ロマンティックな花冠の起源

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ウエディングコンシェルジュの中川 茉実です。

今回は結婚式で花嫁さまに大人気の花冠ヘアスタイルの特集です。




そもそも『花冠』とは...
200年以上前からヨーロッパの花嫁さまに愛用される花冠。
その起源とされている古代ギリシャでは、特別なときにつける習慣があったとされています。
別名で「リングブーケ」と呼ばれる花冠。
円を描くような輪は“永遠と幸せ” 花同士が固く結ばれたその様子は“愛と絆”の象徴とされています。
花嫁さまの顔まわりをより一層華やかに演出するおしゃれなヘアアクセサリーというだけでなく、
結婚式の正装という点でも改めて注目が集まっているアイテムのひとつなのです。

古代ギリシャでは、結婚式だけでなく、祝祭など特別な日に花や植物を編んで冠にして、頭にのせる習慣がありました。
結婚式以外の利用で代表的なのが、オリンピックの勝者にのせられる冠です。
「コノティス」と呼ばれるこの冠には、平和を象徴するオリーブと勝利や栄光の意味をもつ月桂樹が用いられ、
現代のオリンピックにおいてもこの伝統が受け継がれています。
冠は、神に捧げる神聖なものとして、自然と香るもの、そして神様が創り出したもので編むことが重要とされてきました。
結婚式においては、愛と幸せをもたらす花材が多く用いられ、花や植物（主にハーブ）がもつ言葉の意味も大切にされています。


好きなお花の花言葉で花冠を作り、より一層魅力に溢れるプリンセスになれるはずです。


～結婚式で用いられることの多い植物やお花の意味～

≪ 植物 ≫		≪ 花 ≫
オレガノ	・・・　輝き・富・優しさ	白いバラ	・・・　心からの尊敬・相思相愛 　　　　清純
マジョラム	・・・　幸福	ピンクのバラ	・・・　愛・輝き・温かな心
ローズマリー	・・・　長く続く愛 　　　　思い出	赤いバラ	・・・　永遠の愛・美しさ
アイビー	・・・　永遠の愛	クロッカス	・・・　信頼

【大輪のお花で華やかな花冠】


・・・純白のウェディングドレスにも映える大輪のお花。
一色でまとめることでシンプルでありながらその存在感でより可憐な花嫁さまに大変身！


【ブーケと合わせて統一感のある花冠】