結婚式の余興はメッセージムービー!新郎新婦にサプライズを♪

2020/8/26 11:00

結婚式に参加したことがあれば、誰もが「余興」を見たことがあるのではないでしょうか?新郎新婦の親からの手紙や上司からのスピーチ、友人からの歌や楽器の演奏など……。その中でも最近は「メッセージムービー」がトレンド!友人の結婚式で余興をお願いされた際には、メッセージムービーの上映がオススメです!
……とはいえ、一体どんなムービーを作れば喜ばれるのでしょうか?できればサプライズも兼ねて、感動的なムービーを作りたいですよね!今回は、特に結婚式で喜ばれる余興の種類から、メッセージムービーのおすすめコンテンツや注意点について紹介していきます!

新郎新婦に喜ばれる余興とは?



20〜30代の男女に「結婚式の余興」に関するアンケートを行いました。まず、「友人・知人の結婚式の余興で見たことがあるものは?」という質問をしたところ、男女共に1位の回答が「メッセージムービー」でした!もはや余興の定番といっても過言ではないようです。

また、「自分の結婚式の余興でやってほしいと思うものは何ですか?」という質問をし、多かった回答と理由について聞きました。

1位 メッセージムービー(21.2%)


1位 メッセージムービー

「懐かしい昔の思い出を映像化してほしい」(33歳/男性)

「ムービーだとお式に来られない方や呼ばなかった方からもメッセージが頂けることがあるので」(27歳/女性)

「参加者全員がワクワクでき、楽しめそう」(29歳/男性)

「映像だとみんなで笑いや感動を共有しやすいと感じるから」(25歳/女性)

2位 手紙などのスピーチ(14.3%)


「手紙というクラシックでストレートな形で祝ってもらいたい」(21歳/男性)

「自分もやったことがあり感動したから」(37歳/女性)

3位 演奏(10.8%)


「楽器を演奏する友人が多くいて、自身も学生時代は部活で楽器をずっと触ってきたので、思い出の曲などを演奏してもらえたらとても嬉しいと思うためです」(31歳/女性)

「参加者みんなが楽しめるし、滑って変な空気になることもないから」(22歳/男性)

4位 歌(10.4%)


「歌は他の方の結婚式の動画を見ても感動します。自分の結婚式で行ってくれたらと思うととても嬉しいです」(24歳/女性)

「結婚にまつわる歌は心にグッとくるため」(39歳/男性)

5位 ダンス(10.2%)


「ダンスは華やかで、参加者の練習したことも想像され印象に残るから」(31歳/女性)

「みんなで盛り上がれるから」(28歳/男性)

「自分の結婚式でやってほしい余興」で、男女共に最も多かったのは「メッセージムービー」という回答でした。ムービーを見ることで友人との絆を再確認できることや、新郎新婦だけでなく出席者全員が楽しめたり、感動できたりすることが多くの人に支持されている理由のようです。また、事前に準備しておけるので失敗やトラブルが起こりづらいというコメントもありました。余興を頼まれたら、メッセージムービーを選んでおけば間違いなさそうです♪

メッセージムービーのアイデア集



メッセージムービーのアイデア集

「メッセージムービー」にもたくさんの種類がありますが、どんな内容のものが新郎新婦に喜んでもらえるのでしょうか。
「友人・知人の結婚式で新郎新婦向けのムービーを制作したことはありますか?」という質問を男女にしたところ、男性は23.3%、女性は36.7%の人がムービーの作成経験がありました。どんなムービーを作ったのか聞いてみると……

新郎新婦へのメッセージムービー(手にスケッチブックを持ち、動画に撮ったものなど)


一番多かった回答がコレ!新郎新婦の家族や友人、職場の同僚や上司など、さまざまな知り合いの方にお願いしてみんなで作るタイプのムービーです。撮ってもらった写真をつなげたり、動画でメッセージを集めたり、自由な発想で作成することができます。
意外な人物に登場してもらえば、新郎新婦への素敵なサプライズになりそうですね♪

新郎新婦の思い出の場所巡りムービー


新郎新婦の思い出の場所巡りムービー

新郎新婦が出会った場所や思い出の場所、ふたりのキーポイントとなるスポットで撮影をして作成するロマンティックなムービー。新郎新婦と仲の良い人や、ふたりのことを熟知している人が作るのには持ってこい!遠方などふたりもなかなか足を運べない場所だと、なおさら頑張って撮影してあげたくなりますね♪

映画やドラマ作品のパロディームービー


新郎新婦が好きな映画やドラマ、もしくは誰もが知っている映像作品のパロディーなどはユーモアがあり、会場が和やかで楽しい雰囲気になること間違いなし♪配役も、友人はもちろん、意外な人物を登場させたりすれば驚きと喜びを同時に味わってもらえそうです。

新郎新婦の取扱説明書ムービー


女性アーティストのヒットソングの後押しもあり、いわゆる“トリセツ”もメッセージムービーでは王道のテーマ。家電の説明書風にするのが主流です。他にも処方箋の説明書きのようにするのもオススメです。新郎新婦の性格、可愛らしいところ、特徴的なところなどをユーモアたっぷりに紹介してみては?

歌やダンスのムービー


歌やダンスのムービー

パーティ会場で実際に歌やダンスを披露するのは、もちろん臨場感たっぷりで最高!でもムービーの場合は、式に参列が難しい遠方の方も参加できたり、たくさんの人数でパフォーマンスができたりするのが魅力です。ちょっと工夫してMUSIC VIDEO風に編集すれば、より感動的なムービーになるかも。

メッセージムービーを作るときの注意点



結婚式のメッセージムービーをはじめ、喜ばれる余興を行うにはしっかりとした事前準備が大切です。メッセージムービーの作成に機材は何を使うのか、何に注意したらいいのか……作成時に気になる点を見ていきましょう。

ムービー制作はスマートフォンが主流

ムービー制作はスマートフォンが主流

メッセージムービーを作成したことのある人に、「ムービーの撮影に使用した機器」について聞いたところ、一番多かった回答は「スマートフォン」でした。
今やスマホ一つで動画の撮影・編集までできてしまうのは本当に便利ですよね♪もちろんビデオカメラやデジタルカメラを使用すれば、さらに本格的なものも作れます。

またアンケート結果を見てみると、ムービー作成にはこんな苦労や注意点があるようです。

思っていたよりも時間がかかった


メッセージムービーの作成経験のある方に、「打ち合わせなどを含めてムービーの制作にはどのくらい時間がかかりましたか?」という質問をしました。最も多かった回答は男性が1週間以上2週間未満、女性が2週間以上3週間未満という回答でした。
少なくとも2週間前後は作成に時間を確保しておくのが良さそう。苦労したことで最も多かったのが「思っていたより時間がかかった」だったことからも、作成に自信のない方はより多くの時間の確保が安心ですね!

編集の知見がなく、困難だった


動画の作成はスマートフォンのみでも手軽にできる時代になりましたが、上手な編集をするにはやっぱりテクニックが必要です。余興でメッセージムービーを作成することが決まったら、動画編集の得意な人に声を掛けて参加してもらうのがオススメです。得意なメンバーが見つからない場合は、プロに頼むのも賢明な判断です。

ムービーの内容がなかなか決まらなかった


メッセージムービーで一番大切なのは「内容」。新郎新婦にとって一生に一度の晴れ舞台を盛り上げるために、どんなものにするのかが重要です。そんなときはやはり新郎新婦のことを熟知している人に協力してもらうのがポイント!制作のためにチームを組むのもオススメです。

撮影や打ち合わせなどに人が集まらなかった


撮影や打ち合わせなどに人が集まらなかった

ムービーを少人数で作るのは大変ですが、大人数で作るのも逆にスケジュールが合わず制作に時間がかかってしまうことも。中心メンバーを数人決めて、誰が何を決めるのかを明確にしておきましょう。最近ではチャットアプリも普及しているので、うまく利用すれば友人同士の絆もさらに深まるはず♪

思っていたよりもお金がかかった


男性に多かった回答では、意外とお金がかかってしまったというもの。無計画に進めてしまうと、気付いたときには予算がオーバー……なんてことも。せっかくのお祝いの席なので、出し惜しまず作りたいところですが、無理なく予算内で制作することも大切です。

メッセージムービーをこれから制作する方へアドバイス



メッセージムービーの制作にはさまざまな注意すべき点があることが分かりましたね。メッセージムービーの制作経験者から、作成に当たってのアドバイスです!ぜひ参考にしてください。



「友人などからのメッセージ集めは指示を具体的に伝えた方が作りやすいです(サイズなどがバラバラで動画を送ってくる人もいた)。また、ムービー作成ツールはあらかじめ使い方を分かっておくこと、ムービーの構成は計画を立てること(ムービーを撮影してから、構成を考えると足りない動画が発生する)が大切だと思います」(29歳/女性)

「身内ネタは避け、全ての参加者が楽しめるように配慮した内容を勧めます」(37歳/男性)

「動画作成が大変なので、一人も知識がないと苦労すると思います!特に動画の画面サイズに決まりがあったりするので、細かい部分はプランナーさんと連絡を取り合うのが良いと思います。
そして可能なら式場に行って実際に流して確認することをオススメします!当日こうしてほしい、こういう雰囲気ならこうしたいなど、実際に行ってから分かることも多かったです。
新郎新婦の友人にお祝いのメッセージなどをお願いするなら、余裕のある期限設定を設けるのが良いと思います」(26歳/女性)

「しっかりとした準備期間を設けること。予算を決めること。自分たちが楽しんで制作すること」(28歳/男性)

「初めて映像制作をする方であればYouTubeなどに編集方法のハウツーなどがあるので、まずはそれを見よう見まねでやってみた方がいいかもですね!変にオリジナル性を出そうとすると何が伝えたいのか分からないものになってしまうこともありますので、お気を付けください」(28歳/男性)

特にコメントが多かったのは、分担とスケジュールについて。「報連相を忘れないこと(30歳/女性)」など、まるで仕事のようですが、作り手同士が密にコミュニケーションを取ることが必要なようです。またコンセプトを明確にして、端的に伝えたいことを表現することが重要だという意見も見られました。
でも何はともあれ、楽しみながら制作することが大切!作っている側も思わず笑顔になってしまうような、HAPPY満開のお祝いムービーを作りましょう♪

何より大切なのはお祝いする気持ち!



何より大切なのはお祝いする気持ち!

最後に、「制作したムービーは成功だったと思いますか?」と質問をしたところ、「はい」と回答した人は男性が93.7%、女性が94.7%と、9割以上が成功したと回答しています。また、回答の理由として一番多かったのが「新郎新婦に喜んでもらえたから」というものでした。やはり一番はお祝いする気持ちと、新郎新婦に喜んでもらいたいという思いが何よりも大切!感謝の気持ちをぎゅっと詰め込んだ、素敵なメッセージムービー制作にトライしてくださいね。

取材・文/ペパーミント

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2020/5/25〜2020/5/26
有効回答数:206人(男性)
(インターネットによる20代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)

・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2020/5/29〜2020/6/8
有効回答数:49人(女性)



編集部からのおすすめ記事

新着記事

カテゴリ

ゼクシィで探す