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はじめまして!

更新:2009/6/5 12:32

こんにちは。はじめましてコンチェルト川上ですicon:emoji094

いよいよブログをスタートさせていただきます

コンチェルトのウエディングプランナーと一緒に作っていきますのでヨロシクお願い致します。

船の魅力や、神戸の魅力などウエディング以外でもたくさん、伝えられたらいいな~icon:emoji047と思ってます。

まずは...コンチェルトが誕生した歴史をご紹介します!

コンチェルトは、かつて別の船名でした。

ギリシャ語で「シルフィード」(海の妖精)といいました。

1992年に誕生し、ここ高浜岸壁から、大阪湾を横切り大阪南港ATCまで一日3回往復しておりました。

 

1995年、あの阪神淡路大震災のとき寸断された陸路に代わって海路大阪に向かいたい方々のために、レストラン業を一時中止し、椅子テーブルを片付け、定員いっぱいにお乗せして神戸-大阪南港間を往復した船でもございます。

 

ご記憶の方、あるいは実際ご乗船された方もおいでではないでしょうか。

大阪では、被災された神戸の方々のために食料や医薬品の救援物資を満載して帰り、神戸のために大活躍をした船だったのです。

この活躍は、陸上の交通網に設備のめどが立つまで、ほぼ1ヶ月間続きました。

延べ20万人近いお客様をお運びしたとのこと。

  

ですが...この船が、震災の翌年末から小豆島の港に係留されてしまいました。

 

さて、1997年4月ご縁があって、弊社の創業者がこの船を見せていただくことになりました。

小豆島港にこの船を訪ねる際、ご同行頂いたシルフィード時代のキャプテンから震災時のこの船の働きを聞き大変こころ動かされたといいます。

 

現地に着いて彼は驚きました。

係留されて数ヶ月の間に白い優美な姿は見る影も無くなり、船体は錆び船底に貝が喫水線を下げるほどにこびりつきおまけにツバメが巣まで作っているではありませんか。

かつての気品ある姿も震災時の活躍もどこへやら、もはや動くこともできず、ただ佇むだけで、憐れにもその荒れた姿を衆目に曝している・・・。

 

創業者は、この船を見てそのときこう決心したと言います。

「神戸は港町、港に船がなければ・・!神戸港の再生のためにも、もう一度この船を神戸の港に浮かべてやる!」

 

 こうして船は、新しい会社に引き継がれ、4ヶ月余りのリニューアルを終えて新しい名前を冠して神戸の港に蘇りました。1997年7月18日のことです。

「コンチェルト」の誕生でした。

 

「コンチェルト」という名前は音楽用語「協奏曲」その名の通り、音楽・お食事・クルージングすべてを楽しんでいただけるよう付けられた名前です。

 

私の大好きな「コンチェルト」へぜひとも遊びに来て下さいねicon:emoji032

 

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