【シーン別】花束の値段の相場!大きさの目安や注文のコツも解説
2023/4/19 11:00
Index
- #01 【値段別】花束の大きさの目安
- #02 送別会の花束の値段の相場
- #03 卒業式の花束の値段の相場
- #04 誕生日・記念日の花束の値段の相場
- #05 告白・プロポーズの花束の値段の相場
- #06 結婚・出産祝いの花束の値段の相場
- #07 習い事の舞台への花束の相場
- #08 お見舞いの花束の値段の相場
- #09 父の日・母の日・敬老の日の花束の値段の相場
- #10 失敗しない!花束の注文の仕方
お花になじみがない人は、いくらでどんな花束が出来上がるかイメージできない人もいるでしょう。基本的に花束の値段は、花の本数や種類によって変わります。そして、イベント時は花1本の価格が上がります。予算別の花束の大きさの目安や、シーンごとの値段の相場を、第一園芸株式会社 商品販売事業部 統括店長の山口 愛さんに伺いました。失敗しない花束の注文の仕方もご紹介します!
500円・1000円・3000円・5000円・1万円の値段別に、花束の大きさの目安を紹介します。花束の価格は、花の本数や種類によって変わり、花の出回る季節や、クリスマス・バレンタイン・送別会などのイベントシーズンなどで変動します。
店によってはラッピング代が別途かかることもありますので、500円の場合は花が1〜2本になることが多いです。比較的お手頃価格のガーベラを選ぶと、1〜2本の花束になるでしょう。
バラは高価な花ですので、バラを選ぶなら1本程度になります。ガーベラやカーネーションなどのお手頃価格の花であれば、2〜3本の花とグリーンの草ものと組み合わせた花束をつくることができます。
3000円となると、何本かの花で花束をつくることができます。選ぶ花にもよりますが、写真のようなボリューム感の花束がつくれます。
写真のような丸いシルエットの花束がつくれます。花の種類の選択肢も広くなり、花束のバリエーションが広がります。
花は茎が長い方が高価になる傾向があるので、長めのシルエットの花束がつくれます。また、バラのみの花束も可能です。大きさも豪華さも見栄えする花束になります。
送別会用の花束の値段で多いのが、3000〜5000円です。
上司に贈る場合や、セレモニーやパーティ式の送別会の場合など、見栄えを重視したいときは5000〜1万円程度がおすすめです。5000〜1万円の予算なら大きなサイズの花束をつくることができます。
もし、持ち帰ることを考えて袋に入るサイズを希望するのであれば、バラやダリアなどの高価な花を使えば1万円の予算でもコンパクトにまとめることができます。
送別会で贈る花束は、明るい雰囲気になるような、赤やピンクなどの華やかな色合いの花が適しているでしょう。
贈り物の花束として、花の種類を選んだり、ボリューム感を出したいのであれば、予算は3000円くらいからになります。卒業式で贈る花束も、3000円台が相場と言えるでしょう。恩師への花束は、複数人で贈る場合が多いので、見栄えのする5000〜1万円が相場になることが多いです。
「旅立ち」「門出」の花言葉を持つスイートピーは卒業式にぴったりですし、チューリップなどの春の花は季節的におすすめです。また、1本束を複数人に贈る場合は、バラやガーベラなどの1本で可愛らしい見た目の花がいいでしょう。
恋人や夫・妻への誕生日・記念日の花束は、5000〜1万円が相場です。
もし贈る相手の好きな花や色を知っているなら、その花や色を選ぶと喜ばれます。また、毎年継続して花束を贈るなら、相手の年齢や交際期間の長さに比例して、花束のボリュームを大きくするのもおすすめです。結婚記念日は、経た年数と同じ本数のバラを贈ると粋ですね。
親に贈る、誕生日や結婚記念日、還暦などの花束は、3000〜1万円、または1万円以上が多く見られる値段です。他のプレゼントと一緒に贈る場合は3000円くらいが多く、還暦などの節目の誕生日はバラなどの高価な花で年齢と同じ本数を贈る人もいます。
友達への花束は、1000〜5000円が相場です。複数人で贈る場合は、ある程度ボリュームのある5000円くらいがおすすめです。
告白やプロポーズには、「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」などの花言葉を持つ赤いバラの花がおすすめです。
また、12本のバラの花束は「私と付き合ってください」という花言葉があり、告白やプロポーズで贈る花束に多く見られる本数です。ダズンローズとも呼ばれ、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠といった12の意味を込める場合もあります。告白やプロポーズで赤のバラ12本を贈る人は多く、価格は1万円〜です。
そして、108本のバラには「結婚してください」という意味があります。「108=とわ(永遠)に」と読めるため、プロポーズの意味が込められています。108本の赤いバラの花束の目安は10万円〜です。
結婚・出産祝いは、個人で贈るか複数人で贈るかの違いや、相手との親しさなどによって、3000〜1万円が相場になります。
結婚祝いは、白やピンクなどの淡い色合いの花束がぴったりです。結婚が決まったタイミングや、入籍日や結婚式の前後に贈る人が多いでしょう。
出産祝いは、可愛い赤ちゃんを連想させるような、パステルカラーの花を組み合わせた可愛らしいブーケがおすすめです。
習い事への花束は、相手との親しさや、贈る相手が子どもか大人かの違いで、3000〜1万円が多いです。相手が子どもだったり、大人でも贈る相手が何人かいたりする場合は、1000円くらいの花束でも問題ありません。
習い事の演目が分かっているなら、イメージに合わせた花やデザインにすると喜ばれるでしょう。贈る相手が大人なら大きめの花束で舞台映えするもの、子どもなら小さめの可愛らしいものがおすすめです。
入院している人に花束を贈る場合は、病院は生花がNGのところが多いので、調べてから贈った方が安心です。もし、生花を贈っても問題ない場合、3000〜1万円が相場です。
金額は、贈る相手との親しさや、個人か複数人で贈るかの違いで異なります。病院は他の患者への配慮も必要なので、花は香りのないものや、花粉のないものを選びましょう。
ちなみに、お見舞いに血を連想するような赤や、葬式のイメージがある白の花、長く居続けることを思わせる鉢物は、縁起が悪いとされています。
父の日・母の日の花束は、5000円が比較的多いです。敬老の日や、複数人で贈る場合は、1万円もよく見られる価格です。小さな子どもが親に贈る場合は、ガーベラやカーネーション1本を贈るケースもあります。
母の日は赤やピンクのカーネーションが入ったブーケやアレンジメントが定番です。父の日は、元気で爽やかな印象を与えるヒマワリや黄色いバラが喜ばれるでしょう。
イメージ通りの花束をつくってもらうためには、花屋さんに何を伝えるかが大切です。最後に、花束をオーダーするときのポイントを紹介します。
お祝い、送別会、お見舞いなど、花を贈るにはいろいろなシーンがあります。目的や用途によって、選ぶ花や色も異なるので、まずは目的・用途を伝えることが大切です。
次に、花束の予算を伝えましょう。予算によって、入れられる花の種類やボリュームが変わります。
贈る相手の特徴が分かると、花屋さんはその人をイメージしやすいです。好きな色やファッション、印象など、贈る相手の特徴を伝えてください。
上で挙げた3つに加え、自分が好きな花や、大きさ、色合いなどがあったら伝えてみてください。旬の花をオーダーするのもよいでしょう。花束を渡すときに贈る相手に自分の思いや意味を告げやすいです。
花束を当日その場でつくってもらうよりも、予約をした方が待ち時間もなく受け取れます。特に赤のバラ50本など、花の指定がある場合や、数量が多い場合は、1週間ほど前に予約をする方が安心です。
花になじみがなくても、花屋さんにうまくポイントを伝えれば希望通りの花束をつくってくれるはずです。花束を贈る機会があったら、ぜひこの記事を参考にオーダーしてみてください。
※記事内の花束の金額は一例です。花束の金額はショップや季節によって異なります。
取材・文/坂田圭永
画像提供/第一園芸株式会社
【監修】
第一園芸株式会社 商品販売事業部 統括店長 山口 愛さん
「プラスONEの感動」をモットーに、花と緑でお客さまに感動を届けている第一園芸。花束やアレンジメントなどの花の販売に加え、ウエディングパーティやイベント会場での装花事業、オフィスや商業施設などの空間デザイン、環境緑化事業と、花と緑に関する多くの事業を展開する。特別な数で贈るローズブーケが好評のオンラインショップや、バラにまつわる話も出てくる暮らしの楽しみ方を提案するサイト「花毎(はなごと)」も絶賛公開中。
公式オンラインショップ:https://www.daiichi-engei.co.jp/ec/
【値段別】花束の大きさの目安
500円・1000円・3000円・5000円・1万円の値段別に、花束の大きさの目安を紹介します。花束の価格は、花の本数や種類によって変わり、花の出回る季節や、クリスマス・バレンタイン・送別会などのイベントシーズンなどで変動します。
500円の花束
店によってはラッピング代が別途かかることもありますので、500円の場合は花が1〜2本になることが多いです。比較的お手頃価格のガーベラを選ぶと、1〜2本の花束になるでしょう。
1000円の花束
バラは高価な花ですので、バラを選ぶなら1本程度になります。ガーベラやカーネーションなどのお手頃価格の花であれば、2〜3本の花とグリーンの草ものと組み合わせた花束をつくることができます。
3000円の花束
3000円となると、何本かの花で花束をつくることができます。選ぶ花にもよりますが、写真のようなボリューム感の花束がつくれます。
5000円の花束
写真のような丸いシルエットの花束がつくれます。花の種類の選択肢も広くなり、花束のバリエーションが広がります。
1万円の花束
花は茎が長い方が高価になる傾向があるので、長めのシルエットの花束がつくれます。また、バラのみの花束も可能です。大きさも豪華さも見栄えする花束になります。
送別会の花束の値段の相場
送別会用の花束の値段で多いのが、3000〜5000円です。
上司に贈る場合や、セレモニーやパーティ式の送別会の場合など、見栄えを重視したいときは5000〜1万円程度がおすすめです。5000〜1万円の予算なら大きなサイズの花束をつくることができます。
もし、持ち帰ることを考えて袋に入るサイズを希望するのであれば、バラやダリアなどの高価な花を使えば1万円の予算でもコンパクトにまとめることができます。
送別会で贈る花束は、明るい雰囲気になるような、赤やピンクなどの華やかな色合いの花が適しているでしょう。
卒業式の花束の値段の相場
贈り物の花束として、花の種類を選んだり、ボリューム感を出したいのであれば、予算は3000円くらいからになります。卒業式で贈る花束も、3000円台が相場と言えるでしょう。恩師への花束は、複数人で贈る場合が多いので、見栄えのする5000〜1万円が相場になることが多いです。
「旅立ち」「門出」の花言葉を持つスイートピーは卒業式にぴったりですし、チューリップなどの春の花は季節的におすすめです。また、1本束を複数人に贈る場合は、バラやガーベラなどの1本で可愛らしい見た目の花がいいでしょう。
誕生日・記念日の花束の値段の相場
恋人や夫・妻への誕生日・記念日の花束は、5000〜1万円が相場です。
もし贈る相手の好きな花や色を知っているなら、その花や色を選ぶと喜ばれます。また、毎年継続して花束を贈るなら、相手の年齢や交際期間の長さに比例して、花束のボリュームを大きくするのもおすすめです。結婚記念日は、経た年数と同じ本数のバラを贈ると粋ですね。
親に贈る、誕生日や結婚記念日、還暦などの花束は、3000〜1万円、または1万円以上が多く見られる値段です。他のプレゼントと一緒に贈る場合は3000円くらいが多く、還暦などの節目の誕生日はバラなどの高価な花で年齢と同じ本数を贈る人もいます。
友達への花束は、1000〜5000円が相場です。複数人で贈る場合は、ある程度ボリュームのある5000円くらいがおすすめです。
告白・プロポーズの花束の値段の相場
告白やプロポーズには、「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」などの花言葉を持つ赤いバラの花がおすすめです。
また、12本のバラの花束は「私と付き合ってください」という花言葉があり、告白やプロポーズで贈る花束に多く見られる本数です。ダズンローズとも呼ばれ、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠といった12の意味を込める場合もあります。告白やプロポーズで赤のバラ12本を贈る人は多く、価格は1万円〜です。
そして、108本のバラには「結婚してください」という意味があります。「108=とわ(永遠)に」と読めるため、プロポーズの意味が込められています。108本の赤いバラの花束の目安は10万円〜です。
結婚・出産祝いの花束の値段の相場
結婚・出産祝いは、個人で贈るか複数人で贈るかの違いや、相手との親しさなどによって、3000〜1万円が相場になります。
結婚祝いは、白やピンクなどの淡い色合いの花束がぴったりです。結婚が決まったタイミングや、入籍日や結婚式の前後に贈る人が多いでしょう。
出産祝いは、可愛い赤ちゃんを連想させるような、パステルカラーの花を組み合わせた可愛らしいブーケがおすすめです。
習い事の舞台への花束の相場
習い事への花束は、相手との親しさや、贈る相手が子どもか大人かの違いで、3000〜1万円が多いです。相手が子どもだったり、大人でも贈る相手が何人かいたりする場合は、1000円くらいの花束でも問題ありません。
習い事の演目が分かっているなら、イメージに合わせた花やデザインにすると喜ばれるでしょう。贈る相手が大人なら大きめの花束で舞台映えするもの、子どもなら小さめの可愛らしいものがおすすめです。
お見舞いの花束の値段の相場
入院している人に花束を贈る場合は、病院は生花がNGのところが多いので、調べてから贈った方が安心です。もし、生花を贈っても問題ない場合、3000〜1万円が相場です。
金額は、贈る相手との親しさや、個人か複数人で贈るかの違いで異なります。病院は他の患者への配慮も必要なので、花は香りのないものや、花粉のないものを選びましょう。
ちなみに、お見舞いに血を連想するような赤や、葬式のイメージがある白の花、長く居続けることを思わせる鉢物は、縁起が悪いとされています。
父の日・母の日・敬老の日の花束の値段の相場
父の日・母の日の花束は、5000円が比較的多いです。敬老の日や、複数人で贈る場合は、1万円もよく見られる価格です。小さな子どもが親に贈る場合は、ガーベラやカーネーション1本を贈るケースもあります。
母の日は赤やピンクのカーネーションが入ったブーケやアレンジメントが定番です。父の日は、元気で爽やかな印象を与えるヒマワリや黄色いバラが喜ばれるでしょう。
失敗しない!花束の注文の仕方
イメージ通りの花束をつくってもらうためには、花屋さんに何を伝えるかが大切です。最後に、花束をオーダーするときのポイントを紹介します。
1.目的・用途を伝える
お祝い、送別会、お見舞いなど、花を贈るにはいろいろなシーンがあります。目的や用途によって、選ぶ花や色も異なるので、まずは目的・用途を伝えることが大切です。
2.予算を伝える
次に、花束の予算を伝えましょう。予算によって、入れられる花の種類やボリュームが変わります。
3.贈る相手のイメージを伝える
贈る相手の特徴が分かると、花屋さんはその人をイメージしやすいです。好きな色やファッション、印象など、贈る相手の特徴を伝えてください。
上で挙げた3つに加え、自分が好きな花や、大きさ、色合いなどがあったら伝えてみてください。旬の花をオーダーするのもよいでしょう。花束を渡すときに贈る相手に自分の思いや意味を告げやすいです。
4.渡す日よりも前に予約注文をする
花束を当日その場でつくってもらうよりも、予約をした方が待ち時間もなく受け取れます。特に赤のバラ50本など、花の指定がある場合や、数量が多い場合は、1週間ほど前に予約をする方が安心です。
花になじみがなくても、花屋さんにうまくポイントを伝えれば希望通りの花束をつくってくれるはずです。花束を贈る機会があったら、ぜひこの記事を参考にオーダーしてみてください。
※記事内の花束の金額は一例です。花束の金額はショップや季節によって異なります。
取材・文/坂田圭永
画像提供/第一園芸株式会社
【監修】
第一園芸株式会社 商品販売事業部 統括店長 山口 愛さん
「プラスONEの感動」をモットーに、花と緑でお客さまに感動を届けている第一園芸。花束やアレンジメントなどの花の販売に加え、ウエディングパーティやイベント会場での装花事業、オフィスや商業施設などの空間デザイン、環境緑化事業と、花と緑に関する多くの事業を展開する。特別な数で贈るローズブーケが好評のオンラインショップや、バラにまつわる話も出てくる暮らしの楽しみ方を提案するサイト「花毎(はなごと)」も絶賛公開中。
公式オンラインショップ:https://www.daiichi-engei.co.jp/ec/