フラッシュモブとは?サプライズプロポーズや結婚式の演出に!

プロポーズや結婚式のサプライズ演出でも行われることのあるフラッシュモブ。海外ではダンスをしたり音楽を演奏したりと、さまざまなパフォーマンスで行われています。実際にフラッシュモブを行う場合、どんな段取りで準備をすればよいのでしょうか。ウエディングプランナーやアニバーサリープランナーとして活躍する大塚恵美さんに、結婚式やプロポーズにおけるフラッシュモブの内容や段取り、失敗しないためのアドバイスなどを伺いました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国や地方自治体から新たな方針が発表された際には、準じていただきますようお願いいたします。感染状況等は日々変化していますので、最新の情報をご確認ください。(2022年8月5日)

フラッシュモブとは



フラッシュモブとは

フラッシュモブとは、もともとはインターネットを通じて広く呼び掛けられた群衆が公共の場に集結して一斉に行う、ゲリラパフォーマンスのこと。現在では、記念日やイベントなどでサプライズ的に催されるパフォーマンスとして知られています。

諸説ありますが、2003年にアメリカの新聞記者がニューヨークで行ったサプライズイベントが起源だといわれています。そのときは予想を上回る人が集まってしまったのと、インターネット上で呼び掛けたため警察に知られてしまい、大成功とはなりませんでしたが、そのアイデアが賞賛され口コミで広く知れ渡り一種のブームとなりました。

日本では結婚式の披露宴や二次会のパーティで、唐突にダンスや音楽演奏などのパフォーマンスを披露する演出として発展していきました。

ちなみに「Flash(フラッシュ)」は「一瞬の」、「mob(モブ)」は「群衆」という意味の英語で、フラッシュモブは「大勢で一瞬のパフォーマンスを行う」という意味になります。


フラッシュモブはどんなときにやるの?



フラッシュモブはどんなときにやるの?

フラッシュモブは多くの人に協力してもらう必要があるため、気軽にできるサプライズではありません。ですので、ここぞ!という勝負の時や大切な記念日などに行われています。
特に、結婚にまつわるイベントではニーズの高い演出です。


結婚式の余興


フラッシュモブは、結婚披露宴や二次会で会場を盛り上げる演出の一つです。

・集合写真を撮るふりをして、シャッターを切るタイミングでフォトグラファーに変装していたダンサーが踊りだす。
・歓談中にスタッフに変装していたダンサーが突然踊りだす。

など、いろいろなシチュエーションでの設定が可能です。
また、新郎新婦からゲスト全員へのサプライズだったり、新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、友人から新郎新婦へなど、サプライズの対象もさまざまです。


サプライズプロポーズ


一世一代の大勝負!一生の思い出になるプロポーズの演出としてフラッシュモブを選ぶ人もいます。

・街中に紛れていたダンサーが突然踊りだし、一緒に驚いているふりをして最終的には自分も加わり相手にサプライズプロポーズをする。
・カフェでお客さんに変装していた音楽家が突然演奏を始め、生演奏をBGMにプロポーズをする。

などのパターンがあります。


誕生日のお祝い


大切な人の誕生日や、節目となる年齢の誕生日の記念に行うのもおすすめです。

・レストランでスタッフに変装していたダンサーたちが次々と踊りだし、誕生日プレゼントを渡す。
・公園に友人を集めて隠れてもらい、みんなでバースデーソングを歌いながら姿を現し、花束やケーキを渡す。

などの方法があります。


フラッシュモブのやり方・準備方法



フラッシュモブのやり方・準備方法

フラッシュモブをやってみたい!と思った場合、どのような段取りで準備を進めればよいのでしょうか。企画の規模にもよりますが、結婚式やプロポーズの演出として行う場合、余裕を見て2カ月ほど前から準備を始めるのがおすすめ。

準備から当日までの手順は次の通りです。


1.協力してくれる人を集める


まずは、フラッシュモブに参加してくれる人、協力してくれる人を集めます。友人や家族に頼むのもいいですし、プロのダンサーや演奏家に依頼すると、より本格的なサプライズになります。

プロに頼む場合、企画会社や演出代行会社に相談、依頼するとスムーズです。


2.場所を決める


どこでやるか、は大事な要素。結婚式の披露宴や二次会で行う場合は会場に相談すればいいのですが、テーマパークやショッピングモールなどの商業施設、公園や街中などの公共施設で行う場合は、管理者に許可を取る必要があります。

許可申請に時間がかかる場合や、フラッシュモブが禁止の場所もあるので、事前にしっかり調べましょう。


3.内容を決める


パフォーマンスはダンスや楽器の演奏、歌などが主流ですが、何をするかの前に、誰に何を伝えたいのかを明確にしましょう。

例えば、プロポーズをせずに結婚式を迎えたが、新郎から新婦に、列席者の前で改めてプロポーズして愛を伝えたい。など、目的がはっきりしているとパフォーマンスの内容も決めやすいです。


4.道具を揃える


パフォーマンスが決まったら、必要な道具をリストアップしましょう。演出を盛り上げるための楽器やクラッカー、パフォーマーが身に着けるお揃いのアイテムなどを準備します。


5.当日の流れを決める


パフォーマンスを成功させることに集中してしまいがちですが、フラッシュモブはパーティの一部なので、進行がグダグダにならないように、始まり方と終わり方はしっかり計画しましょう。司会者や会場のスタッフと念入りに打ち合わせをして、アドバイスをもらうといいですね。


6.練習をする


内容が決まれば、とにかく練習あるのみ!です。友人や家族が参加してくれる場合、全員で集まるのはなかなか難しいので、見本となるパフォーマンス動画を渡して各自で練習してもらいます。

リモートなどでそれぞれの成果をまめに確認し、難しそうなところは早めに修正して全員がマスターできるように調整するとよいでしょう。


7.リハーサルをする


個人で練習を続けた後は、全員で合わせます。本番直前だけでなく、中間リハーサルも何度か行うと安心ですね。


8.当日、最終確認をする


本番の会場で練習ができるのは当日のみ、という場合がほとんど。立ち位置の確認などは当日行いましょう。

また、当日の天気や参加者の体調など、予定に変更がないかも確認します。


代行会社に頼む場合の費用の相場



代行会社に頼む場合の費用の相場

素人だけで準備をするのが不安だったり、忙しくて時間がない場合は、代行会社に依頼するとよいでしょう。価格設定は会社によって異なり、演出の内容でも変わってきますが、首都圏ではダンサー3人で5万〜10万円、5人で15万円〜くらいが相場です。

その他、ダンスレッスン代、実施場所の費用などを含め総額20万〜30万円くらいが目安。会社によっては予算内で提案してくれたり、お得なプランがあったりするので、まずは相談してみてください!


フラッシュモブの注意点&成功のコツ



フラッシュモブの注意点&成功のコツ

せっかくやるなら、大成功させたいですよね!特に、プロポーズや結婚式でのフラッシュモブは一生に一度の大事なシーン。盛り上げるためのコツや失敗しないためのコツも教えていただきました!


とにかく練習!


フラッシュモブは突然踊りだしたり演奏し始めたりするのでサプライズ感はばっちりですが、喜びや感動を与えるためにはクオリティーが大きく関わってきます。パフォーマンスがグダグダだと、ただびっくりさせただけの印象になってしまうので、入念に練習するのが一番のポイントです。


打ち合わせが大事!


結婚式の披露宴で行う場合、他の進行プログラムとの兼ね合いもあるため、事前にプランナーや司会者に相談してください。パーティ全体の流れの中で、どのタイミングがベストかを一緒に考えてくれます。


ターゲットを明確に!


フラッシュモブはターゲットを決め、その人に向けてパフォーマンスをします。新郎から新婦になのか、新郎から会場のお客さま全員になのか、誰が見てもターゲットが分かるようなパフォーマンスにしましょう。

また、ターゲットを明確にすることによって、どんな内容のフラッシュモブにするか方向性も決まりやすくなります。


相手の気持ちを確認!


特に、プロポーズでフラッシュモブを行う場合、相手の気持ちを事前に理解しておくことが大切です。サプライズは好きでも大勢から注目されるのが苦手、大げさなパフォーマンスは恥ずかしい、と思う人もいます。

事前にフラッシュモブの動画を見ながら相手のリアクションをリサーチするとよいでしょう。


開始タイミングが大事!


フラッシュモブは、突然始まり混乱しながら楽しむのが醍醐味(だいごみ)であるため、始めるタイミングは慎重に吟味するのもポイントです。披露宴の場合、列席者はそれぞれ写真を撮ることに集中していたり、久しぶりに再会した友人とのおしゃべりに夢中になっていたりします。

歓談中にフラッシュモブを行う際は、急に明かりを消してスポットライトに注目させるなど、何かが始まるということが分かる演出の後にスタートするといいですね。


曲選びが肝!


ダンスや演奏で使用する曲は、誰もが知っている曲やターゲットが好きな曲にするのもよいですが、歌詞が結婚式に合っているか、リズムに乗れる曲か、なども注意しながら選びましょう。

SNSの「踊ってみた」でよく使われる『Make you happy(NiziU)』や、幅広い年齢層に知られている『め組のひと(ラッツ&スター)』などが、披露宴のフラッシュモブによく使われています。


プロポーズや結婚式の余興にぴったり♪



最近の結婚式では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から大人数で行うフラッシュモブは難しいですが、新郎新婦が再入場の際に踊りながら登場するなど、工夫を凝らしてフラッシュモブを楽しんでいるそう。

多くの人を楽しませ、感動させることができる演出なので、ぜひプロポーズや結婚式にフラッシュモブを取り入れてみてはいかが?


取材・文/仲西なほ子


【監修】
大塚恵美さん
ウエディングプランナー/IMPRESSION WEDDING 代表
海外留学中にウエディングプランナーの存在を知り、帰国後に勉強してさまざまな資格を取得し、念願のウエディングプランナーの仕事に就く。現在はフリーランスのウエディングプランナーとして独立し、東京を拠点に「完全オーダーメイド」のウエディングをプロデュースしている。ベビーシャワーやバウリニューアル、アニバーサリープランナー、ウエディング講師としても活動中。
IMPRESSION WEDDING公式サイト
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