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ある雨の日の出来事・・・
更新:2011/9/26 19:07
まもなく婚礼シーズン到来です。
婚礼シーズンはやはり前撮りをする方が多いです。
以前、担当させていただいたに挙式を終えたお客様の話をさせて頂きます。
当日は暑い中での撮影、ご新郎ご新婦様をはじめ、カメラマン、その他スタッフも一緒にいい汗をかきながら撮影は進んでいきました。
撮影の途中ふと見上げると空は真夏より少し高くなっていて、「もうすぐ秋」を予感させるような色でした。
空を見上げながら、前撮りをされたお客様の、お天気についてのこんなエピソードを思い出しました。
その日は朝から曇り時々雨。
ご新郎ご新婦様がご来館され、「やっぱり雨ですよね~僕は雨男なんです(>_<)!」
とご新郎様。
でもお二人ともニコニコ。
そしてやはり一日中、曇り&雨でした。
撮影が終わりお話をしているときに、ご新婦様がおっしゃったのは
「今日もやっぱりずっと雨でしたねぇ。彼と何かイベントをしようと思うと、いつも雨なんですよ。でももうさすがに慣れちゃって・・・こんなのもいい思い出になって、きっと一生覚えてると思うんです。」
ご新郎様も
「ごめんね~多分挙式当日も雨だと思う!」
と、お二人で笑っていました。
(やっぱり挙式当日も雨でしたよ!)
とてもほんわかしていて、
周りにゆったりとした幸せな空気を醸し出すお二人でした。
晴れの挙式も良いですが、雨の挙式も良いものです。
なぜなら「雨」は「恵みの雨」と言い、
『雨の日の結婚式はお二人に幸運をもたらす』と
いう言い伝えがあります。
これは・・・
・神様がお二人の結婚を泣いて喜び、
雨となって天使が舞い降りてくる
・一生お二人が悲しい思いをしないよう、
神様がお二人の一生分の涙を流して幸せをお祈りした
こんなに素敵な言い伝えがあるのです。
沢山の恵みの雨を受けてきた、このご新郎ご新婦様も
きっと幸せになっていることでしょう。
どんな天気だったとしても、ずっと素敵な思い出としてみんなの心に残る、
そういう結婚式になるように、お手伝いさせていただこう!
と改めて感じました。
なんだか空を見上げていろいろ思い出した一日でした。
外商課 来田喜巳
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