マザコンの特徴とは?彼氏が“重度なマザコン”なのかの見分け方
2010/10/27 11:00
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イケメンで仕事も超デキる彼氏が自慢な友人A子。でもある日、彼のジャケットのボタンが取れかけていたので、つけ直してあげるつもりで「ボタンが取れそうだよ」と教えてあげたところ、「あ、ホントだ。お母さんに直してもらわなきゃ」というビックリ発言が……。前々から「もしかして、マザコン……!?」なんて思っていたけど、本人には全く自覚がなく、「母親と仲がいいだけ」と言うのだとか。確かに、“マザコン”と“親思い”との境目を見極めるのは、難しいところだけど、皆さんは男性のどんな言動から「この人マザコンかも……」と思うのでしょう?
そこで、20〜30代の女性に「『もしかして、この人マザコン!?』と感じたことはありますか?」と聞いてみました。すると、37%の女性が「ある」と回答。一体、どんなところからマザコンだと感じたのでしょうか?
●電話の着信画面に「ママ(ハート)」と出ていたのを発見!(22歳)
●愚痴や文句を装っているけど、話題が母親のことばかり(26歳)
●私の家に来た時、服を脱ぎ散らかしたまま放置していたので、「自宅でも脱ぎっぱなしなの?」と聞いたら、「母さんが片してくれる」と、サラリと言われた……(31歳)
●彼にしか話していないことを、彼ママが知っていた(30歳)
●普段お母さんに反発しているくせに、夕方になるといつも「今晩のおかずって何〜?」とお母さんに電話で聞いていた(26歳)
確かにどれもマザコンを匂わせるエピソードばかり……。彼自身が自覚していないぶん、ふとした時に発するひと言や生活習慣が垣間見られる場面で、「あれ?」と思われる確率が高いようです。
とはいえ、“マザコン”にしろ“親思い”にしろ、母親を大切にしていること自体は、別に悪いことではないですよね。
「世の男性のほとんどは、多かれ少なかれマザコンだと思う」(28歳)なんて意見もあるように、やっぱり“マザコン”の男性って多いものなのでしょうか!?心理学博士の伊東明先生に聞いてみました。
「男性にとって、母親というのは、あらゆる女性の“原型”となる存在です。本人が気づいていなくても、母親は男性にとって大きな存在として、多大な影響を及ぼしているもの。したがって、『ほとんどの男性はマザコンである』という説は、心理学の観点からすると正しいといえます。ただ、『ほとんどの男性はマザコンである』といっても、子どもの頃の母親に対する“甘え”が抜け切らない程度の“軽度のマザコン”が大多数だと思いますよ」
なるほど。“軽度のマザコン”なら、ほとんどの男性が当てはまるみたい。それなら彼が自分を “マザコン”とは自覚していなくても納得かも!
でも、多くの女性が思わず引いてしまうような“重度のマザコン”の男性だとしたら……?しかも、そうとは知らずに結婚してしまったら、何かと大変そうな予感……。では、彼が“重度のマザコン”かどうかを見極めたい時、どこをチェックしたらいいのでしょう?
伊東先生によると、チェックポイントは、以下の3つ!
(1)「母親」や「母」ではなく、「ママ」など“子どもっぽい呼び方”をしていたら、要注意。そういった呼び方は、単に母親の存在が大きいことだけではなく、幼児性が抜け切れていないことも示していると言えます。
また、「ママに相談しなきゃ」「お母さんがこう言ってたから(こうしよう、こうしなきゃ)」といったニュアンスの言動も同様です。
(2)彼の服装や小物、日常生活で使っている物の中に、“母親が買い与えた物・用意した物”が多い場合は、“重度のマザコン”である可能性大。
本人が買った物なのか判断が付きにくい時は、「これって自分で選んだの?」と、さり気なく聞いてみるといいでしょう。“重度のマザコン”の母親は、いつまでたっても息子を小学生のように扱うため、せっせと身の回りの世話を焼いてしまうのです。
(3)自分との予定よりも、母親との予定を優先しがちだったら、要注意。“重度のマザコン”でなければ、少なくとも10回のうち3回くらいは、自分との予定を優先してくれるはずです。
ちなみに伊東先生いわく、「『マザコン』という言葉は男性のプライドをひどく傷つけるので、間違っても彼に『もしかしてマザコン?』とか『まったくマザコンなんだから』といった発言はしないこと。また、単に親思いの優しい性格だったり、母親との仲が良いだけだったりしても、女性側がマザコンに対して過敏になっているせいで、マザコンだと誤解してしまうケースも多い」のだとか。
「この人、マザコンっぽい…」と感じても、決めつけたりせず、まずは3つのチェックポイントを参考にしてみましょう。純粋に“親思い”なだけのステキな彼を逃したら大変ですよ!(玉乃 雫/verb)
【取材協力】
伊東 明さん
(株)東京心理コンサルティング代表。ビジネス心理学および男性・女性心理学を専門とし、企業研修やコンサルティング、メディア出演や雑誌連載などで幅広く活躍中。『男は3語であやつれる』(PHP研究所)、『女が結婚するまでに考えておきたいこと』(大和書房)など、70冊以上の著作がある。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚や男性について」
調査期間/2010/9/22〜9/27
有効回答数/378人(女性)
彼氏が「マザコンかも!?」と感じたエピソード
そこで、20〜30代の女性に「『もしかして、この人マザコン!?』と感じたことはありますか?」と聞いてみました。すると、37%の女性が「ある」と回答。一体、どんなところからマザコンだと感じたのでしょうか?
●電話の着信画面に「ママ(ハート)」と出ていたのを発見!(22歳)
●愚痴や文句を装っているけど、話題が母親のことばかり(26歳)
●私の家に来た時、服を脱ぎ散らかしたまま放置していたので、「自宅でも脱ぎっぱなしなの?」と聞いたら、「母さんが片してくれる」と、サラリと言われた……(31歳)
●彼にしか話していないことを、彼ママが知っていた(30歳)
●普段お母さんに反発しているくせに、夕方になるといつも「今晩のおかずって何〜?」とお母さんに電話で聞いていた(26歳)
確かにどれもマザコンを匂わせるエピソードばかり……。彼自身が自覚していないぶん、ふとした時に発するひと言や生活習慣が垣間見られる場面で、「あれ?」と思われる確率が高いようです。
マザコンとは?心理学博士にインタビュー!
とはいえ、“マザコン”にしろ“親思い”にしろ、母親を大切にしていること自体は、別に悪いことではないですよね。
「世の男性のほとんどは、多かれ少なかれマザコンだと思う」(28歳)なんて意見もあるように、やっぱり“マザコン”の男性って多いものなのでしょうか!?心理学博士の伊東明先生に聞いてみました。
「男性にとって、母親というのは、あらゆる女性の“原型”となる存在です。本人が気づいていなくても、母親は男性にとって大きな存在として、多大な影響を及ぼしているもの。したがって、『ほとんどの男性はマザコンである』という説は、心理学の観点からすると正しいといえます。ただ、『ほとんどの男性はマザコンである』といっても、子どもの頃の母親に対する“甘え”が抜け切らない程度の“軽度のマザコン”が大多数だと思いますよ」
なるほど。“軽度のマザコン”なら、ほとんどの男性が当てはまるみたい。それなら彼が自分を “マザコン”とは自覚していなくても納得かも!
でも、多くの女性が思わず引いてしまうような“重度のマザコン”の男性だとしたら……?しかも、そうとは知らずに結婚してしまったら、何かと大変そうな予感……。では、彼が“重度のマザコン”かどうかを見極めたい時、どこをチェックしたらいいのでしょう?
“マザコン度”を見極めるためのチェックポイント
伊東先生によると、チェックポイントは、以下の3つ!
(1)「母親」や「母」ではなく、「ママ」など“子どもっぽい呼び方”をしていたら、要注意。そういった呼び方は、単に母親の存在が大きいことだけではなく、幼児性が抜け切れていないことも示していると言えます。
また、「ママに相談しなきゃ」「お母さんがこう言ってたから(こうしよう、こうしなきゃ)」といったニュアンスの言動も同様です。
(2)彼の服装や小物、日常生活で使っている物の中に、“母親が買い与えた物・用意した物”が多い場合は、“重度のマザコン”である可能性大。
本人が買った物なのか判断が付きにくい時は、「これって自分で選んだの?」と、さり気なく聞いてみるといいでしょう。“重度のマザコン”の母親は、いつまでたっても息子を小学生のように扱うため、せっせと身の回りの世話を焼いてしまうのです。
(3)自分との予定よりも、母親との予定を優先しがちだったら、要注意。“重度のマザコン”でなければ、少なくとも10回のうち3回くらいは、自分との予定を優先してくれるはずです。
ちなみに伊東先生いわく、「『マザコン』という言葉は男性のプライドをひどく傷つけるので、間違っても彼に『もしかしてマザコン?』とか『まったくマザコンなんだから』といった発言はしないこと。また、単に親思いの優しい性格だったり、母親との仲が良いだけだったりしても、女性側がマザコンに対して過敏になっているせいで、マザコンだと誤解してしまうケースも多い」のだとか。
「この人、マザコンっぽい…」と感じても、決めつけたりせず、まずは3つのチェックポイントを参考にしてみましょう。純粋に“親思い”なだけのステキな彼を逃したら大変ですよ!(玉乃 雫/verb)
【取材協力】
伊東 明さん
(株)東京心理コンサルティング代表。ビジネス心理学および男性・女性心理学を専門とし、企業研修やコンサルティング、メディア出演や雑誌連載などで幅広く活躍中。『男は3語であやつれる』(PHP研究所)、『女が結婚するまでに考えておきたいこと』(大和書房)など、70冊以上の著作がある。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚や男性について」
調査期間/2010/9/22〜9/27
有効回答数/378人(女性)