音信不通(おんしんふつう)とは?期間や男性心理、対処法など
2021/12/17 11:00
Index
- #01 音信不通とは?
- #02 音信不通とはどれくらいの期間をいうの?
- #03 音信不通になってしまう男性心理
- #04 音信不通になりやすい男性の特徴
- #05 音信不通になってしまった場合の対処法と注意点
- #06 音信不通をされないためにできること
- #07 サインを見逃さないことも大切!
音信不通とは?どれくらいの期間のことをいうの?意味や一般的な期間などの定義から、連絡が途絶えてしまう男性の心理や特徴を、心理カウンセラーの桑野 量さんに聞いてみました。彼氏が音信不通になってしまったら彼女はどうする?連絡が来なくなったときの対処法や、音信不通をされないためにできることも紹介するので、もしものケースに備えて頭に入れておくとよいかも!
音信不通とは、相手との連絡が途絶えていることです。また、返事がないという相手からの一つのメッセージである場合もあります。
連絡が途絶える理由が分かっていたら音信不通とはいわないので、音信不通になる理由や背景が分からないというのもポイントになります。
男女で違いがあったり、付き合っているか、いないかで変わったりしますが、1カ月連絡がないのは音信不通といえます。
男女では、女性の方が音信不通と感じるまでの期間が短い傾向にあります。女性はコミュニケーションが好きですし、大切なことだと考えている人が多いので、3日〜1週間連絡がなかったら音信不通だと思ってしまう人もいます。
男性は、常に連絡を取り合うことが重要だと思っていない人もいるので、2週間〜1カ月くらい連絡が途絶えたら音信不通と捉えるかもしれません。
交際前と交際後では、付き合っている方が音信不通と感じるまでの期間は短いです。
付き合っていなかったら1カ月くらいですが、付き合っていたら、3日〜1週間で「どうしたんだろう」「心配だな」と思い始めるでしょう。
なぜ音信不通になってしまうのでしょうか。連絡が途絶えてしまう男性の心理とは?
男性はコミュニケーションが苦手な人が多いので、女性の連絡にどう返信していいか分からないことがよくあります。すると、後回しにしてしまい、時間がたつと面倒になったり、「今更返信しても……」という気持ちになるパターンです。
はっきりと「No」と言えない人が、拒否を示したり、距離を置きたいというメッセージを送っています。我慢していた不平不満や「嫌だ」という気持ちを、連絡を絶つという意思表示で伝えているのでしょう。
転職するか迷っているときや、結婚に対して考えているときなど、男性は誰にも相談せずひとりで考えたいと思うときがあります。「そっとしておいてほしい」という気持ちから音信不通になってしまうかもしれません。
職業だったり、女性関係だったり、離婚経験だったりと、うそや隠し事がバレそうになったとき、男性は逃げるということをする人がいます。
特に相手とオンライン上で知り合った場合は、職場や友人などの共通の知り合いがいないので、簡単にうそや隠し事ができてしまいます。そして、簡単に音信不通になって逃げることができるのです。
音信不通になってしまいがちな男性の特徴を見てみましょう。
仕事が忙しく、優先している男性は、音信不通になりやすいです。
仕事が忙しいと、つい恋愛の優先順位が低くなり、コミュニケーションが後回しになってしまうのはよくあること。そうなると、返信が面倒になって、そのまま音信不通というケースです。
草食系男子や恋愛経験が少ない男性は、自分に自信がない人が多い傾向にあります。
恋愛で主導権を握るという感覚がないので、どうしても受け身になりやすいです。自分から連絡ができないので、女性から連絡がない限り連絡が途絶えてしまいます。
優しいが故に、女性のペースに合わせ過ぎて、ストレスをため込んでしまう男性です。
女性からの長文メッセージに長文で返したり、頻繁なメッセージにきちんと反応したりと、苦手なのに優しい男性は頑張ってしまいます。それが我慢できなくなると、連絡を絶つという手段で逃げ出してしまうのでしょう。
最初から遊び目的の男性もいます。遊び目的で仲良くなって、他にいい人が見つかったり、うそや隠し事がバレそうになって面倒だと思ったら、音信不通になるというケースもあります。
相手が音信不通になってしまったときはどうすればよいのでしょうか。
女性の中には、少し返信がないだけで「音信不通になった」と自分で決め込んでいる人もいます。
少し連絡が途絶えても、大騒ぎをせず、いつものペースで連絡してみましょう。それに返信が来るようだったら音信不通ではありません。
そのメッセージのコツとしては、男性の仕事や趣味のことだったり、イエス・ノーで答えられる質問を送ったりして、負担にならないような返信で済む内容だと相手も返しやすくなります。
やりとりが止まってしまったら、しばらく放置してみましょう。そして、連絡が途絶えてから2週間後くらいになったら連絡してみてください。
相手が優しい人の場合は、音信不通になっているときは我慢していたことが爆発している状態なので、少し時間がたてば落ち着いてきます。
男性のマイナスの感情が薄れてから連絡をすると、返信の確率も上がりますし、相手から連絡が来る可能性もあります。
また、仕事が忙しい男性の場合は、2週間に1回くらいメッセージを送るのをルーティン化するのもいいと思います。その程度なら相手にも負担にならないので、比較的返事は返ってきやすいでしょう。
音信不通になったときには、注意したいこともあります。以下のようなことはやらないよう気を付けましょう。
連絡がないことに対して、怒らないこと。コミュニケーションが面倒という気持ちが強くなるだけなので、逆効果になってしまいます。
また、「自分が相手をどれだけ愛しているか」のアピールもやめましょう。一見、説教には見えませんが、人によっては説教より重く感じる人もいます。
何度もメッセージを送ったり、長文メッセージを送ったり、電話をしたりしないように。これは音信不通になっている男性にとってはすごいストレスになります。
友人を介して連絡をしたり、お母さんに連絡したりすることも、長い目で見たらやめた方がいいと思います。
できれば音信不通になることは避けたいもの!音信不通をされないためにはどうすればよいのでしょう。
友達付き合いが薄かったり、趣味がなかったりすると、相手だけにエネルギーを注ぐことになります。中には執着したり、束縛したりしてしまう人も。
男性は、自分の中の比重が仕事→プライベート→恋愛くらいの順なので、恋愛が一番になっている女性とはズレが生じてしまいます。自分のペースで恋愛をしてしまう女性、恋愛依存になりやすい女性は気を付けましょう。
仕事にやりがいを感じたり、友達と過ごす時間をつくったり、趣味や好きなことを見つけてみたりするとよいかもしれませんね。
少し連絡がなかったら、素直に相手に連絡してみましょう。不安だったら相手に連絡をしてみればいいだけなのに、遠慮したり、自分の臆測でいろんなことを想像したりするからややこしくなるのです。
軽い印象で聞くというのもポイントになります。相手に「たまに連絡ないときがあるよね」とか、「毎日連絡を取り合うのは苦手?」といった、気楽な感じで聞けると、相手も本音を言いやすいので、お互いが心地よいコミュニケーションの仕方が見つかると思います。
気を付けてほしいのは、一つのメッセージを送るときにいろんな内容を詰め込まないこと。長文であったり、一つのメッセージにいくつもトピックスが入ったりしていると、相手は返信が面倒になってしまいます。
また、「私は負担になってないかな?」とか、「返信はいらないからね」といった、過度に気を使ったメッセージはやめた方がいいでしょう。気遣いが空回っている上、相手は重いエネルギーを感じてしまいます。
「恋愛とはこういうものだ」とか、「こういう恋愛したい」と、つい理想の恋愛を思い描いてしまいがちですが、男性とのやりとりに当てはめようとするとどうしても擦れ違いが起きてしまいます。
現実は理想通りにはいかないことが多いので、それを知っておくこと。うまくいっているカップルがどんな連絡をしているかを聞くというのも情報収集として役立ちます。
男女のコミュニケーションがスムーズにいっていれば、音信不通になることはそんなにないものです。ふたりの間に温度差があったり、気持ちが擦れ違ったり、女性の気持ちが前のめりであったりするから、連絡が途絶えてしまうのです。
音信不通になるまでに相手から何かしらのサインが出ている場合もあります。その前兆のサインを見逃さないようにするのも音信不通を避ける一つの方法ですよ。
取材・文/坂田圭永
【監修】
桑野 量さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。ワークショップ講師。18歳のときにカウンセリングに出会い、心理学を学び始める。カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスにて経験を積み、2018年から心理カウンセラーとして活動。恋愛やビジネスなどの問題に対して心理学的なアプローチだけでなく、リラックスした雰囲気の中での温かく優しいカウンセリングが好評。
オフィシャルブログ:http://blog.livedoor.jp/cs_ryokuwano/
音信不通とは?
音信不通とは、相手との連絡が途絶えていることです。また、返事がないという相手からの一つのメッセージである場合もあります。
連絡が途絶える理由が分かっていたら音信不通とはいわないので、音信不通になる理由や背景が分からないというのもポイントになります。
音信不通とはどれくらいの期間をいうの?
男女で違いがあったり、付き合っているか、いないかで変わったりしますが、1カ月連絡がないのは音信不通といえます。
男女では、女性の方が音信不通と感じるまでの期間が短い傾向にあります。女性はコミュニケーションが好きですし、大切なことだと考えている人が多いので、3日〜1週間連絡がなかったら音信不通だと思ってしまう人もいます。
男性は、常に連絡を取り合うことが重要だと思っていない人もいるので、2週間〜1カ月くらい連絡が途絶えたら音信不通と捉えるかもしれません。
交際前と交際後では、付き合っている方が音信不通と感じるまでの期間は短いです。
付き合っていなかったら1カ月くらいですが、付き合っていたら、3日〜1週間で「どうしたんだろう」「心配だな」と思い始めるでしょう。
音信不通になってしまう男性心理
なぜ音信不通になってしまうのでしょうか。連絡が途絶えてしまう男性の心理とは?
返信が面倒くさい
男性はコミュニケーションが苦手な人が多いので、女性の連絡にどう返信していいか分からないことがよくあります。すると、後回しにしてしまい、時間がたつと面倒になったり、「今更返信しても……」という気持ちになるパターンです。
女性と距離を置きたい
はっきりと「No」と言えない人が、拒否を示したり、距離を置きたいというメッセージを送っています。我慢していた不平不満や「嫌だ」という気持ちを、連絡を絶つという意思表示で伝えているのでしょう。
ひとりで考え事がしたい
転職するか迷っているときや、結婚に対して考えているときなど、男性は誰にも相談せずひとりで考えたいと思うときがあります。「そっとしておいてほしい」という気持ちから音信不通になってしまうかもしれません。
うそがバレるのが面倒くさい
職業だったり、女性関係だったり、離婚経験だったりと、うそや隠し事がバレそうになったとき、男性は逃げるということをする人がいます。
特に相手とオンライン上で知り合った場合は、職場や友人などの共通の知り合いがいないので、簡単にうそや隠し事ができてしまいます。そして、簡単に音信不通になって逃げることができるのです。
音信不通になりやすい男性の特徴
音信不通になってしまいがちな男性の特徴を見てみましょう。
仕事が忙しい
仕事が忙しく、優先している男性は、音信不通になりやすいです。
仕事が忙しいと、つい恋愛の優先順位が低くなり、コミュニケーションが後回しになってしまうのはよくあること。そうなると、返信が面倒になって、そのまま音信不通というケースです。
草食系や恋愛経験が少ない
草食系男子や恋愛経験が少ない男性は、自分に自信がない人が多い傾向にあります。
恋愛で主導権を握るという感覚がないので、どうしても受け身になりやすいです。自分から連絡ができないので、女性から連絡がない限り連絡が途絶えてしまいます。
優しかったり真面目である
優しいが故に、女性のペースに合わせ過ぎて、ストレスをため込んでしまう男性です。
女性からの長文メッセージに長文で返したり、頻繁なメッセージにきちんと反応したりと、苦手なのに優しい男性は頑張ってしまいます。それが我慢できなくなると、連絡を絶つという手段で逃げ出してしまうのでしょう。
遊び目的である
最初から遊び目的の男性もいます。遊び目的で仲良くなって、他にいい人が見つかったり、うそや隠し事がバレそうになって面倒だと思ったら、音信不通になるというケースもあります。
音信不通になってしまった場合の対処法と注意点
相手が音信不通になってしまったときはどうすればよいのでしょうか。
本当に音信不通か確認する
女性の中には、少し返信がないだけで「音信不通になった」と自分で決め込んでいる人もいます。
少し連絡が途絶えても、大騒ぎをせず、いつものペースで連絡してみましょう。それに返信が来るようだったら音信不通ではありません。
そのメッセージのコツとしては、男性の仕事や趣味のことだったり、イエス・ノーで答えられる質問を送ったりして、負担にならないような返信で済む内容だと相手も返しやすくなります。
放置して2週間後に連絡する
やりとりが止まってしまったら、しばらく放置してみましょう。そして、連絡が途絶えてから2週間後くらいになったら連絡してみてください。
相手が優しい人の場合は、音信不通になっているときは我慢していたことが爆発している状態なので、少し時間がたてば落ち着いてきます。
男性のマイナスの感情が薄れてから連絡をすると、返信の確率も上がりますし、相手から連絡が来る可能性もあります。
また、仕事が忙しい男性の場合は、2週間に1回くらいメッセージを送るのをルーティン化するのもいいと思います。その程度なら相手にも負担にならないので、比較的返事は返ってきやすいでしょう。
音信不通になったときには、注意したいこともあります。以下のようなことはやらないよう気を付けましょう。
説教をしない
連絡がないことに対して、怒らないこと。コミュニケーションが面倒という気持ちが強くなるだけなので、逆効果になってしまいます。
また、「自分が相手をどれだけ愛しているか」のアピールもやめましょう。一見、説教には見えませんが、人によっては説教より重く感じる人もいます。
深追いをしない
何度もメッセージを送ったり、長文メッセージを送ったり、電話をしたりしないように。これは音信不通になっている男性にとってはすごいストレスになります。
友人を介して連絡をしたり、お母さんに連絡したりすることも、長い目で見たらやめた方がいいと思います。
音信不通をされないためにできること
できれば音信不通になることは避けたいもの!音信不通をされないためにはどうすればよいのでしょう。
恋愛を100%にしない
友達付き合いが薄かったり、趣味がなかったりすると、相手だけにエネルギーを注ぐことになります。中には執着したり、束縛したりしてしまう人も。
男性は、自分の中の比重が仕事→プライベート→恋愛くらいの順なので、恋愛が一番になっている女性とはズレが生じてしまいます。自分のペースで恋愛をしてしまう女性、恋愛依存になりやすい女性は気を付けましょう。
仕事にやりがいを感じたり、友達と過ごす時間をつくったり、趣味や好きなことを見つけてみたりするとよいかもしれませんね。
素直になる
少し連絡がなかったら、素直に相手に連絡してみましょう。不安だったら相手に連絡をしてみればいいだけなのに、遠慮したり、自分の臆測でいろんなことを想像したりするからややこしくなるのです。
軽い印象で聞くというのもポイントになります。相手に「たまに連絡ないときがあるよね」とか、「毎日連絡を取り合うのは苦手?」といった、気楽な感じで聞けると、相手も本音を言いやすいので、お互いが心地よいコミュニケーションの仕方が見つかると思います。
気を付けてほしいのは、一つのメッセージを送るときにいろんな内容を詰め込まないこと。長文であったり、一つのメッセージにいくつもトピックスが入ったりしていると、相手は返信が面倒になってしまいます。
また、「私は負担になってないかな?」とか、「返信はいらないからね」といった、過度に気を使ったメッセージはやめた方がいいでしょう。気遣いが空回っている上、相手は重いエネルギーを感じてしまいます。
男性心理を勉強しておく
「恋愛とはこういうものだ」とか、「こういう恋愛したい」と、つい理想の恋愛を思い描いてしまいがちですが、男性とのやりとりに当てはめようとするとどうしても擦れ違いが起きてしまいます。
現実は理想通りにはいかないことが多いので、それを知っておくこと。うまくいっているカップルがどんな連絡をしているかを聞くというのも情報収集として役立ちます。
サインを見逃さないことも大切!
男女のコミュニケーションがスムーズにいっていれば、音信不通になることはそんなにないものです。ふたりの間に温度差があったり、気持ちが擦れ違ったり、女性の気持ちが前のめりであったりするから、連絡が途絶えてしまうのです。
音信不通になるまでに相手から何かしらのサインが出ている場合もあります。その前兆のサインを見逃さないようにするのも音信不通を避ける一つの方法ですよ。
取材・文/坂田圭永
【監修】
桑野 量さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。ワークショップ講師。18歳のときにカウンセリングに出会い、心理学を学び始める。カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスにて経験を積み、2018年から心理カウンセラーとして活動。恋愛やビジネスなどの問題に対して心理学的なアプローチだけでなく、リラックスした雰囲気の中での温かく優しいカウンセリングが好評。
オフィシャルブログ:http://blog.livedoor.jp/cs_ryokuwano/