知っている事で重みが変わる！ヴェール編

みなさん、こんにちは
ウェディングプランナーの大東です！

お待たせいたしました！
幸せの豆知識となる、ウエディングアイテムの由来や意味についてシリーズ第２弾はヴェール編です


◇ヴェール編


美しい最高の瞬間として花嫁を纏うドレスと共に、ヴェールにも深い意味が込められています。
ウエディングヴェールは「穢れなく清らかなもの」の象徴であり、邪悪なものから花嫁を守る魔除けの意味があります。新婦は生まれた瞬間から挙式当日まで、親御様の「愛情」という見えないヴェールに包まれ、守られ、大切に育てられてきました。つまり、ウエディングヴェールは親御様に守られてきた証とも言えるでしょう。そして新郎と出会い夫婦となる時にふたりの間の隔たりとなるヴェールを上げ、これからは親御様に代わり新郎が守るという誓いを立てるのが、挙式中のヴェールアップのシーンです。

新婦様がバージンロードを歩きだすその前に、“最後のお仕度”としてお母様にヴェールをおろしていただきます。お母様が、新婦が生まれた時に感じた「娘がこの先一生、幸せな人生を送れますように…」という願いと愛情を、結婚式というハレの日に改めて思い出していただく、大切な時間がヴェールダウンの瞬間です。

最近では、挙式中にバージンロードを一歩進んだところで行うヴェールダウンのセレモニーの人気がありますが、本来の“最後のお支度”という意味を考えると、入場する前にヴェールダウンをすることをお勧めします。

披露宴では、ゲストの皆様の前で手紙朗読や花束贈呈など、おふたりから感謝を伝えるシーンがあります。一方挙式前のブライズルームは、唯一おふたりとご家族様だけの空間。きっと、素直に感謝の気持ちを伝えられる場となるでしょう。お母様からの「幸せになってね」の言葉と共に、家族だけのかけがえの時間を、ぜひ大切にされてください。


Yukari DAITO