「長い春」の意味や交際期間!次の恋人との結婚が早いって本当?

2022/10/31 11:00

恋人と長く交際したが、結婚に至らないことを意味する「長い春」。その具体的な交際期間や回避するための方法についてご紹介します。また長い春の後の結婚は早いといううわさは本当なのでしょうか?アンケートを実施し、男女のリアルな声を集めました!さらに婚活スタイリストの山本のぞみさんにも、長い春からスピード婚につながりやすい理由について詳しくお話を聞きました。「ずっと交際している人はいるけれど、将来が見えないかも……」と悩んでいる人は、長い春とどのように向き合っていけば良いのか、ぜひ参考にしてくださいね。

「長い春」「長すぎた春」とは?



「長い春」「長すぎた春」とは?

一般的に「長い春」とは、カップルが長く交際しているのに、なかなか結婚に至らないことを表し、「長すぎた春」とは、長く交際していたが結婚に至らず、別れてしまうことを表す言葉として使われます。


どれくらいの交際期間を「長い春」というの?



どれくらいの交際期間を「長い春」というの?

どれくらいの期間を「長い春」と考えているのか、男性・女性別にアンケートを実施しました。男女で考え方に違いはあるのでしょうか?

長い春の交際期間の長さはどれくらい?(男性)

長い春の交際期間の長さはどれくらい?(女性)

男性・女性共に5〜6年を「長い春」と考えている人が、最も多い結果になりました。特に女性の約6割が5〜6年を長い交際期間と考えています。さらに男性の2割は、3〜4年でも「長い春」と感じていることが分かりました!

個人差はありますが、「長い春」というときの交際期間は3〜6年と考えると良いかもしれません。学生時代から付き合っているケースや、結婚するつもりはなく、ずっとこの関係を続けたいと考えている場合は少し感覚が変わるかもしれませんが、結婚への本気度が高ければ高いほど、「長い春」の期間は短くなると言えるでしょう。


長く付き合った恋人と別れてしまう理由



長く付き合った恋人と別れてしまう理由

長く付き合った恋人と別れてしまう場合、どのような理由があるのでしょうか?アンケートで寄せられた声から、多かった理由をご紹介します。

遠距離になり、擦れ違いが生まれた


「遠距離になり、気持ちが冷めた」(24歳/男性)

「ズルズルと付き合っていたけれど、相手が転職して遠距離になったので別れることにした」(36歳/女性)

「就職で遠距離になり、半年ほどで別れてしまった」(25歳/女性)

社会人になり、仕事が忙しくなることで会えなくなったり、遠距離で心の距離が離れていったりという理由が見られました。生活の変化によって別れるパターンは多いようです。


マンネリ化した


「恋人のような新鮮さがなくなり、いろいろと相手の嫌な面が気になりだした」(36歳/男性)

「別れる勇気がなく、ダラダラと付き合っていただけだった」(37歳/男性)

付き合いの長いカップルほど、なんとなく一緒にいるのが当たり前になりマンネリ化するという意見が見られました。新しい刺激が欲しくなり、ほかに好きな人ができて別れるケースも珍しくないようです。


将来が見えなかった


「お互い結婚に向けて話し合いをしていくと、結婚相手には適さないと感じた。価値観、仕事に対するモチベーション、生活の変化など合わなかった」(27歳/女性)

「相手に結婚願望や子どもが欲しいなどの希望がなかった。私とは考え方が違い、未来が見えなかった」(26歳/女性)

上記のような価値観の違いや、結婚願望があっても、なかなか言い出せなかったり、相手がすぐに結婚する気はなく、しびれを切らしたりといった理由で別れを選択していました。


長く付き合ううちに関係性が薄れた


「なんとなく擦れ違った」(35歳/男性)

「なんとなく別れたので、理由を覚えていない」(38歳/男性)

一緒にいることに慣れすぎて愛情が薄れてしまったり、小まめな連絡が減ることで関係性が薄れてしまったりといった理由で、お付き合いが終了しているようです。


「長い春」からのスピード婚は多い?



「長い春」からのスピード婚は多い?

「長年付き合った人と別れた直後、新たな恋人ができて即結婚をした!」という、「長い春後のスピード婚」のうわさを耳にすることはありませんか?実際にそう感じている人はどれくらいいるのか、アンケートで質問してみました。



長い春の後にスピード婚になるケースは多いと思いますか?(男性グラフ)

長い春の後にスピード婚になるケースは多いと思いますか?(女性グラフ)

男性・女性別にアンケートで調査してみると、「はい」と回答した男性は25.5%という結果でした。一方で女性の回答を見ると、72.2%もの人が「はい」と回答しています!女性の方が「長い春後のスピード婚は多い」と感じているようです。


【体験談】長い春の後のスピード婚エピソード



アンケートでは、長年付き合った人と別れた直後にスピード婚をしたというエピソードも複数寄せられました!「長い春後のスピード婚」は珍しいものではないようです。

「27歳から3年ほど付き合い同棲までした彼がいたが、婚約破棄になった。しかしその2ヵ月後に恋活で出会った彼と付き合い、1年後に入籍しました。自分でもスピード婚だったと思います!」(32歳/女性)

「親戚が高校時代から10年間付き合っていたが別れ、次の相手とあっという間に結婚した」(32歳/女性)

「私は5年付き合って別れた後に、1年付き合った人と入籍しました」(35歳/男性)

「大学から7年以上付き合った人と別れ、会社の人と半年以内に結婚した」(30歳/男性)

「大学時代から11年付き合っていたカップルが別れた。その後男に彼女ができて、3ヵ月でプロポーズし、結婚していて驚いた!」(39歳/男性)


「長い春」からスピード婚につながる理由は?



「長い春」からスピード婚につながる理由は?

長い春を終わらせた人によっては、「この人との結婚はなさそう」「将来をイメージできない」という理由から、苦渋の決断の末、やっとの思いで別れを選択していることがあります。そして「次に付き合う人とは絶対に結婚する!」という強い決意を持ってお別れをして次の恋にチャレンジしているため、即結婚をするというケースがあるようです。

さらに次に付き合った恋人に「長く付き合った人と、どうして別れたの?」と聞かれたとき、「結婚をイメージできなかったから」と、はっきり理由を言うことができます。新しい相手に結婚願望を伝えるきっかけができることも、スピード婚につながる理由の一つと考えられます。


恋人と「長い春」にならないためにできること



恋人と「長い春」にならないためにできること

結婚したいけれど、恋人にその気がなく「長い春」になってしまいそうという不安がある場合、どうすれば回避することができるのでしょうか。

交際相手によっては、結婚願望が強くない場合や自分の中で「結婚するにはまだ早い」と勝手に決め付けて、結婚に踏み込めなくなっている場合があります。もし本気で「●年以内に結婚したい!」と感じているならば、思いきって結婚を考えていることを打ち明けてみてはいかがでしょうか?可能であれば、最初の出会いや交際がスタートしたタイミングで切りだすのがおすすめです。

「結婚の話ばかりしたら嫌われるかな?」と考えてしまう人もいるかもしれません。しかし結婚を見据えた出会いを求めているのならば、最初から話し合っておくことはとても大切です。

そして結婚したい思いを伝える場合は、相手の考えにも必ず耳を傾けましょう!「結婚に対してどう思っている?」「結婚への不安があるのなら、どんな部分?」など、しっかり相手と話し合うこと。結婚は一人で決められるものではありません。だからこそお互いの考え方を知るために、コミュニケーションを取ることが重要なのです。

「長い春」は決して悪いことではありません。しかし少しでも不安や疑問を感じている場合は、相手の意思を確認して、ふたりで新しい一歩を踏み出してみてくださいね。


取材・文/高坂晴奈


【監修】
山本のぞみさん
メンタルトレーナー、婚活スタイリスト。自身の恋愛依存や離婚経験をもとに、アラサー女性を専門とした婚活コンサルタントとして2019年より活動開始。婚活で悩む男女数百人の悩みを聞くうち、全ての悩みの根源はメンタルにあると気づいたことから、2022年よりメンタル専門のサポーターとしても活躍中。自己肯定感を上げながら、理想のパートナーに愛される女性を増やす取組みを行っている。
ブログ:https://ameblo.jp/nomalo-n/
Instagram:https://www.instagram.com/nozomi_yamamoto888
Twitter:https://twitter.com/nozomental


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2022/7/28〜2022/7/29
有効回答数:110人(男性)
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)

・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2022/8/1〜2022/8/17
有効回答数:18人(女性)





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