招待されたら、ぜひお祝いにかけつけて!

結婚式に呼ぶ友だち、どうやって決める?

友だちから結婚式の招待状が届いたり、二次会のお誘いをもらったりして、ふと「あの子とそんなに仲良かったかな〜」「私なんかが行って大丈夫かな?」なんて思ってしまった経験ありませんか?実際、20〜30代の女性を対象にしたアンケートでも34%の人が「どうして自分が呼ばれたのか疑問に感じたことがある」と回答。招待されたのは光栄だし、ぜひお祝いにかけつけたいところですが、なんだかちょっとモヤモヤ…。皆さん、結婚式や二次会に呼ぶ友だち・呼ばない友だちってどうやって決めてるの?

そこで先輩花嫁にアンケートを行い、そのホンネを聞いてみました。まず、「結婚式や二次会に呼ぶ友だちは、どんなことを重視して選んでいるの?」と質問!

1位:仲の良さ(29%)
2位:友だち付き合いの長さ(15%)
3位:ほかの友だちとのバランス(14%)
3位:その友だちの結婚式や二次会に出席したかどうか(14%)
5位:招待客の人数(11%)

という結果に。予想通り最も重要視されるのは、その友だちとの「仲の良さ」や「付き合いの長さ」。やっぱり皆さん、仲の良い友だちに「祝ってほしい」「晴れ姿を見せたい」という気持ちが強いみたい。一方で3位の「ほかの友だちとのバランス」や5位の「招待客の人数」あたりに、「どうして私が…」現象の理由が潜んでいそうな気がします。

実際、先輩花嫁たちに自分の結婚式や二次会に「正直、それほど仲良くなかったかも」と思う友人を呼んだことがあるかどうかを聞いてみると、21%の人が「ある」とのこと。でも、どうしてそう思いながら呼んじゃうの?

●「その子の周りの友だちを呼んでいたので、その子だけ呼ばないわけにはいかなかった」(30歳)
●「個人的な付き合いはなかったけど、仲良しグループに必ずいる子だったので。それに、今後の同窓会などで会った時のことも考えて」(25歳)
●「二次会の盛り上がりと会費のために」(34歳)
●「結婚の報告をしたら『ぜひ行きたいっ!!』と言われたから」(31歳)
●「人数の関係…」(32歳)
●「急に欠席者が出てしまったところに、たまたま昔の友人から連絡が。失礼を承知で事情を説明し、『来てくれないかな?』と尋ねたところ、快くOKしてくれた」(37歳)

なるほど〜、自分の呼びたい友だちを好きなように招待すればいいというものではないんですね…。友だちグループ内の関係やその後の付き合いについて考慮したり、会場全体の人数やバランスをみたりなど、幸せそうな花嫁もいろいろと大変みたい。でもこれで、「どうして私が…」という現象の原因が“大人の事情”や“気遣い”にあるということがよく分かりましたね。

こんな花嫁の気苦労をねぎらう意味でも、招待された時は素直に新郎新婦を祝福し、結婚式や二次会を楽しむことが、大人としてのマナーなのかもしれませんね。(石橋 夏江/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「恋愛について」
調査期間/2010/5/20〜5/24
有効回答数/319人(女性)