引出物、何を頂いたことありますか?

結婚式の引出物、かさばる!重い! 食器にがっかり

結婚式に招待され、おめでたいひとときを過ごした後に頂く引出物。自宅に戻り、何が入っているのかとわくわくして開けたら、中身を見てちょっとがっかりという経験はありませんか? 新郎新婦の門出を祝って選ばれた品だけに、いらないとは言いづらい。

そんなモヤモヤ感にセキララゼクシィが斬り込んだところ、なんと20〜30代女性の40%が「いらないと思った引出物がある」と答えてくださいました。皆さん、いったいどんな品物に困ったのでしょうか。こっそりご紹介します。

生活スタイルは人それぞれ、食器は難易度高し!



せっかくだけどもらっても困る引出物で、断トツだったのは食器でした。食器は大切にすれば長く使えるだけに、記念品としてはよい気がしますが、ものによっては参列者を困らせてしまうことがあるようです。

●「何を盛り付けたらよいか悩むデザインの食器」(29歳)
●「四合徳利とぐい飲み。すごく重くて、使い道もない、名前入りで売ることもできない」(38歳)
●「1人暮らしでカレー用皿数枚セット」(31歳)
●「すごく重かったのに、キャラクター柄入りの陶器製の食品保存容器だった。使わないからいらない」(37歳)
●「ハート形の食器」(35歳)

ラブラブムードの新郎新婦にはしっくりくるハート形の食器が、参列者の自宅にはそぐわない場合があるのは注意したいところです。食器はかさばる上に重いので、持って帰るのが大変という声が目立ちました。頑張って持ち帰ったのに、開けてみたら好みじゃないとなると、その分がっかり感が増すのかもしれません。また1人暮らしの人が、ペアや家族用の食器セットをもらって困ったというコメントもありました。招待者に合わせて引出物を分けるわけにもいかないので、難しいところですよね。

便利だけど喜びは薄い…? カタログ式ギフト



食器に続いて目立ったのは、カタログ式ギフトでした。自宅に戻ってからゆっくりと好きなものを選べるカタログ式ギフトは引出物として人気ですよね。でもそんな便利なカタログ式ギフトにはこんな声も…。

●「変なものしか載っていないものだった。明らかに安いものしか載っていないものだった」(26歳)
●「いつも一緒でつまらない」(27歳)
●「もらう回数が多いと頼みたいと思うものが尽きてしまって困る」(29歳)
●「安いカタログ式ギフト。選ぶのが楽しくなかったし欲しいものが一つもなかった。それならクッキーとかの方がまし」(27歳)
●「ギフトブックは重くてかさばるし、申し込み期限を忘れて損したこともある」(28歳)

好きなものを選べて便利と思いきや、皆さんから辛辣(しんらつ)な声が…。いろんな世代が参列する中、みんなに幅広く選んでもらえるものを集めたカタログ式ギフトは、結局それほど心が惹かれない、見慣れた品物ばかりになってしまうということでしょうか。気になるのはせっかくのカタログ式ギフトなのに、申し込みをしないケースがあることです。「選べるギフトも結局選ばずに終わる」(25歳)というように、うっかりしていて引出物なしになってしまった方もいらっしゃるようでした。

もらって困った引出物の行方は…



さて皆さんがもらって困った引出物は、その後どうなったのでしょうか。「申し訳ないが、捨てた」(35歳)というコメントもある中で、最も多かったコメントは「しまってある」(32%)でした。

●「家のどこかにあるがどこにあるかもわからない」(29歳)
●「押し入れにしまってある。家に遊びに来るかもしれないので処分できない」(38歳)
●「10年間棚の奥にしまっていたが、最近廃棄した」(39歳)
●「たんすの肥やし。自分が結婚するときに持っていくことになりそう」(26歳)

次に目立ったのは、「使ってくれそうな人に譲った」(19%)というご意見。ご実家に送るほか、リサイクルショップで処分する方も多いようです。

●「親にあげた」(27歳)
●「そのまま実家に置きっ放し。バザーに出したものもある」(38歳)
●「使わないと思ったものはリサイクルに出したり、人にあげている」(37歳)
●「タンスの肥やしにしていたが、引っ越す際に売った」(37歳)

普段のプレゼントも選ぶのがむずかしいのに、おめでたい席の引出物となると、さらに難易度がアップすることをひしひしと感じます。結婚した方、これから結婚をする方は、皆さんこの引出物問題にぶつかるということですよね。

今回は「もらって困る」というテーマでした。これから引出物を選ぶ方も参考になるかもしれませんね。ぜひたくさんの方が、喜ばれる引出物に出会いますように。(ぱう)


【データ出典】
あなたご自身に関するアンケート 2017/10/31〜11/1実施
(インターネットによる20〜30代女性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
有効回答数:312人(女性)