上の部分と涙袋に、パール入りのシャンパン系かピンク系の色でハイライトを入れます。涙袋にハイライトを入れると目の縦幅が強調され立体感も出るので、ぱっちりとしたかわいらしい目元になります。
一重まぶたさんはその特徴を生かしてすっきり見せるメイクも似合います。
1.アイラインを切れ長に引く
目頭から目尻までしっかりインラインを引きます。インラインとは、まつげの下の粘膜部分に引くライン。まつげの隙間を埋めるように描きます。
アイラインは目尻を上に跳ね上げるのではなく、バランスを確認しながら直線的に5mm程度はみ出すように引きましょう。横幅を強調することで切れ長の目元がつくれます。
2.ポイントカラーを入れる
パールが控えめに入ったヌーディーカラーのアイシャドーをアイホール全体と涙袋に塗ります。ポイントカラーとなる濃いめの締め色で太めのアイラインを引くように目尻を5mmほど延長させ、同じ色で目尻の下3分の1も塗ると、目元に深みが出て全体的に締まりが出ます。
奥目とは、眼球が顔の奥の方に入って見える目のこと。眉骨や頬骨より眼球が奥にあるため光が入りにくく、目元に影ができ暗く見えがちです。
そのため、彫りが深く見えたり、目力があるような印象になるのが特徴です。大人っぽい雰囲気もあるので、控えめなメイクから派手なメイクまで似合うという魅力もあります。
奥目か出目かを見分けるには、黒目の真ん中とその下の頬の高さを比較するのがポイントです。顔を横から見て、頬の高さよりも黒目の真ん中が出ていると出目、黒目の真ん中が奥に引っ込んでいると奥目、ということになります。
奥目さんは目元が暗くなりがちなので目つきが悪く見えたり、下まぶたが平べったくなりやすいので涙袋が目立ちにくくなりがちです。これらをメイクでカバーすることで奥目の魅力を引き立たせることができます。
目元を明るくすると、目つきが柔らかい印象になります。
1.抜け感のあるアイラインを引く
アイラインは黒目の端から目尻に向かって細く引きます。抜け感を出すため全体ではなく目尻の部分のみでOK。カラーは黒ではなくブラウン系を選ぶと、ナチュラルでフレッシュな印象になります。
2.アイシャドーを塗る
アイホール全体にアイシャドーを塗りますが、色選びがポイントです。暗い色よりも、明るい印象の色を選びましょう。寒色系よりは暖色系を使うのがおすすめです。
ぷっくりと大きな涙袋があると、かわいらしく優しげな雰囲気になり、表情も豊かに見えます。
1.涙袋をつくる
軽く笑顔をつくると本来の涙袋が出るので、その部分にアイブローや涙袋ライナーを使って薄く線を引き、綿棒や指で境目をぼかして涙袋に影を付けます。
2.涙袋に立体感を出す
涙袋全体に、パール入りの明るいピンク系やオレンジ系のシャドーやラメを乗せます。ナチュラルに仕上げたいなら、肌なじみのよいゴールドやアイボリー入りのパールがおすすめです。
アイメイクをよりかわいく見せるため、以下のポイントも意識してみましょう。
アイシャドーはくっきり塗るのではなく、際をぼかしてなじませましょう。ベースのカラーとポイントカラーなど数色使用している場合は、色と色の境目もぼかします。
アイシャドーのブレンド専用のブレンディングブラシを使用すると上手にできます。アイシャドーの際や色をぼかすことで自然なグラデーションができ、ナチュラルに仕上がります。
アイメイクを際立たせたいからといって、黒のアイライナーや黒のマスカラでボリューム感を出すのではなく、抜け感を出すのがポイントです。
ブラウンのリキッドアイライナーやブラウンのマスカラを使用し、はやりのカラーアイシャドーをポイントに置けば、今どきのおしゃれ感が出せます。
眉も印象を強くし過ぎずに抜け感を意識すると、全体的に透明感が出てアイメイクが映えます。目指すは薄めで控えめな存在感の淡眉です。
眉の縁を取ったり塗りつぶすのではなく、ペンシルやパウダーで足りないところのみ“点”で描き足すのがポイント。縁取りされているとのっぺりした眉に見えますが、淡眉にすると繊細な眉を演出することができ、全体的にあか抜けた雰囲気に仕上がります。
メイクもファッションと同じではやりがあります。流行を外すとやぼったく見えてしまうこともあるので要注意。雑誌やWEBなどをチェックして、今どきのトレンドメイクも意識しましょう。トレンドを適度に取り入れながら、自分の顔の特徴を生かしたメイクをするとよりかわいくおしゃれに見えますよ!
取材・文/仲西なほ子
イラスト/Hanna
【監修】
Naomiさん
株式会社Luce代表取締役、ヘアメイクアップアーティスト。美容専門学校とメイクスクールを卒業後、ブライダルメイクや専門学校のヘアメイク講師など幅広く経験。現在は東京・神楽坂にてヘアメイクオフィスを経営し、ヘアメイクアップアーティストとしてウエディングや広告撮影のヘアメイクと、スタイリスト人材育成の養成講座や一般の方向けのメイク講座、パーソナルスタイリング講座、SNSコンサルなど多岐にわたり手がけている。
Instagram:https://www.instagram.com/lucehairmake/
一重とは?一重さんの特徴と魅力
一重とは、目を開けたときに上まぶたの皮膚が折り畳まれず、上まぶたに横ひだができないまぶたのこと。まぶたが瞳にかぶさってシャープな印象を与えたり、切れ長の目元がクールで意思のある印象を与えます。
これらの印象により上品で知的、大人っぽさを感じさせ、初対面でも印象に残りやすいでしょう。また、すっとした顔立ちの人も多く、控えめで凛とした雰囲気があり和装もよく似合います。
ナチュラルなシンプルメイクや華やかなばっちりメイクも映える目元なので、メイク次第で印象の振り幅が大きいのも特徴です。
一重さんにおすすめアイメイクのポイント
ぱっちり見せる
一重まぶたをぱっちり見せると、より魅力的で印象に残るでしょう。
1.まつげをカールする
まつげはビューラーでしっかりカールし、マスカラ下地やカール下地を付けます。下地を付けると長時間カールをキープすることができ、上向きのクルンとしたまつげが保てます。
2.ハイライトを入れる
黒目の上の部分と涙袋に、パール入りのシャンパン系かピンク系の色でハイライトを入れます。涙袋にハイライトを入れると目の縦幅が強調され立体感も出るので、ぱっちりとしたかわいらしい目元になります。
すっきり見せる
一重まぶたさんはその特徴を生かしてすっきり見せるメイクも似合います。
1.アイラインを切れ長に引く
目頭から目尻までしっかりインラインを引きます。インラインとは、まつげの下の粘膜部分に引くライン。まつげの隙間を埋めるように描きます。
アイラインは目尻を上に跳ね上げるのではなく、バランスを確認しながら直線的に5mm程度はみ出すように引きましょう。横幅を強調することで切れ長の目元がつくれます。
2.ポイントカラーを入れる
パールが控えめに入ったヌーディーカラーのアイシャドーをアイホール全体と涙袋に塗ります。ポイントカラーとなる濃いめの締め色で太めのアイラインを引くように目尻を5mmほど延長させ、同じ色で目尻の下3分の1も塗ると、目元に深みが出て全体的に締まりが出ます。
奥目とは?奥目さんの特徴と魅力
奥目とは、眼球が顔の奥の方に入って見える目のこと。眉骨や頬骨より眼球が奥にあるため光が入りにくく、目元に影ができ暗く見えがちです。
そのため、彫りが深く見えたり、目力があるような印象になるのが特徴です。大人っぽい雰囲気もあるので、控えめなメイクから派手なメイクまで似合うという魅力もあります。
奥目と出目の見分け方
奥目か出目かを見分けるには、黒目の真ん中とその下の頬の高さを比較するのがポイントです。顔を横から見て、頬の高さよりも黒目の真ん中が出ていると出目、黒目の真ん中が奥に引っ込んでいると奥目、ということになります。
奥目さんにおすすめアイメイクのポイント
奥目さんは目元が暗くなりがちなので目つきが悪く見えたり、下まぶたが平べったくなりやすいので涙袋が目立ちにくくなりがちです。これらをメイクでカバーすることで奥目の魅力を引き立たせることができます。
目元を明るく見せる
目元を明るくすると、目つきが柔らかい印象になります。
1.抜け感のあるアイラインを引く
アイラインは黒目の端から目尻に向かって細く引きます。抜け感を出すため全体ではなく目尻の部分のみでOK。カラーは黒ではなくブラウン系を選ぶと、ナチュラルでフレッシュな印象になります。
2.アイシャドーを塗る
アイホール全体にアイシャドーを塗りますが、色選びがポイントです。暗い色よりも、明るい印象の色を選びましょう。寒色系よりは暖色系を使うのがおすすめです。
涙袋をぷっくり見せる
ぷっくりと大きな涙袋があると、かわいらしく優しげな雰囲気になり、表情も豊かに見えます。
1.涙袋をつくる
軽く笑顔をつくると本来の涙袋が出るので、その部分にアイブローや涙袋ライナーを使って薄く線を引き、綿棒や指で境目をぼかして涙袋に影を付けます。
2.涙袋に立体感を出す
涙袋全体に、パール入りの明るいピンク系やオレンジ系のシャドーやラメを乗せます。ナチュラルに仕上げたいなら、肌なじみのよいゴールドやアイボリー入りのパールがおすすめです。
アイメイクをよりかわいく見せる3つのポイント
アイメイクをよりかわいく見せるため、以下のポイントも意識してみましょう。
アイシャドーの境目をぼかす
アイシャドーはくっきり塗るのではなく、際をぼかしてなじませましょう。ベースのカラーとポイントカラーなど数色使用している場合は、色と色の境目もぼかします。
アイシャドーのブレンド専用のブレンディングブラシを使用すると上手にできます。アイシャドーの際や色をぼかすことで自然なグラデーションができ、ナチュラルに仕上がります。
目元に抜け感を出す
アイメイクを際立たせたいからといって、黒のアイライナーや黒のマスカラでボリューム感を出すのではなく、抜け感を出すのがポイントです。
ブラウンのリキッドアイライナーやブラウンのマスカラを使用し、はやりのカラーアイシャドーをポイントに置けば、今どきのおしゃれ感が出せます。
透明感を出す
眉も印象を強くし過ぎずに抜け感を意識すると、全体的に透明感が出てアイメイクが映えます。目指すは薄めで控えめな存在感の淡眉です。
眉の縁を取ったり塗りつぶすのではなく、ペンシルやパウダーで足りないところのみ“点”で描き足すのがポイント。縁取りされているとのっぺりした眉に見えますが、淡眉にすると繊細な眉を演出することができ、全体的にあか抜けた雰囲気に仕上がります。
メイクははやりも意識して!
メイクもファッションと同じではやりがあります。流行を外すとやぼったく見えてしまうこともあるので要注意。雑誌やWEBなどをチェックして、今どきのトレンドメイクも意識しましょう。トレンドを適度に取り入れながら、自分の顔の特徴を生かしたメイクをするとよりかわいくおしゃれに見えますよ!
取材・文/仲西なほ子
イラスト/Hanna
【監修】
Naomiさん
株式会社Luce代表取締役、ヘアメイクアップアーティスト。美容専門学校とメイクスクールを卒業後、ブライダルメイクや専門学校のヘアメイク講師など幅広く経験。現在は東京・神楽坂にてヘアメイクオフィスを経営し、ヘアメイクアップアーティストとしてウエディングや広告撮影のヘアメイクと、スタイリスト人材育成の養成講座や一般の方向けのメイク講座、パーソナルスタイリング講座、SNSコンサルなど多岐にわたり手がけている。
Instagram:https://www.instagram.com/lucehairmake/