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『神前式』の歴史について
更新:2010/12/3 22:22
今日は『神前式』の歴史についてお話します
いま『和婚』ブームで全国的に人気の『神前式』
その歴史は意外にも新しく110年ほどの歴史しかありません
いまから110年前の明治33年(1900年)5月10日
日比谷大神宮(現在の東京大神宮)において当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と
九条節子姫(後の貞明皇后)のご婚儀の流れが始まりと言われ
そのご婚儀の流れを一般大衆用にアレンジされ今現在の「神前式」の形式になったようです
それまで日本における結婚式は新郎の家で近所総出で「三々九度」と「宴会」を行うもので
「神官」の立会いはなく 結婚を神に誓い 宴会も家と切り離す現在の形は
当時の日本人としてはまったく新しい考えでした
現在の『神前式』の流れ(内容)は結婚式会場様により多少異なっており
◆所要時間が15分~20分弱の「略式」
◆所要時間が40分前後の「本式」まで様々。。。
どれが正しいか否かではなく結婚式会場様の披露宴の流れ(時間や進行内容)により
神前式の時間が決まってくるのです
一般的には...
●神社は「本式」
●披露宴会場を多く持つ会場様は比較的「略式」を採用している事が多く...
●披露宴会場を1~2会場の会場様は「本式」を採用しているところが多いようです
ちなみに...
四季彩一力ブラッサムガーデンは「本式」の流れを組んでいますが
神社だからこそできる「巫女の舞」などは省略されていますので
所要時間は約30分ちょっととなっています
ブラッサムガーデンの実際の神前式は以下の流れとなっています
<神前式の流れ>
【参入】
入場のこと
【修祓(しゅばつ)】
斎主(さいしゅ:神主)によって参列者全員がお祓いしてもらうこと
【斎主一拝(さいしゅいっぱい)】
参列者全員が斎主に合わせて神様に一礼
【祝詞奉上(のりとそうじょう)】
斎主が神様に対して2人の結婚を報告&末永い幸せを祈願
【誓盃の儀(せいはいのぎ)】
三々九度固めの盃。新郎新婦が神前にお供えした御神酒(おみき)を
巫女の介添えによりの盃を酌み交わす
【誓詞奉上(せいしそうじょう)】
新郎新婦が神様に誓いの言葉を読み上げる
【指輪交換の儀】
斎主 巫女の介添えで指輪を交換
【玉串拝礼(たまぐしはいれい)】
新郎新婦がそれぞれ神様を司る玉串の小枝を捧げる
【親族盃の儀】
親族が固めの盃を酌み交わし「絆」を結びつける
【斎主一拝(さいしゅいっぱい)】
参列者全員が斎主に合わせて拝礼
【退下(たいげ)】
退場のこと
ここ数年「神前式」を選ぶカップルの数が多いのは
「神前式」という挙式スタイルがお二人の結婚式のイメージにぴったりだった
ということもあると思いますが 様々な面で『和』というスタイルが
見直されていることで新鮮なイメージがあるのかもしれません
「凛」とした厳かな雰囲気の中行われる「神前式」は
「気持が引きしまるような雰囲気」が大変魅力的だと多くの人に好まれています
また「雅楽」の心地よい音色のなかでお二人を挟んだ両側に親族が座り
両家の顔を合わせながら挙式がおこなわれるため
新郎新婦の親族が新しい親戚を迎えるような一体感を感じることができるのも
大きな特徴の一つです
『神前式』。。。
あなたのイメージは膨らみましたか?
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