新郎新婦の知らない結婚式が見える！テーブルカメラのすすめ

将来を誓い合ったお二人が、お世話になった方の前で結婚を報告する結婚式や披露宴。新郎様新婦様にとって幸せな一日です。
ただ、結婚式や披露宴は儀式としての側面もあるため、式次第がある程度決まっています。お二人は緊張していることも多いので、「せっかく出席してくれたゲストとあまり話ができなかった」「ゲストのドレスや様子についてあまり覚えていない」という方も少なくありません。
そんな時に頼りになるアイテムが「テーブルカメラ」です。最近、披露宴を一層盛り上げるアイテムとして人気を集めるようになりました。
テーブルカメラとはどのようなもので、どんな効果が期待できるのでしょうか？　ご紹介していきます。

テーブルカメラとは

テーブルカメラとは、文字通りゲストが着席するテーブルごとに設置されているカメラのことです。その席に座っているゲストなら、誰もが自由に写真を撮ることができます。
当日の新郎様新婦様の目線は、高砂からのもの。しかしテーブルカメラを置いておくことで、それとは違った視点からゲストの様子が見られます。自然な笑顔やお料理を楽しむ様子なども見られて、後からお友達などと見返すと、会話の花が咲きますよ。



テーブルカメラとして使うなら、デジタルカメラが普及した現在、すっかり使う機会がなくなった「インスタントカメラ」がおすすめ。懐かしさで盛り上がりますし、使い方もかんたんです。高価なアイテムではないので、ゲストも気軽に撮影できます。
インスタントカメラは「使い捨てカメラ」と呼ばれることが多いのですが、「使い捨て」はおめでたい場にふさわしくない言葉です。使わないよう注意してください。

テーブルの会話が広がるきっかけに

テーブルカメラを設置しても、何も注意書きがなければゲストは写真を撮ってくれません。司会者からメッセージを伝えてもらったり、ひと言メモを添えたりして置いておきましょう。
「ご自由に撮影してください」と伝えるよりも、「同じテーブルの方やお隣の席の方とお撮りください」と伝える方がおすすめです。披露宴のテーブルは、お互いに知らない相手と一緒になることも少なくありません。カメラを通して会話が生まれ、盛り上がるきっかけとなるでしょう。
披露宴の写真は新郎様新婦様の写真に偏りがちです。お二人の様子はプロのカメラマンが撮影するので、「ゲストの様子が知りたい」ということをメッセージで伝えておくことも大切。お互いの様子を撮影してくれるようになります。活発で写真を撮影するのが好きそうな友人何人かに、「こういうカメラを置くから、テーブルの様子を撮ってくれる？」とお願いしておくと良いでしょう。
式の終了後はその場にカメラを置いて帰ってもらい、現像して後で焼き増しした写真をお渡しします。披露宴はゲストにとっても楽しい思い出でしょうから、「後ほど焼き増しした写真をお送りします」と書いておくと、撮影により熱が入るかもしれませんね。

デジタル写真ならインターネットから見ることも可能

デジタルカメラで撮影した写真なら、インターネット上に撮影データを保存し、各々が注文できる「オンラインアルバム」サービスを利用しても良いでしょう。URLやパスワードを伝えることで、同じアルバムを共有できるサービスです。
キャノンの系列会社が運営する「withフォト」や、GMOペパボが運営する「30days Album」、ゼクシィnetが提供する「Chunap!（チュナップ）」など、多数のサイトがサービスを提供しています。サイトによって写真の保存期間や容量が異なるので、利用する場合はそれらを比較しておきましょう。
これらの中には、ゲストがスマートフォンで撮った写真を投稿してもらえるものも。ゲストが撮った自慢の写真をアップしてもらえば、結婚式の後も盛り上がれますね。

まとめ

こちらでは、新郎様新婦様に人気の演出である「テーブルカメラ」についてご紹介しました。
テーブルカメラはゲストの様子を知ることのできる楽しいアイテムです。ただし、「写真を撮らなきゃ」という義務感を与えないよう注意が必要です。ゲストに披露宴そのものを楽しんでもらえるよう、メッセージの書き方は工夫してくださいね。
インスタントカメラを使うならレースやラインストーンなど、結婚式仕様のデコレーションを施すという手も。テーブルが一層華やぐ装飾アイテムとなりますね。
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