料理長のひとり言

　　　　　
　　　　　　皆さんいかがお過ごしですか？

マグリット　ガーデンの料理長です。

まだまだ、暑い日がつづき熱中症が懸念される毎日です。

さて、熱中症対策で欠かせないのが何と言っても塩化カルシウムです。（塩）

最近では塩が多く入ったスポーツドリンクやキャンディーなど、スーパーやコンビニエンスストアー

でよく見かけますが、なぜ熱中症対策で塩なのか？

みなさんもご存じのとおり汗をかくと水分と同時に体内の塩も抜けてしまいます。

この時、水分が抜けると脱水症状になり塩分がぬけると体の体液量のバランスが崩れ、筋肉の

収縮、神経の伝達，胃の胃液の製造など人体の生命活動に大きな障害をきたします。

かと言って食塩の多量摂取は高血圧の発症に伴い心臓疾患、脳梗塞や腎機能の低下など、か

なり厄介です。

こうしてみると塩はとっても厄介でとっても重要だと改めて思います。

料理の世界で塩の位置ずけをするとまさに王様。

塩味の無いものはいくら素材の味が良くても全くおいしくありませんね、

熟練した料理人になればなるほどしおの匙加減にこだわります。

塩の製造方法や産地、今では多種多様に売られていてそれにより使い方も様々、硫黄分の多い

岩塩などは子羊やジビエ、普通の岩塩は牛、豚、鶏。海水の天日塩、フルールドセルは魚や肉

料理など・・・・・・・・・

まだまだ、塩に関する事は盛りだくさんありますが今日はこの辺で。

おっと、いっけね、明日の仕込みをやらなくちゃ。

今日はお塩のお話でした。

明日は一口試食を全開でお出ししています。

是非　是非　是非、たべに来てください。　お待ちしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マグリット　ガーデン　　料理長