男性が「重い女」設定する女性の特徴!自己診断表や改善方法も

「重い女」と聞くと、あなたはどんな女性をイメージしますか?相手への好きの気持ちが強い?それとも束縛が激しい?はたまた依存性が強い?

今回は、男性アンケート結果と恋愛コンサルタントの田端裕司さんの意見を基に、重い女の特徴や改善するためのアドバイスを紹介。自分が重い女なのかを確認できるセルフチェック表付きでお届けします。

男性が「重い」と感じる女性の特徴



男性が「重い」と感じる女性の特徴

20〜30代の男性を対象としたアンケートによると、「重い女と付き合いたくない」と回答した男性は61.2%。重い女とは付き合えないという男性はそれなりにいますが、問題ないという男性も意外といますね!

重いと感じる女性の特徴も聞いてみました。(複数回答可)

メールの返信が遅いと文句を言う 47.9%


「LINEの返信が遅いと電話がかかってくる」(34歳)や、「メールの返信が遅くなると怒る」(33歳)などの、メールやLINEの返信が遅いと不機嫌になってしまう女性。

返信が遅いと、「何をしているの?」と思ってしまうのでしょうが、重い女と思われる行動のNo.1でした。

仕事と言っても「会いたい」と迫る 45.3%


女性はいくら仕事と分かっていても、好きな彼には少しの時間でも会いたいもの。でも、男性からしたら、「仕事と私、どっちが大切なの?」と言われているように感じてしまい、「重い女」設定されてしまうようです。

小さなけんかや意見の食い違いで泣く 42.7%


ちょっとしたけんかや意見の食い違いで泣かれてしまうと、男性としてはどうしていいか分からなくなってしまうようで……。こうなると冷静な話し合いもできないため、困ってしまう男性も多そうです。

擦れ違った女性を見ただけで怒る 42.1%


きれいな女性と擦れ違うと、つい目で追ってしまうのが男心。特段意味はなくても、一緒にいる女性は気になってしまうもの。女性は焼きもちを焼いているだけだと思いますが、男性からしたら重いと感じてしまうみたいですね。

友達の飲み会で浮気を疑う 40.1%


「女性を含む飲み会への参加をとがめられた」(36歳)や、「ただの会社の飲み会で浮気の疑いをかけられた」(25歳)という声も。お酒も入るので、彼女としてはつい疑ってしまうのでしょうが、男性としてはただの飲み会なのに……という気持ちのようです。

他にも、「毎日のメール・LINEが多い」(40.1%)、「元カノと自分を頻繁に比較する」(36.2%)、「会うたびに『好き』と言わせようとする」(33.0%)といった特徴が挙げられました。

自分は大丈夫?「重い女」セルフチェック表!



自分は大丈夫?「重い女」セルフチェック表!

恋愛コンサルタントの田端さんと一緒に、自分が重い女と思われていないかのチェックができる診断表を作成してみました!皆さんは、どれくらい当てはまりますか?

□ ちょっとしたことで相手に愛されなくなるのではないかと心配になる
□ もし本当の自分を知ったら嫌われるのではと不安に思う
□ 相手がいないと、自分の人生で何かが欠けているような気持ちになり不安になる
□ 相手が出張などでいないとき、浮気するのではないかと心配になる
□ 自分がどう感じているか本当のことを言ったら、もう愛してもらえないかもしれないと不安になる

□ 相手との関係についていつも考えてしまう
□ 相手との約束が最優先で、そのためにいつもスケジュールを空けている
□ けんかをしてしまうと「今の相手と別れたら、もう次の人は見つからないかもしれない」と不安になる
□ 恋に落ちやすい
□ 自分が魅力的ではないと感じている

□ 自分の好きな人が他の人(男女問わず)と仲良くしているのを見たら悲しくなる
□ 相手が冷たい態度を取ったら、自分が何かしてしまったのかと心配になる
□ 相手が関係を終わりにしようとしていたら、何としても思いとどまらせようと思っている
□ 相手のちょっとした行動を、すぐに自分のことが好きか嫌いかに結び付けてしまう
□ 相手に好きでいてもらうためには、ずっと努力が必要だと思っている

□ 何か嫌なことがあっても言葉で伝えようとせず、相手に察してもらおうと思っている
□ ふたりの間では、いつも相手に連絡をしてもらいたい、デートの計画を立ててもらいたいと思っている
□ 相手のことを友人と事細かく分析し、話し合っている
□ 相手の携帯電話やメール(LINE)の内容がすぐに気になってしまう
□ 自分が送ったメッセージに、相手からすぐに返事がないと不安に思ってしまう

チェックが5個以下の人は「問題なし」、6〜8個の人は重い女になる可能性がある「重い女予備軍」、9〜13個の人は重い女の傾向がある「やや重い女」、13〜16個の人は正真正銘の「重い女」、17個以上の人は少し注意が必要な「重すぎる女」です。

男性は「重い女」についてどう思ってる?



男性は「重い女」についてどう思ってる?

男性は「重い女」をどのように思っているのでしょうか。アンケートに寄せられた声を見てみましょう。

「重い女」は大歓迎!


「軽い人よりは好感が持てます」(28歳)

「愛されていていいと思う」(30歳)

「愛されている証拠」や「軽いより良い」など、「重い女」が好きな男性も多く見られました。自分も重いタイプの男性なら、重い女の方が相性がいいケースもあるかもしれません。

個性だから問題ない


「個性なのでそれが良いという男性がいれば問題ない」(36歳)

「それが愛情表現ならば一向に構いません」(28歳)

「重い女」も個性の一つ!それがその女性にとっての愛情表現なら問題ないという、女性の性格や体質を尊重した意見も見られました。

最初はいいが、だんだん面倒になる


「大切にされていることは嬉しいが、少し過剰すぎてこちらを束縛されるのは正直疲れる。おりの中に入れられている感じがする」(31歳)

「自分のことを好きでいてくれているようにも思えるが、面倒だと思う」(30歳)

付き合いたてのころならまだ許せるけど、ずっと続くのはつらいという意見も。愛情は感じるけれど、度がすぎたり、ずっと続いたりすると疲れると感じるようです。

将来一緒になることは考えられない


「恋愛対象としては見られない」(26歳)

「振り回されることになるので、かなりストレスになる」(28歳)

「重い女」とは恋愛関係にならないし、もし付き合ったとしてもその人との将来は考えられないという男性も多数いるようです。「ストレスになる」、「関わりたくない」といった断固拒否という人もいました。

「重い女」の気持ちの強さは本人のメンタルの状態や状況によって、良い方向に働くときと悪い方向に働くときがある、と田端さんは言います。

例えば、基本的に他人に対して敏感な人が多いので、「重い」傾向がポジティブに働くときは「気が利く」「心配りができる」「空気が読める」などの良さがあるみたい。

反対にネガティブな状態のときは、他人の言動が気になったり、不安になったりしてしまうので、「束縛」や「依存」といった悪い面が出てきてしまうそう。

これを許せる、むしろ可愛いと思う男性もいれば、絶対無理という男性もいるようです。

「重い女」と思われないためにできること



「重い女」と思われないためにできること

最後に、悪い意味での「重い女」にならない方法を、田端さんがアドバイスしてくれました。

自分のことを安心させてくれる男性を選ぶ


自分のライフスタイルや価値観と懸け離れている男性を選ぶと、振り回されやすく、心配や不安が強くなってしまうことが多いそう。自分に合った男性を選ぶことが大切みたいです。

気分を上げる方法を持つ


「お気に入りの場所に行く」とか、「好きな映画を見る」とか、「掃除をする」でもOK!気分が下がったときに、自分の気持ちを上げる方法を知っておくと、自分で自分をいたわることができるそう。

軽い運動は気持ちをリラックスさせる効果があるので、散歩やストレッチ、ヨガなど軽い運動もいいらしいですよ。

常に「一緒に楽しもう」とはしない


重い女は、自分の好きなことや、やりたいことを、相手も巻き込んで全て一緒にやりたいと思う傾向が強いそう。男性に精神的な負担を感じさせてしまうので、相手と一緒に楽しむことと、ひとりや友達と楽しむことは分けて、それぞれの楽しみ方を見つけた方いいそうです。

他人は思い通りにはならないと思う


相手を自分の思い通りにしたり、変えたりすることは難しいと割り切ると、随分楽になるそうです。「それがその人の一部なんだ」と納得すれば、男性に過度な期待をかけるような言動は取らなくなるのだそう。

相手がしてくれたことに注目する


重い女は、相手がやってくれたことより、やってくれないことに目が行きがちみたい。相手の足りないところを探すのではなく、自分のためにやってくれたことにフォーカスすれば、自分が好かれていることにも気が付きやすいそうです。相手がしてくれたことをノートに書き出してみるのもおすすめです!

話を聞いてくれる人を確保しておく


誰かと話すことは、多くの女性にとってストレス発散になり、気持ちも整理できるようです。また、自分の気持ちを吐き出す人が複数いると、恋人の精神的な負担が少なくなるというメリットもあるそうです。

「重い女」と思われたくない!卒業したい!と思っている人は、ぜひ田端さんに教えてもらったアドバイスを参考にしてみてくださいね。

取材・文/坂田圭永

【監修】
田端裕司さん
恋愛コンサルタント。男心の専門家。大学で専攻した「現代における男女の役割といった社会学」、「不安との付き合い方」、前職がサラリーマンという経歴だからこそ分かる「普通の男の気持ち」という3つを軸に恋愛コンサルティング、セミナーを行い、好評を博している。著書に、『[生涯一筋]愛されたかったら、「彼のため」を全部やめなさい』(大和出版)がある。
田端裕司さんオフィシャルブログ

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2020/9/25〜2020/9/26
有効回答数:309人(男性)
(インターネットによる20、30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)